東京でも

昔は東京でも都営のトロリーバスが走っていました。
当時は都電も縦横に走っていたため、東京は架線だらけでした。
やはり集電のために、日本のポールが立っていました。
そして、交差点を曲がるのが大変でした。
交差点前に停留所があり、そこで車掌が降りてポールを下げる。
すると、エンジンが動き出し急にうるさくなります。
交差点を曲がるとまたすぐに停留所があり、そこで架線にポールをセットします。
そのため、一本道のルートが多かったように思います。
都電の架線との同居も難しかったのかもしれません。
時間も都電よりかかりますし、故障も多かったような気がします。
車が増えてくると、トロリーバスは渋滞の原因になってしまい、あるとき急に姿を消してしまったと記憶しています。同時にチンチン電車(都電をこう呼んでいました)もほとんどなくなりました。いまでは、専用路線を多く持つ荒川線のみになってしまいましたが。

私がまだ子供だったときの思い出でした。

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