Q&A

パリ滞在経験者の方々へ

公開日 : 2005年12月23日
最終更新 :

来年4月から南仏を経て、パリへと1年程語学留学を予定しています。パリで部屋を借りたいと思っていますが、パリで住まいを探すのは大変だという事を聞き、心配性なので日本から予約し確保してから行こうと考えています。
①住居情報としてはネットの写真等でしかわかりませんが、その中でもこれだけは抑えておいた方が良いポイント を教えて頂きたいのです。

②実際に、現地パリで住まいを見つけるのは相当時間がかかりますか?
 保証人が必要というのも、本当ですか?

③実際に、保証金は大方戻ってくるものなのでしょうか?
 (日本のエージェンシーから予約を頼んだ場合でも。)

質問攻めですみません。迷っています。
経験者の方々の意見を教えください。

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3件のコメント

  • Re: パリ滞在経験者の方々へ

    こんにちは。

    お疲れ様です。

    引越しは一度経験のみ。引越し時は郊外にある街(メゾンラフィット)のレジデンスホテルに入っていました。いい加減疲れたところで出ようとばかりにネットのエージェントを通じてお願いしました。理由は足でパリ市内を探し回っている時間がなかったためでした。サイトhttp://www.lodgis.com/の仕組みと評価は大よそ正しいかな。場合によっては売れ残りをすすめてくるような商売っ気もあるので(どこでもそうか)、あまり変な妥協はしない方がいいかも。

    その申し込み時点で求められたのは収入証明、残高証明(家賃一年分)とパスポート、クレジットカードのフォトコピー(表裏)だったかな。(残高証明は、「瞬間風速」あればいいので、逃げ道はありますね)。保証金は年間契約だったのでその1/12だったかな。エージェントの手数料も確かその程度。保証人(会社なり)をつけとけばこんな手間もなかったのだろうけれど、間に勤め先の手をいれたくなかった(選ぶ余地なくなっちゃうし、所詮は他人事になってしまう)のでこんな形をとりました。

    かかった時間は、以上のような準備が住んでいれば、1~2週間もあれば、仮契約まで行けるかと(大家のパフォーマンスもあるかもしれないけれど、エージェント自体は実務的に進めてくれる)。その後、実際の鍵の受け渡しも超特急でしたいなら、押し込めたかもしれない、と今になって思います。


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    Re^2: パリ滞在経験者の方々へ

    (続きです)
    1年位なら当然イムブレ(家具付き)なんでしょうけれど。イムブレもピンキリらしいから。テキトーなボロぶらさげて家具付きでござい、なんて太いところもあるようで。

    私の場合、アパルトマンの引渡しは代理人が来て(大家はトウールーズ)、コントラ、アンバンテール(在庫物の確認)の書類やら、その他一筆系(出る時に掃除を行ったらその分差っぴくかもね)にサインをしてちょん。もちろん現物の確認をするにはしましたが、ま~見る時もきちんと見ておいた方がいいかな。電子レンジがお釈迦だったのにはまいったな~。LIDLhttp://www.lidl.fr/fr/home.nsf/pages/i.homeで激安買ったからいいけど。来年頭にエージェントが見に来るそうですが、これって確か伝えてから半年以上経つなあ(笑)。私も勢い込んで話してないからかもしれないけど、まあ、多かれ少なかれこんな感じかな。ぎすぎすしていない事の裏返しみたいに思っていますが。ヨユーをもって対処したいところ。それでも、嫌、あなたのフランス観を覆してみせるって鼻息荒いから、をを、やってみてくれ、って楽しみにしているところ。

    あとはパリ市内を歩き回ると、上のほうに、アルエー A Louerと書いた看板がかかっていることがあるので、そこに電話して尋ねるもよし。雑誌の名前なんだったかな、地球の暮らし方にものっていたように思うけれど、勤め先の若いやつも自分で探すのに雑誌見たり、気に入った辺りを歩いたりしてゲットしたようでした。それでも100%何が起こるか見えるわけでないから、その辺りは、見える範囲で、自分で納得できる範囲でやってみましょう、という当たり前の結論。

