レポート

帰国報告:必殺徒歩団、大雪のトスカーナを行く

公開日 : 2006年01月03日
最終更新 :
退会ユーザ @*******

 昨日、フィレンツェから帰国しました。

 雨に打たれ、吹雪に逆らい、新雪を踏んで、必殺徒歩団は、フィレンツェを、シエナを、ピサを、ルッカを、歩いて、歩いて、歩き回って参りました。

 出発前は、たくさんの情報・アドバイス、ありがとうございました。このご恩は、今後、掲示板に出される質問にお答えする形で、お返しして行きたいと存じます。

 ここでは、いくつか立てたトピックに関することのみ、少々、ご報告致します。


☆クリスマスのミサには、出席しませんでした。

 非信者のミサ出席については、いろいろなご意見を頂きましたが、結局、出席しませんでした。
 高尚な理由ではありません。夕刻のミサに出席しようと思いながら、3時頃一旦ホテルに戻ってベットに横になったのが運の尽き。寝過ごしてしまいました・・・。
 それでも、ミケランジェロ広場に登った際、近くの二つのアル・モンテ教会がちょうど昼のミサの最中で、聖歌なども聞け、クリスマスミサの雰囲気を味わうことはできました。


☆ウッフィツィ美術館の予約は、使いませんでした。

 電話がなかなか繋がらず、大騒ぎをしてやっと取った予約番号でしたが、予約時間より早めの8時半頃行くと、まだ20人程度しか並んでいなかったので、そのまま5分ほど待って入場してしまいました。
 もっとも、まもなく列が伸び始め、終日、数百人の行列でしたし、翌日の同時刻ころには、すでに長い列ができていましたから、観光客の少ない冬とはいえ、年末年始の時期は予約必須と思います。

 なお、ブランカッチ礼拝堂は、一応人数は数えていましたが、団体でない限り予約は要らない雰囲気でした。
 少々行きにくい場所ですが、美しいフレスコ画を間近に鑑賞できて、お勧めです。


☆塔には、登りませんでした。

 実は、出発前から少々膝が痛かったのですが、徒歩行を続けるうちに症状悪化。とても、塔を登る状態ではありませんでした。
 情けないことに、必殺徒歩団は、「しっつうとほほ団」でもあったのです。

 それでも、シエナのドゥオーモ付属美術館屋上には上ってきました。
 ここは、螺旋階段は最後の部分だけなので行きやすく、眺めはかなりのもので、お勧めです。panoramaの表示に従えばたどり着けます。


 鉄道に関しては、別にトピを立ててご報告します。


 アリタリアさんは、悪くありませんでしたが、それでも、出発当日、まずカウンターに「ローマ便欠航」の表示でどきっとさせてくれ(こちらはミラノ便)、最終日は、濃霧のためフィレンツェ空港閉鎖で、さんざん待たされてからピサ空港に移送、乗り継ぎのミラノ空港を走りましたが、なんとか帰国できて良かったです。

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7件のコメント

  • えっ、雪???

    ららさらまさん~、おかえんなさ~い!!

    ダンナさんとロマンチックなフィレンツェ、楽しんでいらしたことでしょうね~

    ワタシも上海から2日に帰ってきましたが、
    その後は疲れが出て寝正月・・・
    さっきは「最後の晩餐」の予約電話をかけてみましたが
    テープ音のあと、「英語なら2番を押してください」とか言われた気がしたので
    プッシュするとしばしして、女の人が出ました。
    8日に行きたかったのですが、チケットは売り切れとのことで残念!!

