ジャーマンレイルパスとユーレイルパスどちらを買うべきか

両パスの料金比較

＞何時の電車という事前予約ができません。2週間前にはかなり値上がりするらしいので、もしユーレイルパスにしたほうが良いのであれば早く購入したいのですが、

まず、ユーレイルパスですが、3国周遊用のセレクトパスがなくなったので31ヵ国用のグローバルパスとの比較になります。
同パスの5日用（1か月のうち5日自由に選択）は3万4000円、（27歳以下　2万6000円）　7日用4万円（3万1000円）です。他にパリ→ブリュッセルのタリス追加料金（4000円前後？）が要ります。バリデーション（パスの有効化手続き。スタンプ押してもらうだけですが）

ジャーマンレイルパスはブリュッセル→ケルンも乗れるので、パリ～ブリュッセルのタリスが別料金になるだけです。問題は独のパスなのでベルギーの駅でのバリデーションができないかも知れません（体験なし）。この場合、日本の旅行社で購入の際、有料？でバリデーションしてくれるかと。
同パスはブリュッセル観光後の使用となるので5日用（1か月のうち好きな5日）で済むので2万8000円弱（27歳以下2万2000円強）です。

この額で料金比較すればいいかと。
私はグローバルパスでのパリ→ブリュッセルのタリス予約は問題なく取れましたが、グローバルパスでの予約はTGVと同様、予約枠があるという説があります。
それが確かなら、安いタリスの早割が取れればそれ+ジャーマンパスのほうがいいかも。

どちらのパスもベルギー、独では高速列車、特急も予約なしで乗れます。1回€4.50で予約も可能ですが。ベルギー国内でタリスに乗る方はまずいないのでタリスは除外）

GRPでしょう

>まだ予定をきっちり決めてないので何時の電車という事前予約ができません

が絶対条件なら、GRP:German Rail Passでしょう。でも、日本で東海道区間ののぞみにのるのとは違い、海外なら事前に予定を立てないとほぼ破綻するので、結果的には事前予約と同じことになると思うのですが。

14/12/2019までに買えば、連続、不連続を問わず3日と4日は10%引きです。4日連続が 189,00 €、不連続が194,00 EUR。

Aller simple - 1
Paris Nord (Fr) - Bruxelles-Midi (Be)
Comfort 2 Promo Fin d'Année (BC) Standard 25,00 € par personne
Conditions d'échange: Non échangeable.
Informations spéciales: Services inclus : - Prise électrique - WiFi Sont compris par billet 1 bagage à main et 2 bagages aux dimensions max. 75*53*30cm
Conditions de remboursement: Non remboursable.
Conditions de voyage: Sous réserve de disponibilité de la promotion.
という条件付きですが、結構安い。価格重視なので、Comfort 1 Premiumとかには興味はないでしょうし。

Pass Eurail et InterRail en Thalys
Bruxelles - Paris : dès 20€ en standard あくまで”起”（dès）なので、この価格で買えるとは限りません。

Conditions du tarifにあるように、オンライン予約は不可。
Tarif disponible en aller simple en Comfort et en Standard.
Uniquement disponible aux guichets internationaux d'une gare NS, SNCF ou SNCB, par téléphone au +32 70 66 77 88 .
Sous réserve de disponibilité
Échangeable une fois sans frais jusqu'à l'heure de départ indiquée sur le billet.
Remboursable à 75% dans un délai maximum de 2 mois après le départ.

泊まる都市ですが、敢えてFrankfurtに泊まる必要はなく、むしろKölnのほうが風情もあるし、実は規模も大きくお勧めなのです。
DBで買えば、
Brussel Zuid→Köln Hbf
Bruxelles Midi ab 08:23 Köln Hbf an 10:15 ICE 13 Sparangebote 24,90 EUR
Brussel Zuid→Frankfurt(Main)Hbf Zwischenhalte Köln Hbf　Aufenthalt 03:00にして
ICE 13で一度降りて、
Köln Hbf ab 13:53 Frankfurt(Main)Hbf an 16:13 ICE 925 Sparangebote 39,90 EUR  
選択肢はあるようでないため、結局、自由気ままと言っても、使える列車は限られてくるのです。さらに、夜遅くの知らない土地到着は避けたいし。

Frankfurt(Main)Hbf→München Hbf Zwischenhalte Nürnberg Hbf Aufenthalt 03:00
Frankfurt(Main)Hbf ab 07:54 Nürnberg Hbf an 09:58 ICE 525
Nürnberg Hbf ab 13:28 München Hbf an 14:41 ICE 535 Sparangebote 25,90 EUR

München Hbf→Dresden Hbf Zwischenhalte Nürnberg Hbf Aufenthalt 03:00
直通もNürnberg Hbf途中下車もparangebote 25,90 EUR  
Nürnberg Hbf→Dresden HbfはLeipzig Hbf経由になりますが（むしろこののほうが面白いので、3-4時間とっても良い）、Sparangebote 19,90 EURなのです。

確かに、一都市起点にして毎日ICEで往復することは可能だし、そのさいにはGRPを握りしめてさえいれば鬼に金棒なのですが、確実に疲労も重なり辟易するでしょう。車窓も直ぐに飽きます。

下で書き忘れたのですが、宿無し遠征の最大の問題は、何かあっても居場所がないこと。例えばトイレ。ドイツではトイレはほとんど有料だし、暖かいと油断して薄着で行ったら現地は極寒、下手すれば大雪、逆もあるでしょううが、宿があれば戻れば良いが、それも不可。途中で荷物が増えても、持ち続けねばならない。唯一の利点は宿が変わらないので、迷うことはなく、荷物も置いたままにできることくらい。しかし、宿代は決して馬鹿にならなず、宿を使っているのは人間様ではなく、お荷物様ということになってしまうのです。宿って単に寝るだけのものではないですし。

近場は日帰りか途中に寄り道。KölnやNürnbergでしょうが、逆にそこに泊まるのも悪くないし、場合によっては何もない（金融都市ですし、BREXIT後には益々地位が高まると予想されている）Frankfurtを寄り道、行かないという手もあります。行くところと行く方法をきちんと決めれば、方法も決まりますが、逆に移動法を先にして、後から訪問先を決めるという手もあります。限られた日程を有効に使うのは、綿密な計画しかない筈ですし。