Re: 成功例ってあるのでしょうか?

横からスミマセンm(__)m

SQのA340-500がALLフルフラットビジネスクラスでNY(ニューアーク)にデイリーで飛んでいます。

元々、Fクラスって階級制度からくるものですので、(表向き)平等意識の強いアメリカや日本には不向きなものだと思います。

今のビジネスクラスは、Yの酷さを嫌った層に対して中間クラスとして始まったもので、やっぱりFとは違います。
階級制度の根強いフランスではAF、英国ではBAがFクラスを飛ばし続けるのは理にかなっていると言えるのではないのでしょうか?インドの影響を大きく受けているSQなんかもその類でしょう。

日本の場合、江戸時代は士農工商とかありましたが、農民がFやCで商人がYというのも考えにくいので、実際は階級は関係ないでしょう。また、戦後の高度成長以降、1億総中流なる意識があるので、中間クラスが良かったのでしょう。そういう観点から見れば、クラスJ戦略は間違ってはいなかったと思います。
ただ、1億総中流だったのは今は昔の話で、現在この国は世界で唯一のデフレ国であり、国民1人当たりのGDPはシンガポールに抜かれ、過去10年間のGDP成長率はG20で最下位、先進国ではなく後退国です。

JALの場合、海外での投げ売り以上に、政界や業界との癒着もあり、国内線団体料金はすでにLCCの域です。
卸値1万円の航空券のキックバックが8千円。すなわち実勢価格は2千円。これを直販ではできないし、ばら売りのIT運賃も公には売れない。航空行政のツケをもろにかぶって破綻です。
今回の破綻により、行政側の制度改革が進まなければ、JALの再生もないでしょうし、ANAも明日は我が身でしょう。SKYをはじめ、新興航空会社もLCCと呼ぶには程遠い運賃です。
まずは航空行政を改革しないことには、国内線国際線共に何も始まらないと思います。

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1件のコメント

  • 10/01/29 01:26

    横から失礼

    SQのA340-500で運航されているSIN-LAX/EWR線ですが、以前はライフラットのCクラスとシートピッチが38"で横が標準より1席少ない2-3-2の横7列(横2-4-2の8列が標準)の2クラスでした。

    先ずSIN-TPE-LAX線が廃止された事によるSIN-LAX間のCクラス需要を補うためと、SIN-LAX/EWR間の運航制限のため機体重量を軽減するために定員を減らすためにオールビジネスの100席フルフラットシート(B777-300ERと同じ座席)にしたのです。
    ただでさせ混むSIN-NRT-LAX線を補う意味もあります。

    SIN-FRA-JFK線はFクラスとSIN-FRA間のCクラス需要もあり、SIN-EWRでNYCまでのCクラス需要を補う為でもあります。
    SQはドイツへは他にSIN-FRAの単純往復便(これも3クラス)もありますが、3月末からSIN-MAN線をSIN-MUC-MAN(3クラス)としてミュンヒエン経由にします。

    本来はSIN-LAX/EWRへはより大型で航続距離の長いB777-200ERへ置き換えてA340-500はSIN-YYZ線開設予定だったのが今の経済状況から白紙になったのです。
    発注しているA350かB787が納入されたら変わるでしょうけど。

    SQはインドの影響受けていません。
    今でこそ中国系シンガポール人がトップですが、以前までは白人がトップでした。


    以前JALがJFKにF&Cクラスの2クラス運航していました。

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    10/01/29 02:50

    JALの件は無視してください

    JALの件はJORGEさんのレスを読んでいなかったからで無視してください。

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