利用者側から見ると・・・いい案なの?

 おはようございます。

 別トビを建てたようで。

  私としては、国内の状況のみを見ての案と思われますが、世界の航空会社は、概ね3グループ(スカイチーム・スターアライアンス・ワンワールド)のどれかに参加してますよね。そして、ANAとJALは、それぞれ違うグループです。 そこに、日本国内の事情などを持ち込んでも、難しいのではないでしょうか?

企業は、独立独歩で仕事をしているわけですから。

提示された、infoseekの記事は理解しますが、こんな状況でANAが、引き受けるでしょうか?

この提案を呑ませようとする国土交通省の役人がいたら、私はそいつをクビにしたいです。

 会社の経営方針にまで首を突っ込もうとする国の役人こそ、許認可権限にしがみついている頭がいいだけで、状況を理解できない人と思います。

もう、19日には会社更生法が執行される状況です。それも日本政策投資銀行の裏付けや金貸しメガbankのおかけでね。

 過去のJALがしてきたことを繰り返すようであれば、企業として成り立たないし、潰れれば、地方空港はANAやSky Mark,Air do,FDなどでカバーされるのでは? 各道府県も猛省をし、無駄な税金をつぎ込ままないようにしないと。 前記の各社も不採算な路線には手を出さないでしょうけど。

私が見るに、地方空港を作りたい自治体に右肩上がりの旅客データを提示したコンサルタント会社(天下りがいたなあー)も悪いと思いますが、もう地方空港を作る場所もないでしょうしね(離島は別として)。

国策会社からの脱皮ですよ。今は、JALを見守る時期だと考えます。 




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1件のコメント

  • 10/01/17 19:09

    今後の展開

    こんばんは。

    この問題は、以前ご指摘があったように、状況全体を見ながら議論すべきだということ、自分も賛同します。前のトピは「再建」という大きな枠を出したのですがどうにも発展せず、議論としてはこういった具体的な問題のほうがしやすいかと思って今回これをトピとしました。逆に具体的な問題を考えることで、その背景にある、全体の問題や、いろいろな問題が見えてきたらいいかと思います。

    さて、現在はANA一本化案に対しては、全日空社長は、検討するようなことになれば採算性を重視する、と語っています。つまり、検討するかどうかもまだ保留、検討するなら恐らく採算がとれないような路線はバッサバッサ切る、そんなことを匂わせています。

    http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20100114-00000437-reu-bus_all

    全日空が果たして1本化の打診があったときに果たして受け入れるかどうか、これは全くわかりません。もちろん、ムリヤリ飲ませたら横暴以外の何物でもないですし(笑)、採算性のとれないものでも全部受けつげなどといったら、赤字債権を引き取るようなものです。統合はあくまで、ANA側にとっても利益がある場合での仮定です。また、統合という形ではなく、JALの国際線はすべて廃止、結果としての全日空のひとり残りという可能性もなきにしもあらずだと思います。

    現在、統合案に関しては、政界や政府のいっている意向と、行政のいっている意向とが、まったく異なっています。それはトピにあげた毎日新聞のソースでも示したとおりです。またANAはANAで思惑があるでしょう。この3者が一体、どういうところに落ち着きどころを見つけられるか、という点が注目されます。

    ANAへの統合に関しては行政の抵抗は根強いでしょう。JALという会社は、国土省が手塩にかけてきたエアラインですし、いまだにベッタリ癒着していますから、国際線がなくなるなんてとんでもないと思っているはずです。

    自分は、国策会社からの脱皮という観点からも、思い切ってJALの国際線をANAに統合、もしくは1度廃止してもいいと思ってます。そこで1度JAL国際線に関する利害の線を断ち切る効果もあるし、再び国際線をスタートさせるときは、JAL国際線を競争力をもった1民間企業としてゼロから再スタートさせる、ということができると思います。やはりムダを省いてよりスリムな経営状態にしていくには時間がかかるもの、ここでいったんとめて全部を改める機会をもつということ・・・どうでしょうか?

    もちろん国策会社からの脱皮は、そんなことまでしなくてもやれる、という意見もあって当然だと思います。国策会社からの脱皮として、効果的な方法があれば、ぜひ挙げてください。

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