先日、アメリカン航空から「マイルがexpireする。」というメールが来た。開けてみると4月に18ヶ月の期限が切れるという。そんなばかな、夏に乗ったJALの国内線を付けているのに・・・・と思って、念のため、JMBのサイトを見てみた。何と、夏の分はJALに付いているではないか。
前にも書いたことがあるが、JMBのサイトから予約した場合、ウエブサイト上ではFFPの選択は出来ない。羽田には荷物ピックアップ以外に各種変更手続きをする窓口があり、わざわざそこに15分ほど並んで手続きしたのに、変更されていない。日本の会社でなければ、必ず後で確認するのだけど、甘かった、今の時代、全て国際標準に合わせないといけないらしい。とりあえずJMBに電話した。
事実関係としてJALに付いていること、そもそもウエブサイトではFFPの変更出来ないということはやはり同じだったのだが、だったら、どうすれば他のFFPに付けられるのか聞くと
1.一般顧客としてネットから予約する。(JMB会員でないと予約時に色々と不都合があるから会員になってるのに・・。)
2.JMBから予約して、後から電話して、JMBの番号を外し、合わせてJMBへの積算を外して、改めてこちらで手動で別のFFPに申請する。
本気でそんなことを言ってるのだろうか?大体、ワンワールドに加入したのは最近(!)でしょう。後発航空会社の態度とは思えない・・・とかのセリフが頭を巡っていると、先方は電話口で殺気を感じたのか、「提案があります。・・・夏のマイレッジを取り消すので、お客様が改めてアメリカン航空に申請していただくというのはどうでしょうか?」
昔のように搭乗券の半券のコピーを米国のセンターにエアメールで送るの?手続きを全部調べてこい・・・なんてことは言わずに、丁重にお断りして電話を切った。第一、今からでは間に合わない。
「でも、JALが加入する前からワンワールドに加盟しているCXやAAのFFPの人はそこそこいるでしょう。同じような質問は来ないんですが?」「JMBに移りたいというご相談はありますが、他のFFPに付けたいというご相談はないですね。」「・・・・・」そんなものなのだろうか。
取りあえず時効を中断する必要がある。マイルを買うのが手っ取り早いが、それも味気ないので急遽ホテルを取ることにした。ローカルの安いホテルチェーンと言うとオークラ・ニッコーホテルズがある。AAのサイトからリンクをたどってオークラ・ニッコーサイトの英語画面の某Aホテルを見ると、FFPの付くブランは「J-SMART」とかいうブランドで統一して、JMBにしか付かない。AAとどういう契約をしているか知らないが、AAのサイトにもマイル対象ホテルとして「某Aホテル」と実名が載っているのに・・・・。
仕方なく某Bホテルを検索すると、こちらにはFFPプランがある。が、こちらはなぜかJLが載ってない。さらにCXは2017年12月31日(2018でも2019でもなく、2017)までトリプルマイル、となっている。当てにならない(?)サイトなのか、一抹の不安を感じて、日本語サイトに切り替えてみた。すると今度は「J-SMART」だけになり、JAL以外に付けられない。某Bホテルは日本語を読める人は全員JMBに加入している、と思っているのだろうか?仕方なく、危うい英語サイトから予約した。
ということで、対応にしろ、英語サイトにしろ、失礼ながらアジア、アフリカ、ヨーロッパのいまいち国と同じレベルである。ホテルチェックインの時にしつこく「アメリカン航空、アメリカン航空・・・」と唱えることにしようと思うが、「(英語サイトから予約した)外国人はパスポートを提出してください。」とか言われかねないので、今度の国内旅行はパスポートを持っていくことにしようと思う。