    ここのアパルトマンは、オール電化プラス暖炉。窓が三つもあって(一人暮らしにそんなにいらないよ)、それぞれに電気ヒーターあり。動くか心配だったが、よく暖まる。お湯も当然電気。さらには洗濯機も電気ヒーターが入っていてこれが温水を作る仕組み。いや、先日45Aのブレーカーを飛ばして、この部屋の構成を改めて実感した次第。以上の大物が一気に稼動すると日本で言うと90A位のブレーカーを飛ばせるのだなあ、と使いすぎを実感。以後気をつけます。

    電気代は、部屋代込みなので、痛みなく使ってしまって、環境に優しくない。けれど、この寒さ、人間に優しくない。夏は、エアコンを使わずにいられないほど苦しくない(湿度がしれているからかな)ので、なくたってやっていけると思う。屋根裏は体験がないが、暑いよ~と泣きを入れている人がいたよ、と知人に聞かされた事あり。そういう物件は広い割りに安かったりする。安くて広いけど夏のある時期暑いと。

    判断難しいところだけれど、ネットを使って決めても、そんなに無茶な事はないかな、というのが現在の考え。勿論こちらの口コミでゲット出来たりすれば、それはそれで、別の資産(お付き合いという)が出来るかもしれないですね。

    ちなみにこの部屋雨戸はありません。向かいもないし、通り一帯ないなあ。なんでだろう?扉の鍵は、機械式のオートロック、閂は上下に2個、横に4個。鍵をかけるとこれらが一度に閂になります。扉は内側全体に金属の板が組み込んであって、扉全体とインターロックがかかっていて、これが防犯なのか、といった趣。確かにこれ位は欲しいかも。勤め先で空き巣に入られた人間の体験談を聞くと。


    p.s.
    こちらの掲示板でお知り合いになれた方と空港で落ち合う予定だったのですが、すれ違いになってしまい、こういった投稿してます。連絡取れればいいのですが。長文失礼。

  • 退会ユーザ @*******
    05/12/23 21:14

    Re: パリ滞在経験者の方々へ

    (2)実際に、現地パリで住まいを見つけるのは相当時間がかかりますか?
     保証人が必要というのも、本当ですか?

    はい。その通りです。
    不動産代理店からの不動産物件の賃貸借の場合はほぼ100パーセント1人または複数の連帯保証人が必要です。(フランス在住で収入のある人またはEU内など場合による)その場合、連帯保証人の身分証明書、雇用主による職の証明書、納税申告所等などのとても個人的な書類のコピーを不動産代理店に提出することで、連帯保証人の信用が審査されます。(日本のシステムとほぼ同じです。日本では証明書類の提出はないかも)

    連帯保証人がいない場合は、銀行預金など自己の金融商品に質権をつけるような形での銀行保証(caution bancaire )を物的担保として提供することが可能ですが、日本人の行員のいる銀行でないと手続が難しいでしょう。

    イメージとしては、東南アジアの学生が東京の不動産代理店に一人で
    ふらっと現れてマンションを貸してください。って言ってる感じです。
    まず、信用を説明して、相手を理解させることがたいへんです。
    そうやって、はじめて物件がでてきます。

    連帯保証人がいらない不動産、不動産代理店を仲介する人、個人同士の
    賃貸借などいろいろありますが、よい人もいれば、悪い人もいるようですので見極める力が必要です。事故、故障、解約、更新などで問題がでてきます。

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    ご意見ありがとうございます。

    こんばんは。

    やはり、保証人は必要なようですね。実は日本でも一人暮らし未経験なんですが、他国でいきなり一人暮らしするとは、っと親からもびっくりされました。まったくの勉強不足ですね。

    イメージコメント、とても分かり易かったです。

    目で見て部屋を決めたいとも思いますが、手間と時間、問題等を考えると日本で決めていった方が良い気もしてきました。
    もう少し考えてみたいと思います。
    ご意見有難うございました。
    また、質問してしまいそうですが、よろしくお願いします。

