世の中何があるかわからない 遊びでLAに行っていて、 重要な仕事に穴を空ける危険性が あるのなら、前日に戻っているでしょう。 ”飛行機が遅れました。申しわけありません” で済むのか否か。これで席を(=職を)失う可能性があるのなら、 止めるべきです。 海外では遅延があるという訳ではなく、線路の上を走れない 航空機の場合は、安全最優先のために、遅れることや欠航は あり得ます。余程のことがない限り、遅れや運休のない新幹線とは 本質的に異なるのです。 9月なら台風が近づく、または直撃したとしましょう。 または、出発間際に不良箇所が見つかり急遽修理したとします。 前者は欠航やダイバード、後者は数時間の遅れになります。 直前まで全く問題なく、いざ乗ろうとしたら、 ”使用予定の機材が落雷を受け、使えなくなってしまいました” と言われたことがあります。早めにラウンジに入っていたため、 事故には全く気がつかなかったのですが、当然、出発が10時間近く 遅れ、玉突き的に、その後(到着先から乗る予定の飛行機)も遅さ せざるを得ず、さらに追い打ちを掛けるように、天候不順で、ほとんど 全てのフライトが遅れや運休という経験もあります。 機材不良が連続したこともあります。 ですから、最悪一日遅れても構わないと言うスタンスで行くか、 いざとなったらノーマルを買ってでも戻る覚悟が必要です。 遊びで行く場合で、あとに組織や客に多大な迷惑を掛ける 可能性があるのなら。 ただし、日常茶飯事ということは、当該エアラインも含め、まともな 商業フライトをしている会社ならあり得ません。 羽田の長距離便は、国内線の足かせをならないことを前提に、ひっそりと? (混雑を避けて)飛んでいます。 UA 9721 LAX 0110 HND 0500* もし機材故障などで大幅遅延が予想されるのなら、 急遽、 DL 635 LAX 0110 HND 0455* を購入して(もともとノーマルなら書き換えだけで済む話し) 帰国するという方法もあります。 隙間を通すようなスケジュールなので、羽田はこれだけです。 成田だと、 AA 169 LAX 1200 NRT 1550* NH 5 LAX 1235 NRT 1625* 話しになりませんね。 ですから、天候以外の機材不良や機長の寝坊などを除き、DL 635で戻るという 道は残されていますが、天候等では不可能。 飛行機の時刻はあくまで目安です。 安全を無視し、定刻や遅延を回避しよとして大事故になった例は、 日本人が遭遇した事件では、シベリア上空のKE撃破でしょう。