タクシン首相の退陣求め、数万人が首相府へデモ
首相は同日朝、「不測の事態があれば非常事態を宣言する」。
壊滅的打撃を受けたタイ経済を建て直し、盤石と思われたタクシン政権
ですが、今年になって急に不安定にありました。
これまでも、軍が動き出すような気配もあったのですが、今のところ、
そこまでは行っていません。
不思議なのは、鳥類だけの感染に留まっているインフルエンザや、学生
の抗議活動、また大規模爆破事件や、大災害では、「治安は大丈夫か?」
とか、「行くべきか?」とか質問する人が出てきますが、タイに関しては
不安がる人は誰も居ません。そもそも南部は、政権が掌握しきれていない
地域があるので、昔から危険だったはずです。これに関しても、誰も質問
した例がないような気がします。
タイに行くような人は、他人に頼らず、ある程度の危機管理ができると
いう理由も成り立たないような気がします。少なくとも投稿内容を見ると。
何故、欧米や隣国に関しては騒ぐのに、タイやフィリピンに関しては静観
していられるのか、不思議です。
上の「非常事態」になった場合は大変なことになります。決して、英語で、
「今、非常事態です。夜間の外出はしないように」とか「あの地区は危険
なので、近寄るな。」とは言ってくれません。タイ語がわからないととても
危険だと思います。歩いていたら、突然封鎖され、何処に行けば良いかも
わからなくなる。このような事態もないとも言い切れません。
少なくとも、スハルト末期のインドネシアとは違うのですが、
何故、脳天気で居られるのか、答えをお持ちでしょうか?