    もっと詳しいレポート楽しみにしていますよ~
    とくに食べ物とか・・・やはりチープな食べ物は好きです☆

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    退会ユーザ @*******
    06/01/05 10:12

    おめでとう・おかえりなさい・いってらしゃい

     そう、20年ぶりの大雪だったの。
     少しは晴れ間もあったけれど。毎日傘は手放せない日々。でも、大降りはないし、雨の日はかえって暖かいんだけど、覚悟していたとはいえ、旅に良い季節ではないですね。

     上海の疲れは取れましたか。
     若いからって、無理しちゃだめですよ。
     遊びに行って疲れて病気しても、同情してもらえないぞ。

     食べ物ねえ。

     いやあ、事前調査では「感動した」という表現をよく見たので期待して行ったのですが、感動まではしなかったなあ。
     もちろん、それなりにおいしいものはあったけれど・・・。
     期待が大きすぎたのかしら。

     亭主には、普段食べる私の料理がおいしすぎるのがいけないのね、と洗脳に利用しています。

  • 退会ユーザ @*******
    06/01/04 06:25

    かち→とほほ残念!

     そこに塔が有っても登れなかったのは残念でした。
    しかし,再び行く理由が出来,良かったのでは(笑)
    お膝を直し,再挑戦を!
      

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    退会ユーザ @*******
    06/01/04 09:56

    見上げた塔、ベストスリー

     CosiCosiさん、応援ありがとうございます。

     山歩きの趣味が長かったので、実は内心、塔には自信があったのですが、残念でした。

     そうですね、雪の影響で、塔の本場、サンジミニャーノは町自体カットしてしまいましたし、また今度と言うことに致しましょう。

     見上げた塔の中で特に心が残ったのは、

    1、頭の木が楽しいルッカのグィジーニの塔
    2、塔ではないけれど、天井のフレスコ画を近くで見たかったフィレンツェのクーポラ
    3、塔といえば何と言ってもピサの斜塔

    でしょうか。
     これは登れませんが、シエナのドゥオーモの塔も、白と緑の大理石がきれいでした。

  • あら、こっちにもあった

    鉄道の方に書き込みをし、さらに下に~と来たらこちらにも
    あったのですね。

    そっか~、塔は登らなかったのか~。次回はあったかい時期に、
    そしてヒザに良いと言うサプリも持参で行って下さい♪

    それでもって、英語がけっこう通用したみたいですねぇ。びっくり。
    私はローマのテルミニ駅で切符買う時にさえ、分かってもらえませんでした。
    これって英語の発音に問題があったんでしょうかね?あとはタバッキで
    切符買うときにも「2」って英語で分かってもらえず、この時点で
    ドゥェ!を覚え、さらに切手を買うときにも・・・。と、どんどん
    イタリア語単語の語彙が増えていきました。

    行ったのはメジャーな観光地ばかりでしたけども。
    イタリア人も英語理解人口の数が増えてるのかしら?

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    退会ユーザ @*******
    06/01/04 01:38

    英語

    くろっちさん、こんばんは。

    私も数字をナマで覚えましたよ!

    英語で何とかなっていましたが、メジャーな所では、
    おばさんが数人いれば、一人はしゃべれる、という感じでした。

    でも、マントヴァのB&Bでは、みなさん英語がだめで(数字さえ)
    筆談、身振り手振りでした。

  • 退会ユーザ @*******
    06/01/03 20:13

    必殺徒歩団~私も(笑)

    ららさらまさん、お帰りなさいませ(^^)

    雪にたたられた(?)ご旅行でしたか?

    実は私も、寒波&アクアアルタ(高潮)のダブル襲来にあいました。
    ミラノで朝、ホテルを出たら雪で真っ白。
    駅は目の前にあるのに、重いスーツケースを持って、
    辿りつくまでに悪戦苦闘しました(普段の倍はかかったように思います)。

    アクアアルタのお話は、旅のレポートに書いたので、
    よかったらご覧下さい。

    http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/id/61875/-/parent_contribution_id/61871/

    歩いて、歩いて、歩き回った旅行というのは同じです。
    やはりヨーロッパは歩いてなんぼ、ですよね。

    航空便も、思わぬハプニングがあったのですね。
    アリタリアのせいではないとはいうものの。

    私は、事前に覗いていたイタリア政府関係のスト情報に
    出発前までヒヤヒヤしてました(結局、なにもなかったんですが)。

    楽しいレポートを、ありがとうございます。
    これから列車編を覗いてきます。

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    退会ユーザ @*******
    06/01/03 22:47

