レポート

いよいよ中央線特急にも「新たな着席制度」導入・・・

公開日 : 2019年01月22日
最終更新 :

いよいよというか、中央線特急にも「全席指定、座席未指定券発行」制度が三月から始まる。
https://www.jreast.co.jp/press/2018/20181019.pdf

現常磐線と同じ制度で、いずれJR東日本管内は全部この仕組みにするつもりなのかも知れないが・・・・全く迷惑な仕組みである。文句は色々あるのだけど、まず、新宿-甲府間で言うと、実質800円近い値上げである。回数券組を排除する結果、高速バスより1500円近く高くなるが、中央道の渋滞からバスには移らないだろうと踏んでいるところが(誰も言ってないけど)悔しい。・・・早割である「トクだ値」は私の感覚では東京-福岡980円のLCCのキャンペーン価格くらい、取りにくいイメージである。

さらにいやなのは来た列車に「飛び乗り」することが出来なくなることである。正確には飛び乗った場合、目的地まで座れる保証がない上、車外で買う特急券より260円高い「罰金」を払わなければならない。スマホでチケットレスで指定券特急券を買ってください、というのがJR東日本による「正しい乗り方」で、チケットレス特急券の発券方法を知らないと、損をすることになる。

また、欧州とかの制度と異なり、席を指定している人と指定していない人の特急券の値段が同じなので、未指定券を持っている人をどかす時も「私の方があなたより高いお金を払っているのよ。」とはならない。車内でもめたときに車掌はどのようなロジックでわがまま客を説得するのか、ちょっぴり興味深い気もするが・・・。

一度常磐線で経験したことがあるが、私の場合はハイシーズンも利用する必要があり、あの大混雑のあずさ1号や3号でこんな運用が出来るのか・・・とりあえず、2月に始まる「事前申し込み」から研究(?)していかないと。




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