今回の旅行は時間の関係から、羽田-ダルエスサラーム、ルサカ-羽田のオープンジョーを探したところ、エミレーツくらいしかない。・・・やや高かったが、仕方がない。エミレーツは数えてみると21年ぶりの搭乗である。
ネット旅行会社経由で買ったので、ウエブチェックインするには自分の情報について登録の必要があるが、そんなに難しくなく登録終了。エコノミーだが座席の指定や食事の選択もできる。座席についてはチェックイン時にちゃんと反映されるのか疑問だったけど。・・・
行きはダルまで全てウエブチェックイン。座席は反映されていた。カタール航空のようにウエブチェックインしてもカウンターに寄れ、と言うルールもなく、この点は評価できる。羽田では印刷したA4の「ボーディング・パス」が最後まで通じたし、ドバイでは搭乗口で先方が用意していたボーディングパスに替えてくれた。
CAの制服も20年前と多分そんなに変わっていない。・・・機内食はエコノミーだが、カタール航空よりは間違いなくおいしい。ただ、行きは「ハンバーグ」がチョイスにあり(機内食でハンバーグが出てきたのは記憶にない。)帰りは「日本そば」が出てきた。日本そばはパンを半分に切って間に挟んで上からバターを塗って食べるんだよ、といつか隣の席の人に説明したいのだけど、今回もそういう機会はなかった。白ワインがぬるいのには閉口。往復7本すべてそうだったので、最後はビールにしたけれど。
去年のカタール航空でも思ったが最近の機材の暴力的な数(?)のエンタメにはやはり時代を感じる。日本語映画だけで50本近く。音楽に至っては日本人のアルバムだけでも10枚近くある。NHKワールドも見られるが、あれは生放送なんだろうか。ダルに着陸する寸前まで「精霊の守りびと」を観ていた。前方のブラウン管を凝視して、次の映画プログラムが好みでない時は寝ていたような時代の話をしても、今の人はわからないだろうなあ。USBの端子と共にBF型のコンセントも各席についているから、充電も苦労しない。
私は日本人CAは人件費の無駄遣い(そういうサービスが要るならJALかANAを選べばよい)という主義なのだけど、日本語が通じるCAが数人いた。行きは外国人の男性CAがほぼ流暢な日本語で最終機内アナウンスをしていたのには感心。キャセイと同様国籍バッジを付けているのだけど見にくい。香港バッジを付けている人がいたが、中国バッジの人もいて、この辺は厳密に分けているのね。
が、行きのドバイ行き、一時間ちょっと遅れた。(偏西風の影響なんだろうけど、帰りは15分早く到着した。)私は3時間の乗り継ぎ時間があったのでそんなに慌てなかったが、周りはかなり焦っている人もいる。沖止めでタラップを降りたところで、急ぐ乗り継ぎ客を拾っているのだけど、そうでない客はどのバスに乗ればいいのか誘導がいまいち・・・と思いつつ、到着ゲートに着いた。新しいドバイ空港は初めてなのだけど、20年前の面影は全くない(そりゃそうだが。)「バカ空港」になり果てていた。・・・・