興味深いコメントありがとうございます

Clioさんも、この本を拝読されてましたか。目の付け所が、さすがです。
映画は、2時間30分もありましたが、あっと言う間でした。枝番1に書いた通り、面白かったですよ。最も、レイトショーでは、「フライトプラン」の方が人気があったみたいですが、同行の家族が、会社の上役が飛行機で「フライトプラン」を見たらしく、話興じてネタバラしちゃたらしいです。そういう所、配慮しない人って、人間のクズですよね。

>有名なキリストの受難劇がありますが、これをヒトラーが礼賛、ユダヤ人迫害に利用した経緯がある由。

ヒトラーってのは、自国民の優位性と他民族への嫌悪感を抱かせるためなら、いろんな事考えたんですね。単に、いやなヤツじゃないですか。以下、別トピで書いたものですが(第二パラグラフ参照)、

http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/id/78243/-/parent_contribution_id/78020/

日本人が大好きな血液型占い、ヒトラーがアジア人劣等意識をドイツ国民に植え付けるためのプロパガンダとして作られ、これによる広く大衆にABO式の認識が広まったらしいです。なお、話はウソです。なんか、毎朝ここ10年位、テレビで垂れ流される根拠ない血液型占い、もうウザい、やめてって感じです。

>在外ユダヤ人は、むしろ大切な資金源であることではないでしょうか。

そう、だから、元々、イスラエル国なんか、ユダヤ人には、必要なかったってことですよね。
他人(イギリス人)から、よけいなおせっかいで、あっせんされた田舎の家の隣に、騒音オバサンが前から住んでいて、毎日、布団を叩きと爆音ラジオの嫌がらせで、静かに住めない。親も騒音オバサンと日々戦って、この前は裁判までやった。ネット株トレードで3億儲けた息子は、そんな家に係わるのが嫌で、とっとと六本木ヒルズに引っ越し、都会生活をエンジョイ。田舎の家に残されたのは、老齢の親ばかり、って図式ですよね。

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1件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    06/02/22 15:47

    Re:書くのが遅かったので、何だかかぶってしまいましたね。

    映画は、なかなかよくできているみたいですね。
    時間があれば見に行ってみようかしら。

    ところで、一般に、民族でも文明でも、あるものを≪優れている≫と言おうとすれば、一番手っ取り早いのは、別のものを≪劣っている≫として、相対的比較から優位性を導くことですよね。
    ヒトラーは、最も単純で最も効果的な手を使ったということでしょう。
    ミュンヘンあたりで、市民が熱狂的に手を振って彼を支持していた様子を撮ったフィルムを先日見たばかり。市民にとっては、甘い蜜だったんでしょうね......。第一次大戦の敗北後自信を失っていたときに。


    ところで、ABO式血液型の占い、よくぞ言ってくださいました!
    ほんとにあれってどうしようもない、といつもひとり腹を立てています。
    けっこう分別のありそうな知人でも、話半分だにしても平気で座興のつもりで持ち出すのには驚きます。
    時折、抗議運動とかもあるようなのですけれど、効果はないようですね。


    パレスチナ問題は本当に難しいです。
    いつでしたか、さる学者の方が、「≪民族≫問題など、存在しない。あるのは経済問題であり、社会問題なのだ」と言ってらしたのを読みましたが、そうかもしれませんね。これは、おそらく宗教対立についても言えるのでは?
    実は、パレスチナ人の考えの基調がわかるかと思って、サイード氏の『オリエンタリズム』を読みかけたのですが、頓挫しちゃってます。なかなか彼の思考回路にうまく波長を合わせることができません。

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    社会支配と宗教

    Clioさんって、視野が偏る事なく、何言っても多岐に渡って認識が高いので、ほんと感心しちゃいます。私の趣旨をいつもブレなく理解してくださり語り甲斐を感じます。

    昨年、血液型性格占い特番を、あちこちの民放が帯でやりはじめた時、さすがに、国のどこかの機関が「あれは根拠ないデマ話、小学生レベルでは差別感を助長するので、テレビ放映はやめるべし」のお達しがでました。ただ、それは1日新聞で取り上げられただけで、朝の小出しコーナーでは焼け石に水です。5年ぐらいまえに、占いやめろの抗議電話いれたことがあるのですが、どうも、あれをやるやらないでは、視聴率が違うらしく(ホントかな)。要するに、占い情報を心の糧に日々生きてるって、自分に自身がもてない主婦が増えてる証拠って事かな。

    >≪民族≫問題など、存在しない。あるのは経済問題であり、社会問題なのだ」

    そうですね。
    結局、宗教は人を善行や天国に導くのが目的じゃなく、本来の意味でいうカリスマが、現行社会と大衆を、簡単に支配するツールにすぎませんから、宗教紛争は、いわば宗教ネタを利用したわかりやすい権力闘争ですね。カリスマが率いるのが、軍(イデオロギー)か、宗教か、経済エンティティか、の違いで、どれをチョイスしようが、結果は同じ。またはカリスマ自身が誰であるか、の違いかな。祭祀は、おまけのサービス商品にすぎず、亡くなった本人の為というより、残された人間を後悔させない満足感を与えたり、精神ケアの効果=自分達への求心力を養う、という方が本筋だと思います。

    日本人が、(「今の若者は~」というミクロな変化はあるが)強い独自性と、社会的整然性を保ってこられたのは、島国だった事、天皇制が脈々と継続されてきた事なんかあるだろうけど、狂信的な宗教に、一時たりとも支配される事がなかったのが、一番ラッキーだったと思います。
    中国には、数多の少数民族毎に、それぞれ全体からすれば困った宗教習慣が存在する傾向あり、彼等が数のパワーをもつと国の安定が揺らぐとの認識から(それはそうだとおもう)これを排除しようと、中央が公には宗教禁止の形で強権で弾圧してる形になってるけど、最も、現状だって、党という名の最大派宗教支配の国みたいなものですかね。派生しますが、科学と言う名の宗教、と科学を捉える人もいるようです。