以前こちらの掲示板で皆さんに助けていただいた、ひだまりです。
その節は大変お世話になりました。
この度、無事にイタリア旅行を終えてもどってきましたので、お礼を兼ねてご報告させていただきます。
これから旅をする方の参考になれば幸いです。
今回の旅行日程は、7泊9日。参加者は私、79歳の父、76歳の母、そして私の次女18歳の4名。
利用航空会社はKLM、成田→ローマ、ヴェネツィア→成田でした。
さて、高齢の両親は前日に九州より上京し、都内のお店で東京在住の子供と孫達の総勢12名で壮行会を行ないました。
実は全員が一堂に会するのはこれが初めてで、母親はここで既に感激の涙でありました。その日は東京駅近くに私と娘も一緒に宿泊しました。
そしていよいよ出発の日。
実は2日前に緊張のあまりか?熱を出して寝込んでしまった私でしたが、なんとか時間通りにリムジンバスに乗車。成田に向けて出発しました。まさか、のっけから忘れ物をするとは思いもせずに。。。
成田で両替、搭乗手続き、出国審査まですべて済ませ、いよいよ搭乗という瞬間になって、母親が「あら、帽子を忘れた!」と一言。そういえば確かに前夜ホテルの部屋のテレビの横に置いてあったのを見たっけ・・・
母親が部屋のクローゼットの上の棚に置いたらしく、そこは私も父親も部屋を出るとき確認しなかったので、咄嗟に姉に電話していました。
よく考えたら、ホテルに直接電話すればよかったんですけどね。まあ、日本でよかった、と自らをなぐさめました。
さて、飛行機の中は結構混んでいました。
両親を隣り合わせにしましたが、楽しそうにおしゃべりしてて、1回目の食事が終わって暗くなってもあまり寝られない様子でした。
機体が古いタイプで、パーソナルモニターがなかったのが残念でした。
アムステルダムではシェンゲン加盟国への入国審査(イタリアもここで済ませる)で、母親がふらりと隣の列に移ってしまって離れてしまい、ちょっとヒヤヒヤしましたが、なんとか無事にクリアしました。
この「行き先も知らないのに人の流れになんとなくついて行く」という母親の習性には、この後も大いにひやひやさせられました~。
アムステルダムからローマまでは、定刻より早く到着。ただ、風邪のせいで鼻の詰まっていた私は、高度を下げ始めた時から耳がつ~んとして、いくらつばを飲み込んでも通らず、大変な苦しみでした。あんなに耳が痛かったのは初めてでした。
ローマの空港でホテルからの送迎サービスの車に乗った時には、心底ほっとしました。
ホテルはスペイン広場近くの「ホテル・モーツァルト」。
なかなかいいところでした。
部屋は広くてきれい、お風呂もぴかぴかでした。部屋にポットがあって、いつでもお茶が飲めるのがとってもうれしかったです。イタリアではポットが置いてあるホテルは少ないんです。(続く)