東南アジア・東アジアで順位をつければ・・・ 文化遺産ではアンコール遺跡、自然遺産では九賽溝・黄龍が見応えNo.1だと思う。 東南アジアの自然で絶景と呼べるものはなく、文化遺産でアンコールを超えるものはない。 ジャワのブロモ山も噴火で山頂が吹っ飛んでしまい、かつての景観は崩れた。 遺跡ではボロブドゥールやバガン(ミャンマー)があるが、遺跡好きでなければあえて薦めない。 アンコールならば遺跡に興味がないものでもある程度は感動するだろう。 草食系ならラオスや北タイがほっこりして好まれるが、インパクトのる見所はない。 ベトナムはほぼ観光資源がなく、放浪パッカーでないと退屈する。 マレーシアは都市周りはつまらない。海中や高地は面白いのでダイバーやトレッカーにはよい。 タイは・・・・だらだら沈没派向け。大した観光スポットはない。 離島人気だが、観光化が激しい。 バリ島は・・・・田園歩きがいいが、絶景とまでは行かない。 南アジアまで範囲を広げれば、インド、ネパール、パキスタンの卓越した 見所は多数あるが往復1週間以内では苦しいし、やはり時期が悪すぎる。 平地は酷暑で避けたいし、ヒマラヤ周辺などの高地は天候が安定していない。 チベット青蔵鉄道に乗って絶景を見るのもいいが、1週間では無理。 1箇所で自信を持って薦めるとしたら、九賽溝・黄龍になる。 「黄龍は5月は積雪で行けないので取り消し」と言っている輩がいるが、大嘘。 本来は水量が豊富になる夏、紅葉が映える秋がベストだが、この時期でも鑑賞に支障はない。 天候がやや不順で、山の天気は運にも左右されるがまだ行ってないなら是非行くべき。 自然景観が好きならなおさらだ。 九賽溝の街に滞在して両方見られる。 今は中国東方航空が上海から直行便を飛ばしているので、成都に立ち寄る必要がなく 1週間で十分行って帰ってこられる。