    みんなで歩こうヨーロッパ

     ラヴリさん、前回はお名前をなまってしまってごめんなさい。

     はい、おかげさまで無事帰国しました。

     鉄道編にも書きましたが、教えて頂いた「Va a ~」しっかり使ってきました。
     バスを利用するときも、そのバスが目的地を通るとわかっていても、わざと運転手さんにそう聞いておくと、停留所で教えてくれるので、とっても便利でした。

     アリタリアの飛行場変更は、特にしっかりしたアナウンスもなく、預け入れ荷物の扱いも自分で勝手にしろという感じで、何となくみんなの行く方について行き、荷物もみんなのするように運んでおくと、何となく振り替え便に乗れてしまっていて、これがイタリア式かとおかしかったです。

     なんて、実は、飛行場に向かうタクシーの運転手さんから、飛行場閉鎖の可能性と、その場合でも近くの空港に振り替えてもらえる話を聞いていたので、割とのんびりしていましたが、何も知らなかったらものすごく不安だったと思います。

     おかげでミラノで2時間はあると踏んでいた買い物の時間がなくなってしまったことは、ちょっと心残りです。

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  • 走れ、走れ、必殺徒歩団が走ったトスカーナ

    あけまして お帰りなさいませ♪

    大雪化粧したトスカーナ地方、綺麗だったでしょう♪
    へへ、11月末の帰国フライト内で、Firenzeは雹、というのに
    ヒョウ♪と驚きましたが、年末年始も続いていたのですね。

    ららさらまさんの、「美術館の予約」でふと思ったのですが、
    私は普段、何曜日が無料日とは気にしても、予約を取る、という
    感覚がないことを、自己発見致しました。Barの珈琲も高いしな~、
    まぁ、Euro = \100あたりになったら、トスカーナ修行を考えれば
    いいかなぁ。

    ところで、お宿はバスタブ付きでしたか?
    お食事は、どうされたのでしょうか?

    石畳の道を、徒歩団が走って行くのは、目に見えるようで
    ありますが、天蓋つきのベッドに倒れこんで、起きたら
    22・00Hだったのか、それとも棺桶のサイズほどの幅の
    ベッドに倒れこんだら、21.00Hに起きたのか、そこが
    気になります。

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    退会ユーザ @*******
    06/01/03 22:26

    転ばぬよう、よちよち歩いたトスカーナです

     旅クマさん、あけましておめでとうございます。

     はい、雪のトスカーナ、きれいでしたよ。
     特に、まだ誰もいない雪化粧のシエナの町をさまよったのは、いい思い出になりました。

     でも、昨日、NHKで夏のトスカーナを放送しているのを見ると、やはり緑の時期の方がいいような気も・・・。

     お風呂はバスタブ付きだったり、なかったり。
     バスタブがあっても、日本のように肩までざんぶりとはいきませんよね。今、次の旅行は温泉だね、と相談中です。

     食事については、ほあきんぷじょるさんへのお返事に詳述しました。

     ベッドですが、いわゆるハリウッドタイプというのかな、シングル二つがくっついてキングダブル風になっているのでした。

     3時に倒れ込んで、起きたら7時。夕刻のミサどころか、もう少しで予約していたレストランにも遅れるところでした。
     はい、罰当たりの無信心者は、レストランの時間にはしっっかり間に合ったのです。

     しかし、なんですね、暖房をケチっているせいで、我が家の方が寒波襲来だよお。ぶるぶる。

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  • 退会ユーザ @*******
    06/01/03 16:48

    お帰りなさい!

    ららさらまさん、お帰りなさい。

    ヨーロッパが大寒波というニュースに、
    ああ、みなさん、どうしていらっしゃるのか、と心配していました。
    膝の調子がお悪いようですが、ともかく無事のご帰国、なによりです。

    ウフィッツイは、数年前の12月には、入り口がわからないぐらい
    人がいなくて、すいていましたが、
    今年12月に行ったときは、けっこう混んでいましたから、
    やっぱり予約が安心ですね。
    で、がらがらなら、予約を使わない、ということで。
    予約代行サービスを利用すると、
    予約料は必ず支払わなくてはならないので、
    電話が一番ですね、私も苦労しましたけれど。

    何か美味しいものは召し上がりました?



