Re: スペインに行く前に読む本&DVDは?/地方によりますが、 カタルーニャなら、 『バルセロナ、秘数3』中沢新一、中公文庫 バルセロナとモンセラートへ行くならおすすめ。 『バルセロナの厨房から』高森敏明 グルメ文庫 わりと新しい本です。スペイン料理の基礎知識、バルセロナ時代の修業の話など。 ガウディ、ピカソ、ミロ、ダリに関する本もいいかも。 マドリード、アンダルシア、アラゴン方面へ行くなら、 『スペイン女王イサベル―その栄光と悲劇』小西章子、朝日文庫 『女王フアナ』ホセ・ルイス オライソラ著、宮崎真紀・訳、角川文庫 イサベル女王の娘。 これは映画があって日本でもDVDが出ているようです。 フラメンコとヒターノ、スペイン暮らし(マドリー、アンダルシア)なら堀越千秋氏の各エッセイも面白いです。 あっ、それと、メリメ作『カルメン』を読んでおくと、グアダルキビール川を見たときに「これがあの川か~」と思うかもしれません。 カトリック両王(イサベルとフェルナンド)、王家の話はある程度知っておくほうが史跡や美術鑑賞には便利です。 マドリードのプラド美術館やグラナダ(縁の地)へ行くなら必須。 スペイン内戦、フランコ将軍の独裁政権時代のことも多少齧っておくと興味深いと思います。 私もそれほど知らないのですが、まだつい30年前のことなんですね。
Re^2: スペインに行く前に読む本&DVDは?/地方によりますが、 なるほど!!!! 皆さん、どうもありがとうございます。 GWまでに出来る限りAmazonで取り寄せて買って読みたいと思います ドンキホーテしか思いつかなかったけれど、ここで質問してみて良かったです!!
つけたし そうそう、 もしキリスト教美術が展示されている美術館へいらっしゃるなら、キリスト教(キリスト教美術)についてもチェックしておいたほうが理解が深まるかも。 まあ、知らなくても見れば「受胎告知」「聖家族」「磔刑図」「ピエタ」(イエスが死んで悲しんでいるマリアの図)ぐらいは分かりますが! 個人的に印象深かったのはグラナダ大聖堂で見たInmaculata(インマクラータ/無原罪の御宿り)のマリアの絵と、プラドのエル・グレコ「受胎告知」(Anunsiacion/アヌンシアシオン)など。 「無原罪の御宿り」は聖母マリアが月を足で踏んでいるのが定まった構図なのですが、月の中に天使の顔が描いてあると、子供を3人踏みつけているようにしか見えない・・・・(すみません、異教徒なもので)