泊まった宿のマネージャー(オーナー?)と一緒に
パヤーめぐりをしているとき、あるパヤーで
日本語を話す男と遭遇。日本の硬貨 160円分を
出してチャットだといくらなのか尋ねてくる。
「ひゃくろくじゅう」とかちゃんと話す。
両替してほしいとのこと。チャットだといくら?
えぇと。と、悩むと、マネージャーがすかさず
自分のスマホを電卓モードにして渡してくれる。
(僕のもってるスマホよりいいものだった)
あ、悩むことなかった。1600チャット。
「2000はダメ?」(これも日本語)。それは無理。
結局両替してあげる。むかしインドで500円硬貨を
ルピーにしてあげたことを思い出す。
泊まった宿には Wifiがなかったので、毎日歩いて
3分のレストランというか食堂というか、早い話、
地元の男たちのたまり場みたいな店に通っていた。
床は「土」。テレビを見るために集まっている感じ。
ここでティーかカフェ(250チャット)を注文して
Eメールをチェックした。少年(小学生?)が働いていて、
「ティー? カフェー?」とききにくる。最初の日、
Wifiのパスワードを彼に尋ねる。僕のタブレットに
表示されたキーボードに横から手を出してポンポン
と入力してくれた。ありがと。
パヤーにいる売り子たち。一度断るとそうしつこく
はない。彼女たちの決まり文句は「お兄さんカッコ
イイね(日本語)」。誰かが教えて、しばらくはそれで
売れたんでしょうね。