レポート

デビルズ・プール (ビクトリア・フォールズ)

公開日 : 2012年12月24日
最終更新 :

(2012年12月 天候:晴れ・雨が降り出しそうな曇り)
写真を見て、興味深かったので、ツアーに参加しました。想像以上に怖かった。

ザンビア側からザンベジ川のリビングストン島に行きます。水量の少ない時期(10~2月?)のみ、ツアーで行けると聞きました。2か所からツアーが出ているようです。ロイヤル・リビングストン(高級リゾートホテル)と、ザンビア側ビクトリア・フォールズ国立公園出入り口(入場券販売所から数分歩いた所)向かいのインフォメーション隣から出発します。両方とも、毎日4~5回、早朝から午後3時頃まで。ホテル発はボート往復で、$80~120位(午前は安く、午後は高い:食事付らしい)。公園発は、$38(+公園入場料$20)と安いが、公園内を通って、歩いて島まで行く。

私は、公園内から徒歩で行くツアーに参加しました。2時半発で定員6名とのことでしたが、11名になり、3時頃出発した。公園の端から岩場を通って、川を渡り、島に着いて、水着に着替えるよう言われました。私はTシャツとズボンでしたが、それで良いと言われました。カメラマン役の男性に各自のカメラを預け、私物を置いて、泳いで川を横切り、岩場に到着。ガイドが岩場から飛び込む手本を見せ、順番に水面から1m弱の岩場からプール(滝の上の広い川の一部で、飛び降りの目標ポイントは大きな深い水たまりになっていて、流れが穏やか)にジャンプしながら飛び込むのです。それをカメラマンが撮ってくれます。一人づつ何枚も撮るので、時間がかかりました。その間、温泉につかるように水面下の岩場に座っていました。100m位落下する滝の手前が、幅50cm位の厚い岩盤で、深く屏風のようになっているので、人が滝から落下する危険が少ないのです。水から上がる時は、ロープにつかまって、岩場に足をかけて丘に上がりました。水の中より外気が寒かった。タオルを渡され、水気を拭いても寒かった。飲み物サービスがあった。

帰路は、ボート(追加$10)でホテルまで行き、シャトルバスで別なホテルに行き、歩いて公園の切符売り場を通って、公園出入り口に戻る。6時半すぎ。

怖かった理由
1.川に水が十分あり、ひざ上(!)の水量だった。ガイドを先頭に、皆で手をつないで渡るのだが、ビーチサンダルの人が多く、脱いで、裸足にさせられた。川は不揃いの石ころだらけで、素足は滑るし、痛い。サンダルを片方流した人、メガネが流れた人、2~3回水中に尻もちをついた人、バックパックを濡らした人、等々。(途中から)皆、真剣だった。
2.水着になってから、泳いで川を渡る時、水流が思ったより速い。川は深い。流される。上流に進めない。
3.カメラマンはカメラを幾つも持たされ、水に浸かっていたカメラもあった。
4.ロープにつかまって、丘に上がる時、水流が強く、足が岩場にかけられない
5.帰路は誰も歩いて帰りたくない(往路で懲りたのだ)。全員、ボートで戻った。
6.2時間で終了するツアーが倍近くかかった。私だけ、国境越えでジンバブエまで帰らなければならず、暗くなり始めた。

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2件のコメント

  • Re: デビルズ・プール (ビクトリア・フォールズ)

    2005年乾季のジンバウェ側を2009年雨季のザンビア側を訪問しました。
    ともに興味深かったですね。

    乾季でも、ジンバウェ側では傘をさして観光している人もいました。全景が見えてそれなりによかったです。また、ヘリコプターで上空からも見て、なかなか感動。水の流れとともに大地の裂かれ方を興味深く眺めました。

    雨季のザンビア側では、リビングストーンの街からでも、水しぶきが見えます。水量の多さは確かに乾季の時と違いますね。水しぶきも高くヘリコプターの飛行にも影響していました。またラフティングも出来ませんし、デビルスプールにも入る事は出来ません。
    ですが、見応えはすごい。ザンビア側でも、滝ノ水が落ちてくる所は充分に見えます。
    滝見学のルートを歩く時は、2重の雨合羽を借りるか、初めからスイミングの格好で行くしかないです。かなり滑り足下が危ない所もあるので、しっかりしたサンダルをお勧めします。大嵐の中を歩いている感じです。

    次回はデビルスプールに挑戦したいと思っているのですが、なかなか怖そうですね。ウーン、考えてみます。
    昨年はイグアスの滝でボートに乗り、ずぶ濡れ。行く数ヶ月前に事故があってボートツアーが再開されたばかりでした。デビルスプールにリスクは???

