以前にこちらのQ&Aでヴェネツィアの宗教団体宿泊施設についておたずねした者です。その節は多くの方からレスを頂き、有難うございました。今回、カウントダウンなので、宗教団体施設だと門限があることに気づき、民間(?)の宿に泊まりました。
以下、つたないですが簡単な旅行記です。最初と最後にハプニングもありましたが、それも含めていい思い出です。
12/29(木)21:55成田発パリへ
12/30(金) 4:35パリ着 7:25パリ発ヴェネツィア着9:10
空港からの市バスは「歩き方」では1ユーロと書いてありますが、2ユーロに値上がりしていました。
ヤフーイタリアで検索して予約していたB&Bに向かいますが、ドアホンを押しても留守。B&B何と予約がない、とのこと。ウッカリ者の私は予約確認メールを忘れてきたため、弱い立場・・。トホホ。「でも今夜だけは空いているから明日は別のを探しますか?」とマダムと話していたら、バールの主人が「すぐ近くにホテルがあるから一緒に言って聞いてみよう」と優しいお言葉。そこはきれいな三ツ星ホテル。しかし、明日の空き室は200ユーロのスイートのみだという。心の中で「高いけど三ツ星だしスイートだし大晦日でこの値段ならいいか」とブツブツ計算して、予約。
そして何かの縁だから今夜だけでもB&Bに泊めて頂く。早速案内されたお部屋はヴェネツィアらしいインテリが素敵でした。何よりも住んでいるかのような滞在ができるからB&B大好き!
マダムは歩けない距離ではないと言うので、B&Bから歩いてサンマルコ広場へ。途中、映画「旅情」の舞台になったサンバルナバ広場やアカデミア橋も通る。天気予報では曇りでしたが、外れて見事な晴天。青空に輝くサンマルコ寺院が印象的です。そこからフェリーチェ劇場まで足を伸ばし、有名なバーカロ「ヴィーノヴィーノ」でお昼。おいしいが、有名店のせいか従業員の愛想はなかった。その後、鐘楼に登り、ヴェネツィアの町を上から眺めました。
いったん宿に戻ってシエスタし、夜は2002年の「Rるぶ」に載っていた
魅力的な「オステリア・ビバルディ」へ行ってみる。リアルト橋から歩いて行くが、途中、昔の本に載っているからつぶれていたらどうしよう、と不安になりつつたどり着いたらつぶれるどころか大繁盛!丁度2人連れの先客が帰ったばかりでうまく入れましたが、あとは満席。料理もおいしく、オーナーはじめ給仕の方も陽気、お客さんも陽気!いいお店でした。サービスで出てくるつけだしもおいしかった!
こうしてヴェネツィアでの長い1日が終わりました。