レポート
  • 女性
  • 50代
  • 元県庁職員
  • 香川県
  • 英検2級、ロシア語教員免許、ドイツ語4級

電力不足の国では………

公開日 : 2022年01月10日
最終更新 :

私は、2006年9月24日から約半年間、ネパールに滞在した。滞在先は、カトマンズのタメルとポカラのレイクサイド。どちらも、1泊10ドルの安宿に泊まった。当時は、ツーリストエリアは、多くの外国人旅行者で賑わっていた。
ネパールは、慢性的な電力不足で、毎週、新聞に、1週間分の計画停電の一覧表を載せていた。何曜日の何時から何時まで停電、と国民に知らせるのだ。
当時、昼間も計画停電をしていたらしいが、本当に困ったのは、午後6時から9時までの停電だ。部屋でTVをを見ていたら、突然、TVの画面が消え、天井の灯も消えた。初めて経験したときは、びっくりした。宿のスタッフが、火のついたろうそくを持って来てくれたが、ろうそくでは、TVも見れない。午後6時から9時の停電は、毎日あった。私は、しかたなく、午後6時には、ベッドに横になり、寝ることにした。停電に打ち勝つ方法は、寝てしまうことだからだ。
2007年3月から2008年3月までは、インドを周遊した。インドの停電は、突然くる。ネットカフェで、ネットをしている最中に、突如、パソコン画面が真っ暗になる。インド人は、各々、発電機を持っているので、道端に発電機を出して、稼働させる。ウーウーという騒音が鳴り響く。再度、パソコンを立ち上げて、入力し直さなくてはならない。ネットカフェは、1時間50円程度の安さから、腹も立たなかった。
私の経験では、東南アジアでは、停電は、なかった。

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1件のコメント

  • 22/01/11 09:15

    停電

    旅行中の停電は、私も経験している。
    もう10年前になるが、2012年に2か月ほどルーマニア、ブルガリアを夫婦で旅行した。

    ブルガリアのバラで有名な町カザンラクで、町一番のホテルに泊まっていたが、ロビーでパソコンを開いているときに突然に停電、直ったと思ったらしばらくしてまた停電、周りの人々は驚きもせず何事も無い様子。当たり前のことらしい。

    この国では、このカザンラク近くの町で初めて会う予定にしていた日本人の移住者Tさんが、会う日の10日ほど前になって突然亡くなった。そんな訃報が知り合いという女性から、旅先に届いた。

    私は驚き、会う予定だった日に連絡をくれた女性に会った。 Tさんは体調を崩して病院に行ったがその日に自宅に戻された。翌日奥さんが病院に薬を取りに行ったが家に戻るとすでに亡くなっていた。・・・という。
    病院で停電だと大変だが、それ以上にこの国には心配な事が有った。

    それは医療過疎国ということだった。
    日本を出るときにちょっと心配だったルーマニア・ブルガリアの外務省情報を見ておいた。
    そこには、ブルガリアは医療過疎国なので、旅先で病気になったら首都のソフィアに行くように!と書かれていた。

    初めて会う予定だったTさんは63歳で、日本人のブルガリア移住を進めていた方だった。
    彼の住む村の、家の前に行ってみた。 奥さんは葬儀の準備でいないと隣家の人が言っていたが、ブルガリアの風習なのか、門には彼の肖像写真が貼られ、家の向こうには畑が陽に光って広がっていた。

    ブルガリアをゆっくりレンタカーで巡る旅だったが、この小さなでき事は、心に刻まれた。

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    病院のない地域は、たくさんあります。

    ネパールで、病気になったり、ケガをしたときは、「インド(の病院)へ行け」と言います。
    ラオスで、病気になったり、ケガをしたときは、「タイ(の病院)へ行け」と言います。
    インドでも、地方に行くと、病院らしい病院が、なかったりします。
    2008年1月、私は、カジュラホで、犬にかまれ、病院がなくて、困りました。