11/05/03 21:00

Re: この冬の燃油サーチャージどうなる?

各航空会社のサイトに出ています。
航空燃料の元のケロシン相場(日本の場合はシンガポール市場)で決まります。
この事もちゃんと出ています。
航空会社のサイトをご覧ください。
原油よりケロシンの方が高いです。

ケロシン相場が値上がりしているからです。
私は何度かこの件でトピを立てていまが、反応が無いのでもうトピを立てるのを止めました。

航空燃料は簡単に言えば灯油の純度を99.9999%にしたものです。
理由は不純物が混じると上空で凍りつき送油管を詰まらせる事を防ぐためです。

問題なのはUS$で取引されているのに、円で固定されている点です。
円高が反映されていません。
海外の航空会社の多くがこの為に日系と同じ金額にしています。
つまり日系2社が諸悪の根源です。

それと出発国により燃料追加代金が大きく違う事と航空会社により違う事です。

CXが日本発で香港まで一気に値上げされます。
恐らくコードシェアしているJLとの関係だと思います。
同じCX運行便に乗るのにJLで購入するとCXの2倍以上と言うのは不味いでしょう。
CXの場合は香港政庁が燃料追加代金の値上げに対して強い姿勢でいるから日本発の香港迄以外は他社に比べて安いのです。
日本の場合は天下り先ですからね。
全日空は以前運輸省霞が関分室とまで言われていた時期もあります。
何しろ若狭氏時代に後輩を受け入れて役員のほとんどが元運輸相からの天下りでした。

同様な事がSQとNHでおこっています。
SQの場合日本発ではクラスにより違いはありませんが、海外発だとF(R)>C>Yクラスとなっていますが、基本本社が設定する価格を円換算です。


需要とゆうより、投資が原因です。
ただ北半球の冬場は原油の需要が増す時期で原油価格が上がればケロシン価格も上がります。

マネーゲームをしている人に聞いた方が分かるかも知れません。

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