12月のウィーン。。

こんばんは

ウィーンのお天気は誰にもわからないんですよ。。(笑

欧州の内陸部アルプスの麓は、大陸性の気候で2~3週間の短期のスパンで、±20℃ぐらいの寒暖を繰り返してます。
寒波が来ると-10℃ぐらいになって大雪が降ったり、フェーン現象(春一番みたいなもの)が起こると、いきなり20℃を超えたり・・・
もちろん朝晩は冷え込み、昼夜の気温差も激しいです。

私はいつも直前の気温を参考に準備をしますが、「今、ウィーンは大寒波、暖かい服装で・・・」と、言われてそれなりに準備をして行くと、着いた途端に「実は、昨日からフェーン現象で気温が急上昇・・・」なんて、笑っちゃうこともしばしば経験してます。

冬のウィーンは、全般的に大雪が降ることは少ないです。降ったとしても除雪車が雪を撤去するので、日本のように積雪に苦労することはまずありません。
お昼に粉雪がひらひら舞うことはよくあります。また寒すぎて雪すら降らないこともあります。フェーン現象で暖かくなると、雨が降ります。
冬は太陽が顔を出す日が少なく、いつもどんよりとした重たい雲がかかっています。
もし、日暮近くに粉雪が舞い始めたら、手のひらにのせてみて下さい。雪の結晶が美しく形を作っています。日本の雪ではまず見られないと思います。

冬のウィーンは景色が美しいです。どんよりとした曇り空、木々はすべての葉を落とし、葉を落とした枝は天に向かって真っ直ぐ伸びています。凍りついた落ち葉の上に白い粉雪が舞い降りる美しいモノトーンの世界です。
すべてが静寂の世界・・・ウィーンの素顔だと思います。

けれど、街中はクリスマスシーズンで活気があって賑やかです。
ウィーンの12月は華やかな季節でもあります。
汗ばむ屋内を抜け出して、外の空気を吸いに行く。深く深呼吸をすると、肺一杯に冷たい空気が流れ込み、「あぁ、なんて空気が美味しいんだろう!」と思うこともあります。(乾燥しているので喉が乾く)

そうそうクリスマスマーケットでは、是非グリューワインをお試し下さい。体がポカポカ温まります。

滞在期間中はお日様のご機嫌がよろしいように!

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1件のコメント

  • Re: 12月のウィーン。。

    そうなんですか。
    まぁ、ロンドンに天気も気まぐれですが・・・。
    ということは、それなりに用意をしていったほうがいいと
    いうことですね。

    お話を聞いているとますますウィーンに興味がわいてきます!!
    帰ってきたらぜひ、様子をご報告したいと思います。
    たくさんの情報をありがとうございました。

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    Re^2: 12月のウィーン。。

    こんばんは

    >まぁ、ロンドンに天気も気まぐれですが・・・。

    ロンドンにお住まいなのか、ロンドン観光後にウィーンを訪れるのかよくわからなかったので、とりとめもなく書いてしまいました。
    実際、アフリカの暖かい風がアルプスを越えて起こるフェーン現象は不思議ですね。

    やっぱり着回しの利く重ね着がよろしいかと。

    そうそう、大都会のロンドンとは違い、ウィーンはまだまだ保守的な田舎だと思いますよ。チップの習慣が根強く残ってます。(笑

    >帰ってきたらぜひ、様子をご報告したいと思います。

    楽しみにしてます。(^^)/

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