9日目)ドブロブニク→ザグレブ 22:00着 泊
海外での国内移動に飛行機を使うのは初めてなので少し感動する。
ザグレブで空港バスが待っていたので安心した。私が乗った飛行機が最終便だと思っていたがまだ到着便があって次々と人が乗ってくる。なかなか出発してくれない。出発してもノロノロ運転。私のホテルは夜中12時までにチェックイン。もうすぐ11:30なので焦った。ホテルはザグレブ長距離バス停から10分ほどの所だが方向音痴の私はすぐにわかるか不安だった。次の日のリュブリャナ行きのチケットも買っておきたいし。でもチケットより先にホステルを探さなければ。
到着して若いカップルに場所を訪ねた。教えてくれたのは名前が一緒のホテル。私はアパートメントのホステルだった。行ったら「うちはホテルなのでホステルはどこにあるか分からない」と言われた。頼み込んでホステルに連絡して貰う。ホステルの女性が途中まで迎えに来てくれた。無事部屋に入れてホテル代をクーナで現金払いする。次はスロベニアだし残しておいても無駄なので空港バスの30クーナだけ取っておいて宿泊費を払う。でもリュブリャナ行きのチケットを買うクーナのことを忘れていた。12時を過ぎているが気にせずチケットを買いに行く。聞くとリュブリャナまで40クーナ。空港バス代は後で何とかできるとして10クーナ足りない。パン屋さんもユーロは使えない。両替所はもう閉まっている。朝5時に開くという。仕方なくホステルに帰る。が、玄関の鍵が開かない。スタッフはもう帰っていない。ベルを鳴らしても無駄。途方に暮れて暫く立ちすくむ。野宿?落ち着いて考えて先ほどのホテルに行く。距離は400mくらいある。色々あって4往復位繰り返す。ホテルのおじさんはあまりにも英語ができない私と長い間喋ったのでため息をついていた。結局私の勘違いで同じ番地だがA,B,Cがあって違うドアの鍵穴に鍵を入れてうろうろしていた様だ。部屋に戻れたのが夜中の3時ごろ。私は夜中のザグレブで何をしていたのか。。。とても疲れた。シャワーも浴びたい。寝たのが3:30。
1時間しか寝られず、起きる。ポストイナに行くのに5:30分のバスに乗りたい。5時から両替しているのでスーツケースを引っ張ってリュックを背負って小走りで向かう。おばさんが小走りすると直ぐゼイゼイする。喉がカラカラ。10ユーロだけクーナに両替してポストイナまでのチケット購入。出発まであと2分しかないが買うのか?と言われたが何としても乗りたいので買った。慌てていたのでリュックのチャックを閉めずに走った。買ったのが2階だったので下に行くのにどこから降りたらいいのか焦った。おばさんが焦るとみっともないがそんなこと構っていられない。1階に降りられたがどこに行けばいいのか全くわからない。掃除していたおじさんに呼び止められる。リュックから荷物が飛び出ていると言われる。拾ってもらってチャックを閉めて!と叫ぶ。そしてリュブリャナ行きのバス停はどこ?!と叫ぶ。必死で走る。間に合った。バスに乗れた時の安堵感は大きかった。リュブリャナへの景色はとても綺麗だったが途中から熟睡して覚えていない。「あぁ、写真に収めよう」と思っていたのは覚えている。無事リュブリャナに到着。