レポート

レギャン通りとラマダン

公開日 : 2018年05月08日
最終更新 :

バリ島のクタ、レギャンに跨がるJl.Legian(レギャン通り)は、いろんな危険があります。
2002年にはテロがあり、多数のオーストラリア人が犠牲になり、日本人も巻き込まれた。通りにはその時のモニュメントがあります。
もともとクタは小さな漁村だったのをオーストラリアのヒッピィがサーヒィンなどを楽しむようになることから、リゾートとして発展してきた。地理的条件もあり、圧倒的にオーストラリア人の観光客が多い。もっとも年配の観光を楽しむ人も多いが、通りを水着で闊歩する女性やタトーだらけの男性など現地のインドネシア人は快く思ってない人もいる。特にイスラム教の信者は宗教の理由から許しがたいと思っている。バリ島のイスラム教徒はほとんどがジャワ島からの移住者や出稼ぎに来ているものである。バリ島は穏やかなヒンズー教徒が大半をしめているが、彼らも敬虔な教徒で少なからず反感を持っている。
16日から、イスラム教にとって大事な宗教行事であるラマダンが約1ヶ月続く。レギャン通りにある、ディスコ等には近寄らないのが、懸命か?kupu-kupu malam (くしく日本語の夜の蝶と同意味)として出稼ぎに来ているジャワ島の女性はラマダン中は帰省するのでいない。
とにかくレギャン通りは夜は避けた方が賢明か?20年位前までは麻薬も横行して、別の島で無期懲役に近い状態の日本人もいたらしい。最近は当局の取り締まりが、強化され減ってるようだ。東南アジアの麻薬の罪は厳しく、死刑もあり得る。

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