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14/03/08 21:48

関係各国が懸命の捜索

関係各国は南シナ海(South China Sea)を中心に懸命の捜索を行っている。ベトナム国防省は捜索活動を開始したほか、マレーシアの海上保安当局は固定翼機1機、ヘリコプター2機、船舶4隻を出した。
フィリピンは巡視船3隻と偵察機を派遣。シンガポールは空軍のC130輸送機に空から捜索に当たらせている。中国は同機が消息を絶った海域に監視船を向かわせた。これらの国々が連携して捜索に当たっているのかは明らかになっていない。
死者が出る事故と確認されればボーイング777型機としては、2013年7月に米サンフランシスコ(San Francisco)で着陸に失敗し、3人が死亡した韓国のアシアナ航空(Asiana Airlines)機事故に続き2件目となる。
マレーシア航空は安全性が高いことで知られている。1977年にハイジャックされた旅客機がマレーシア南部に墜落して乗客93人と乗員7人が死亡したのが同社としてはこれまでで最悪の事故だった。
MH370便のパイロットは1981年からマレーシア航空でパイロットとして勤務していた。消息を絶った機体は11年以上前に製造されたものだった。

マレーシア航空は近年、マレーシアに拠点を置き急成長しているエアアジア(AirAsia)などの航空会社との競争で厳しい経営状況に陥っており、事故が起きれば大きな打撃を受けるのは必至だ。専門家たちは、経営の悪さに加え政府の介入、改革に抵抗する労働組合などを経営難の理由に挙げている。【翻訳編集】 AFPBB News

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