年末年始のアマルフィ、カプリ島、ソレント等の観光

行ってきました。

2013/12/31～2014/01/02、２泊３日でアマルフィに滞在してきました。気になるお天気は曇り時々晴れもしくは晴れのち曇り。雨はありませんでした。温暖な気候で、風も大して強くなかったです。新年を祝う1/1、0時の花火は３０分ほどでしたが盛大でした。個人的にはアマルフィに向かう途中に寄ったポジターノの街並みが綺麗だなぁと思いました。

アマルフィではありませんが

カンパーニアは大好きな州で、ナポリ界隈や島、ソレント半島など
何回も訪れています。


年末にプローチダ島に滞在したことがあります。
もし、mixiに登録していらっしゃいましたら、当時の日記がこちらから見られます。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=74790836&owner_id=739620
（ここからあと３回分が、プローチダ滞在の日記です）


３泊して、中２日雨でした。
１日は、しとしと降ったり、止んだり。
あとの１日はしっかり降りました。


この島は夏にも何度か訪れ、夏のよさを知り、
特に観光やまち歩きはできなくてもよいかと思って行ったので
がっかりはしませんでしたが、
島一番のレストランは陶器休業でした。
大好きな店なのでがっかりしました。


大晦日は、宿の人たちと一緒にカウントダウンし、対岸の花火を見ながら乾杯しました。
とても小ぢんまりと温かい雰囲気で楽しめました。


他の２人も書いていらっしゃいますが、
このあたりを訪れるのが初めてなのでしたら、
その期間の旅行はお薦めしません。
天気と、カレンダーの関係で。


＞出発は12/28～29日
＞日本帰着は1/4～1/5

と書かれているので、最長の２８日出発、５日帰着として考えてみましょう。
２８日夜にナポリまでどこかを経由して飛び空港からの直行バスでソレントに行き、
４日にまたナポリから飛ぶとして、現地でとれるのが正味６日間。


２９（日）・・・商店は休み、（レストランは営業の有無は様々）
３０（月）・・・美術館等休館（日曜休みのレストランは昼も休むこと多し）
３１（火）・・・半日観光できるか？夜は食べるところが少ない（チェノーネ＝大正餐を予約すれば大丈夫）
１（水）・・・身動き取れず（鉄道の本数少ない。バスは運休が多い。観光は全滅。店は休み。）
２（木）
３（金）


ざっとこんな感じでしょう。
２９日　ソレント観光（景観だけが売り物なので半日で十分ですが、前夜遅くの到着なら
　　　　この日は、１日ソレントでゆったりした方がいいでしょう。雨が降ったら何も楽しめません）
３０日　カプリ島へ。海が荒れたら、行くのは無理。
３１日　バスでアマルフィへ。（この時期、GORGEさんが書いていらっしゃるように、
　　　　宿は休みか、クリスマス～年始にかけての客向けに宿泊料金が高いかどちらか）
　　　　途中ポジターノで降りて散歩してからアマルフィに向かうこともできるか？
　　　（３１日のバスを調べてみないと分かりません）
１日　　アマルフィで過ごす。天気がよければ日がな景色を眺める）
２日　　ソレントかナポリ、または他の土地へ移動。
つまり、２日と３日はどこかに移動して過ごせるかもしれません。
ただ、LCCを利用して遠くへ行くのはどうでしょうか。
ナポリとかカゼルタとか観光して面白いところが近くにありますよ。


さて、冬の天気ですが（私は毎年夏と冬にイタリアを訪れています）、
昨年はボローニャを中心にラヴェンナ、リミニ、サン･マリーノ、フィレンツェなどを訪れましたが
１３日間で２日間雨に降られただけでした。
サン･マリーノのときは、見事な天気でした。
一昨年は、１度も傘をさすことなく、ずっと晴れか曇りでした。


このところ、イタリアも世界の他の地域と同様、例年の天気というものがあてになりません。
冬なのにこんなに晴れる？
という日もあれば、こんなにザーザー降るのは地中海性気候の冬じゃない、
と思われるほどしっかり降ることもあるようです。


ですから、一概にやめた方がいいとは言えませんが、
初めてあの地域に行かれるのであれば、
やはり４月～９月ぐらいに行くのがよいのではないかと思います。

オフシーズンに行く物悲しさ

ナポリ、アマルフィ海岸、ソレント、カプリ島......陽光に恵まれた暖かい地方というイメージで、旅行者もそれを求めて行きますよね。

年末年始に行ったことはないのですが、このあたりは数年前５月後半に行きました。
その年はヨーロッパでは春の到来が遅く、カプリ島の青の洞窟に行った日は、その年で初めて洞窟内がきれいな青色に見えるのに充分な太陽光線があったと聞きました。
食事をした島のレストランのオーナーとも世間話をしましたが、例年１１月からオフシーズンで閉店するようです。

こういう人々が太陽を求めて訪れる土地は、オフシーズンは物悲しいものがあります。

南仏の観光都市に二、三年住んでいたことがありますが、暖かくなる３月までの間は観光客も稀で、シーズン中の明るい雰囲気とは全然違ったものでした。
またヨーロッパ南部は意外と冬季は気温が下がったうえ、暖房も北部ヨーロッパほど完備されていないので寒い思いをすることがあります。
その南仏の街もそうでしたし、ナポリっ子を御主人に持つ友人が、暖房が効かなくて寒いという理由で冬に行くのを嫌がっていました。

クリスマス前ならもうちょっとその雰囲気も楽しめると思いますが、年末年始は飾り付けは残っていそうですが...。

太陽が出てちょっと暖かい日もあるでしょうが、もし文頭に書いたような、陽光に恵まれた暖かい土地、というイメージが強いなら、がっかりするかもしれません。
オレンジ一合さんのこだわりが別のものなら大丈夫でしょう。

連日雨もありうる

ことをご承知なのでしょうか？雨にうたれ寒々とした海も
それなりに風情がありますが、このエリアに関しては、
行く価値すらなくすものです。
唯一の利点は、宿がやっていれば安くなる可能性があるものの、
逆に、年越しの富裕層を狙うために、年の終わりから年明け直後が
高くなるところがほとんどでしょう。

29日が日曜日、火曜日の夕方が大変で(夕食難民)、水曜日が全滅、土曜日には
帰国の途です。LCC利用なんて悠長な(金のために時間を使うと言っても過言ではない)
ことを言っている場合ではないでしょう。

イタリア南部は移動が大変だし、船は欠航もあるので、ここに滞在し、他の国とかは
夢物語。ナポリで毎日雨を冬場に経験しましたが、移動する気にもなれないくらい
憂鬱な毎日です。自家用車がなく、徒歩が多いものにはきつい。

店が閉まる時期のピークですので、それもマイナス面。
ほかの国か、他の地域を勧めます。