  • パリで家探し

    こんにちは。

    現在パリで三軒目のアパルトマンに住んでいる者の個人の経験に基づいた話ですが、ご参考まで。

    (1) 家選びのポイント
    地球の暮らし方などを一読されることをお勧めしますが、ポイントとしては、

    -暖房
    各戸独立型か、中央(集中)型か、独立型の場合電気かガスか
    これにより光熱費が大分違います。
    中央(集中)型の場合、光熱費はCharge(共益費?)として徴収されます。経済的にはこちらの方がいいですが、自由度が低く、気温が何度以下にならないと暖房をつけないというような決まりがあるのか、急に寒くなったときに暖房がつかないということもありました。ただ、故障時は全住民にかかわることなので対応は早いと思います。
    独立型の場合、電気よりもガスのほうが効率的と言われています。

    -給湯
    これも上と同様です。
    一軒目の住まいでは集中暖房だったのですが、給湯は個別だったのか、入浴時などお湯を大量消費すると、水になってしまうこともありました。

    -水周り
    水漏れは日常茶飯事です。トイレや風呂場、台所など、壁が黒ずんでいたり、塗装が剥げていたりすると水漏れの懸念があります。

    -セキュリティ
    自分の部屋にたどり着く前に、鍵ないし暗証番号で開錠する扉が1-2箇所ある筈です。これが日中開けっ放しになっているところは避けたほうがいいでしょうね。医者の診療所があったりして出入りの激しいところも避けたほうがいいかもしれません。
    部屋のドアの状況。専門用語は忘れましたが、泥棒や類焼対策にドア板に金属を仕込んでいるものがベターです。あと、何点でロックされているかも重要です。通常最低3箇所(上下と鍵のあるところ)でしょう。うちは、9箇所(錠前自体と上下左右に二箇所ずつ)かな。

    立地も大切だと思います。
    最寄りの地下鉄駅からの距離、通る道、住民・周りの雰囲気など。入居してから気がついた地下のディスコの騒音に悩まされたという話を本(確か戸塚真弓さんの著書)で読んだことがあります。

    (2) 家探しにかかる期間
    これはケースバイケースです。
    一ヶ月で3軒しか見られなかったという人もいます。時季の問題もあります。バカンス中(とその前後)と年末年始は最悪でしょう。

    私の場合、今の住まいは実質3日間で10件見て決めました。が、事前の準備(雑誌や新聞での調査、不動産屋との連絡)を1ヶ月くらい前から始めましたので、1ヶ月かかったといえるかもしれません。

    決めてから入居までに、工事などのために、時間がかかるケースもあります。


    (3) 保証金
    これもケースバイケースです。

    入居時:
    貸主は家賃2ヶ月分の保証金を要求できる権利があるはずですが、入居者の職業、勤務先、経済状況などで、要求水準を引き上げることはよくあることです。一年分の保証金を入れろとか、銀行保証をつけろとか。

    退去時:
    私の場合は全額戻ってきましたが、こればかりは貸主の性格・経済状況にもよります。
    二軒目では目は壁紙を子供がびりびりに破っていたにもかかわらず、「通常生活による消耗の範囲内」と看做してもらえたようです。まあ、7年間住みましたので、大家も全面リノベーションを考えていたのでしょう、きっと。


    蛇の道はへび、プロに相談するのも一案です。
    私は常に地場の不動産業者との契約ですが、日本人向けの業者もいくつかあるようです。
    http://www.ilyfunet.com/cgi-local/pub/pub.cgi?mode=part&part=5&k=6

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    Re: パリで家探し

    こんばんは。とても詳しく教えていただき有難うございました。

    なるほど、暖房は中央型の方が良いような気がしますね(対応は早い方がよいですから)なんせフランス語初心者なので、ピーチクパーチクしゃべってもほっとかれちゃいそうですし。

    ちょっと疑問です。
    フランスは、冷房はないと聞いていますが、夏はそれでもやっていけるのでしょうか?屋根裏部屋ってどうでしょうか?夏は暑くて耐えられないと聞いたことがあります。

    質問です。
    水漏れ時の修理費とかは、自分持ちですか?貸主持ちですか?

    セキュリティーの面は、気をつけたほうが良さそうですね。
    それにしても、9箇所とはすごいですね。値段もありますがなるべくなら治安の良いところを探そうと思います。