この時期の旅行のメリットは閑散期で席に余裕があり、楽に移動できること。それから宿代が安くなること。
デメリットは雨が多く、日程に余裕が必要なこと。行楽のシーズンとは言えない。地盤が悪いところではしばしばのり面が崩壊して陸路の移動がしにくい。地域によっては空路も不安定になります。
先週末の満月がカオパンサー(入安居)で本格的な雨期に入った。
カオパンサーはタイ東北部のウボンラチャタニーのろうそく祭りが有名です。
ろうそくでできた大きなオレンジ色の群神像の山車、音楽に合わせて踊る女性の群舞が良い。
今回日本からバンコク、ビエンチャン、ルアンパバーンと移動して、気づいた点をレポートします。
日記風になるのはご容赦ください。
今回はAMC特典航空券で羽田発のTG便利用。土曜日の朝出発。平日は埼玉から都心への通勤の流動が大きく、混雑時に大きな荷物をもって電車に乗るのが難しい。週末はなんとか許容範囲。
前回夏期にしては航路上の西風が強く、予想以上に時間がかかった報告をしましたが、今回はなんと追い風(東風)でバンコク14:30、35分早着でした。DTACに立ち寄ったがまだ午後3時過ぎ。この時間帯はとても良い。
スワンナプーム空港から市内へは空港バスターミナルからロットトゥー552番利用。1便見送ったが、次発もまもなく満席になって出発。週末は道路が空いていて快適。BTSオンヌット駅まで45分29THB。
翌日、宿から空港へもオンヌットから552番で。午後4時台のスワンナプーム空港行を利用。最近はSARL(レイルリンク)は利用しません。乗客は少なく道路はすいすい、緊張感なく眠くなります。それでも最終区間のマーケットビレッジからは空港エリアの通勤客で満席になりました。空港ターミナルの1階に到着。
運賃を支払って降りようとしたら、身の周りに帽子がありません。乗車時には被っていたのに。帽子が見えなくなったとタイ語で言ったら、いったん閉まったドアが開いて帽子が出てきました。落ちた帽子が後ろへ移動したのを後部座席の乗客が見つけてくれたのでした。海外での親切はうれしいものです。ロットトゥーは空港ターミナルが終点ではなく、空港エリアを周って通勤者を降ろしバスターミナルまで行くのです。
本来、昼過ぎの午後便利用予定だったのがタイスマイル便に替わって、ANAマイレージでは利用できなくなって夕刻便になりました。国内線と国際線の近距離区間は子会社の運航に替わることが多くなりました。
その代わりビジネスクラスが取れたのでまあ満足です。空港ラウンジで軽食をとったら機内食が食べられなくなりました。華南風の鴨肉そばだったので食べなくてもよい。ビエンチャンは近いのであわただしい食事が終るとすぐ着陸です。このエリアの公共交通機関は暗くなるとなくなります。タクシーで宿へ15分ほど57,000kip。
ビエンチャン-ルアンパバーンのラオス航空国内線航空券は前回旅行で現地で購入。ウエブサイトで購入するよりずっと安い。閑散期ならたいてい空席があり、搭乗当日でも大丈夫でしょう。
ビエンチャンの天候は小雨がちで、宿の風情も雨季の緑が美しい。サーラーインペン、朝食はなくなりました。
少し余裕をみて宿を出てワッタイ空港へ。トゥクトゥクは辺りにたくさんいますが、サムセンタイ通りへ移動して市バスまたは乗り合いのソンテウをつかまえましょう。
タラートサオから走ってくるソンテウを停めてワッタイへ行くと声を掛けます。すでに満席で後部デッキに立乗り客もいましたが大丈夫、乗れます。空席のある車を待つこともできます。市街を出るまでに座れました。
運転手が空港方面へ右折してくれたら運賃に割増しますが、曲がりませんでしたので車を停めて下車。5000kip。
空港通りを行くと国内線ターミナルは新設工事中で、プレハブの仮屋でした。11時チェックイン。まだQV105便のカウンター表示はなく、12:30発のQV105便利用予定が11:30発のQV101便に乗せてもらえました。荷物を載せ間違えないよう、QV105便と告げますが、搭乗券を確認するとQV101便でした。
QV係員の説明はなく、2階へ上がってと言うのみ。英語でなくてラオス語でもいいからなにか説明してほしいところ。プレハブの庁舎には新築工事のガリガリという音が響いていました。
機材はどちらの便もA320で2クラス制。エコノミーの一番前でした。国内線だからウエットティッシュと飲料水のみ。ルアンパバーンまでは300km程度だから短時間で下降に入ります。
荷物の出てくるのは最初のグループで早い。
市内へは空港敷地の外で車をつかまえて3万kip。この値段だとまあ妥当なところ。
自分では勝手知ったるルートですが、変わりつつあるところもあってレポートしました。