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    退会ユーザ @*******
    06/01/03 22:08

    おいしいものの話

     ほあきんぷじょるさん、ご心配下さってありがとう。

     大雪といってもたいしたことはないのです。
     現地の方は、20年ぶりと言っていましたが、東京なら、毎年少なくとも一度は降る程度の雪です。
     それでもみんな珍しいらしく、大人も子供も、雪合戦をしたりしてはしゃいでいました。ホテルの朝食係の若い女性が、たびたび後かたづけの手を止めて、窓の外を眺めていたのが印象的でした。

     食事は、やはり時期的に少々不利でした。
     25日はもちろん、26日も休む店が多く、また、行きたいと思っていた店のいくつかは冬休みの連休中でした。

     開いているお店も多いので食べるところに困ることはないのですが、お昼に関しては逆に、お店の開いている日だけでは行きたいところを回りきれない、という不満が残ってしまいました。

     それでも、屋台のランプレドットのパニーニも食べたし、ペルケ・ノのジェラートも、リヴォワールのチョコラータ・コン・パンナも、カンツィネッタ・ディ・ヴェラッツォーネのフォッカッチャ(これは、立ち席でしたが)も、しっかり味わってきましたよ。

     夕飯は、伝統的トスカーナ料理の庶民的トラットリア(もち、メインはビステッカ)から、重厚な高級店(これはお昼)、お洒落なワインバー、新感覚のイタリアン、さらには旅行者専用風のレストラン(やはりまずかった)まで、いろいろ試しました。
     大晦日のビッグディナー、チノーネまで体験してきたんだから、よく頑張ったでしょ。

     お味はですねえ、うーん、お洒落な店や高級店の料理はおいしくても、これなら東京でも食べられるかな、と言う感じがあって、庶民的料理やおやつみたいなものの方が、楽しかったかもしれません。

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  • 退会ユーザ @*******
    06/01/03 14:06

    おかえりなさい

    きょうは1日中忙しくて、さっき帰ってきて、掲示板を開いてみたら
    ららさらまさんからのレポートがちょうど発信されてたところ。
    ららさらまさんとわたしは不思議な紐でつながっていて以心伝心か?

    と、つまらない事を言ってないで、まず、
    おかえりなさい!
    そして
    明けましておめでとうございます。今年もよろしく。

    やはりヨーロッパでは必殺徒歩団なんですね。
    ウッフィツィ美術館は朝早ければ、予約なしでもOKなんて情報は役にたちます。
    でも朝寝坊の夫をけしたてるのはしんどいので
    わたしたちはやはり予約はとらなければ。

    クリスマスって、イタリアでもライトアップがあったりするのですか?
    クリスマスのイタリア風な飾りなんてあるのでしょうか。

    膝に気をつけてくださいね。

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    退会ユーザ @*******
    06/01/03 16:45

    今年もよろしくお願いします

     早速のお返事、うれしいです。

     フィレンツェもクリスマスの飾りはあります。
     割とシンプルで、白色一色ののイルミネーションが路地ごとにぶら下がっている程度です。でも、路地自体が暗いので、これが結構きれいでした。

     えーとですねえ、個人旅行の件ですが、英語ができれば、まーったく問題ありません。
     イタリア語で話しかけても英語が返ってくるくらいのものです。って、もちろん、こちらの言葉がイタリア語に聞こえなかっただけですけどね。

     よほど地方の小さな町はわかりませんが、観光客が行くような所なら、まず英語で大丈夫でしょう。
     あと、英語はダメでもフランス語ならわかるという人もいるようなので、ますます、どれにどらさんなら心配ないのでは。

     移動も、飛行機は問題ないでしょう。
     バスも、心配なときは、運転手さんに声を掛けておけばOK。
     鉄道は、後で書きますが、大都市間の移動に使うのなら簡単と思います。

     さあ、行きたい都市をピックアップして見ましょう。
     きっと、それぞれの達人が、手ぐすね引いていますよ。

     はっきり言って、フィレンツェならお任せです!!!