ユダヤ人の定義は難しいのですよね バイオロジカルな意味でのユダヤ人という人種は存在しないというのは、聞いています。ユダヤとはユダヤ教を信奉する人全般を言う、というのは、イザヤベンダソンでしたっけ?andrewさんが下で触れられたアシュケナージの他、おっしゃるアラブ系の初めて聞くような人種一派だったり、スペインでジプシーやってるのも、ユダヤ系一派だと聞いたことがありますが、これは名前は失念しましたが、実態は、カタカナ2文字程度の少数民族ですよね。厳密に考えると、ユダヤ人って何なのか、なんだか訳がわからないです。ただ、何千年も前から流浪の民と言われているから、その古い時点で、ある一つの共通点を共有する一大集団が既に形成されていたのですよね?それは、人種が混血したのか、宗教だけを共有していたのか、何なのでしょう。その意味では、同じ土地が聖地と定義するパレスチナも実態はユダヤとは古くは共通だったのではないでしょうか?と、思ったり。 ユダヤ人が金貸しをやって嫌われたのではなく、既に差別で職業選択の自由が奪われたから、金貸しをはじめとするニッチ産業を興したのですよ。マイノリティが、発言力が弱いというのならわかりますが、マイノリティだという理由が、嫌われる決定打にはならないとおもうのですが。中国に比べれば、まだまだ短い欧州の歴史でも、いろいろな少数民族が滅んでますし、ユダヤ人がマイノリティとすれば、マイノリティの中でも多数派の方ではないでしょうか? 芸術面での活躍についてですが、「多い」という感覚こそ、各人の個別的主観に寄る部分が多い言葉であり、実際、統計調査するにも、そもそも母集団を数える事が不可能なので、おっしゃる人口比率的な統計値などは、算出不可能じゃないかなと思います。私のツボにはまる芸術家(音楽美術)を辿ってみると、意外にユダヤ系の事がおおいので、私の中では「多い」というフィーリングになります。
Re: ユダヤ人の定義は難しいのですよね こんにちは、doubletreeさん。 またまた失礼します。 >ユダヤ人って何なのか、なんだか訳がわからないです。 そうですね。「ユダヤ教を信奉する人」という定義にしても、 元ユダヤ教徒でキリスト教に改宗した人や、フロイトみたいな 無神論者もユダヤ人としてカウントされる場合もありますしね。 まぁ、マクロ的な議論をするときはレアケースは除いてもいいの かも知れませんが。 >ユダヤ人が金貸しをやって嫌われたのではなく・・・ >既に差別で職業選択の自由が奪われたから、金貸しをはじめ >とするニッチ産業を興したのですよ。 誤解を与える表現ですみません。 私が言いたかったのは、差別の起源ではなく、差別の理由です。 で金貸しをやって嫌われた・・・というのは、もちろん私が編み 出した理論ではなく(そこまでの知識も能力はありません)、 こう主張する人が多い、ということです。 マイノリティという表現に関しては曖昧過ぎましたが、宗教で あったり、コミュニティであったり、生活様式であったり・・・ マジョリティ(これも時にはマイノリティの集合体かもしれません) とはどうしても相容れない部分が多数あると思うのです。 これら個別の要素が複合した結果に差別が生まれたと思います。 相変わらず曖昧な表現ですが(笑)。 >各人の個別的主観に寄る部分が多い・・・ 第二次世界大戦時のヨーロッパでユダヤ人口の割合は5~6%という 記憶があり、ユダヤ系の著名人一人に対して、ユダヤ系以外の著名人 20人ぐらいは挙げられるかな、といった感覚から発したものです。 数字の出典も不明で信憑性も?のところがあり、私の発言もあくまで 主観的なフィーリングです。 統計学的にはすべての母集団をサンプリングする必要はありませんが、 むしろ問題は著名人という定性的な事象をどういった手法で定量化 するのか、とう点でしょうね。 あと、まったくの余談で、しかも私の”フィーリング”なのですが、 「ユダヤ人が3人集まっても、1人のアルメニア人には適わない」と いう格言(?)にはどうしても納得いきません。
その格言の意図する所とは? >むしろ問題は著名人という定性的な事象をどういった手法で定量化 するのか、とう点でしょうね。 そうそう、詳細に書くとすればそういう事です。 >「ユダヤ人が3人集まっても、1人のアルメニア人には適わない」と それって、初めて聞く格言ですね。 ぱっとイメージすると、ユダヤ人3馬力で、アルメニア人1人分、すなわち、アルメニア人って、とてもあくどいとか、けちくさいとか、そういう意味でしょうか?そもそも、アルメニア人ってどこの人?アルメニア共和国でしょうか?・・・と、ここでググってみたら、その共和国だとすれば、旧ソ連内の小国みたいですね。昔は、通商で栄えていた国だったのだろうか?あー、シルクロード関連でしょうかね?