レポート

2月の北京に0歳(11ヶ月)児を連れて行って来ました♪その2

公開日 : 2006年02月28日
最終更新 :

うちの息子は11ヶ月にして12キロ級。抱っこはつらいとベビーカーを持参しましたが、現地ではベビーカーをほとんど見かけませんでした。たまに見かけるのは欧米からの観光客のベビーのみ。ひとりっこ政策でベビーが少ないのか、または寒い中ベビーを連れまわす習慣がないのかと思いますが、実感したのが、道や交通がベビーカーに適していないということです。道は段差が多いし、歩道を街路樹が大きく占めていたり、たくさん走っている車の合間を渡るのが当たり前の場所があったり。結局我が家では日本から持参した抱っこ紐を活用しました。この抱っこ紐も現地では珍しいらしく、結構注目されていたように感じました。主人が抱っこ紐で抱っこしている姿はなおのこと人々の目を引いたようです。(でも主人はこの姿で万里の長城にも登りました!)また、中国ではタクシーがとても安くて、日本のバスと同じくらい気軽に利用できるので、移動にタクシーを利用するためにも抱っこの方が便利でした。

タクシー利用の際に気をつけたいのが、目的地の伝え方です。ホテルや観光地など、英語名を伝えてもドライバーに伝わらないことのなんと多いことか。英語については一流ホテルと外人慣れした一部のおみやげ物屋やレストラン以外はまず通じないと思ったほうがいいです。日本よりもはるかに通じないと思います。また、北京市内にはホテルがとても多く、似たような名前のホテルもあるので、漢字名をみせても万全ではありません。紙に目的地名と住所を中国漢字で書いて準備しておくことをおすすめします。滞在先ホテルのカードをもらって携帯しておくとホテルに戻るときに便利です。

今回の中国渡航で総じて感じたのは、赤ちゃんの少ない北京ではベビーは一躍スターですね。レストランでもお店でも女性店員はみんな息子にアイヨ~クゥアイ♪(あらぁ可愛い♪といった訳になるでしょうか)と言って近寄ってきて、あやしたり抱っこしたり。いろいろ気に掛けてくれて、お菓子をくれたり、あたたかい店内でオムツ替えをさせてもらったり、とてもありがたかったです。北海公園を散策していれば、おばあさんがなにやら中国語でまくし立てながら血相を変えて近寄ってきて、どうやら息子の手がブランケットから出ているのに気がついたらしく、手を中にしまってくれたり。日本人に対する中国人のネガティブな感情を私達は現地でどのように感じることになるのかと心配していましたが、息子のお陰で日本で受けることの少なくなった温情を受けることができた思いで、とても感謝することの多い渡航となりました。





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