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    Re: Re: デビルズ・プール (ビクトリア・フォールズ)

    デビルズプールは、機会があれば、是非行ってみて下さい。私は色々と心得不足でした。また、行くとすれば、次のことに気をつけます。

    水量の少ない時期を選び、天候の良い日に行く。午後遅い時間ではなく、お昼頃に行く。
    ホテル発の往復ボートの方が安全。歩きツアーは安く冒険あり。念のため、前日の天候にも注意(鉄砲水)、水着の上に衣服、靴とソックスを着用、(ホテルの)タオル持参、バックパックで持ち物は少なめに

    後で気が付いたのですが、領収書の裏に、(歩き)ツアーには、あらゆる危険が伴うこと、(たとえ死んでも)全て自己責任だと書かれていました。私は、当日、朝、ザンビアに日帰り入国して、午前中にリゾートホテルからタクシーでリヴィングストンまで行き、ホテルで休んで、午後1時過ぎに滝へ行って、ツアーに申し込みました。ツアーが終わったら再び滝の観光をするつもりでした。

    終日歩き回る格好で、靴は履いていましたが、水着は用意していませんでした。プールまで、陸伝いに歩いて行くのだと気軽に考えていました。でも、ひざ上の水量の川を渡らなければならず、ビックリしました。他の人達(北欧と韓国のグループ)も恐怖だったようです。くるぶし位なら、水の抵抗もありませんが、ひざ上は水流を強く受けます。その上、足場が悪くて、滑るし、流されるし、一歩一歩、足の置き場を決めるのに時間がかかりました。川上に向かって皆で手をつないで進むのですが、後ろ10m位?は滝なのです。

    デビルズプールは、岩場から飛び込む前に、ガイドが飛び込む場所を何度も説明します。直径1m弱?のポイントが水流の影響を受けず、周りより穏やかな水面で、深くなっています。そのすぐ向こう側は水流があるので、そちらに飛び込まない(バイバイだよ!)ようにと、何度も注意されました。その後、ガイドが飛び込む手本を示し、水中で待って、一人づつ飛び込むのを見守っています。

    滝全体について
    滝は水量が多いと、音は豪快だけど、濡れるので近くまで行って見物できないし、水が土色で汚いので、少量の方がいいかな、と思っていました。でも、12月のVFは水も音も少なく(水量が多い時期には、ジンバブエVFの郵便局前から轟音が聞こえると、ガイドブックに書いてあった)、滝全体がカーテン状でなかったので、残念でした。できれば、一枚のカーテン状で、青空に映える白色の滝を見たいです。だから、機会があれば、もう一度行ってみたいです。

    ロイヤル・リヴィングストンにて
    ザンベジ川の見えるテーブルで、町で買ったリンゴとバナナの袋を開けたら、突然、サルが現れ、私のリンゴを取ろうとした。怒った私は立ち上がって、サルと、リンゴとバナナの袋の取りっこをした。私が勝って、サルは退散した。引っ掻かれなくて良かった。ビックリしたー!

  • 12/12/24 21:36

    Re: デビルズ・プール (ビクトリア・フォールズ)

    ふ-くんさん、凄い!デビルズ・プ-ルに参加したんですね。体験談興味深いです。
    やっぱり相当怖そうですね。
    飛び込むのを躊躇っている人がほとんどで興味深かったのでジンバブエのビクトリアフォ-ルズからずっと眺めていました。
    ふ-くんさん、一生思い出に残るツア-でしたね。

    疲れたでしょう、ゆっくりお休みくださいね。

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    Re: Re: デビルズ・プール (ビクトリア・フォールズ)

    nontaさん、お早うございます。

    お陰様で、楽しい旅行でした。滝は水量が少なく、デビルズ・プールには行けましたが、全体がカーテン状でなかったので、機会があれば、別な時期に再び訪れたいと思います。三大瀑布の中で、最も素朴で、最初は物足りなく感じました。でも、また行ってみたいです。地元の人々の様子が、友好的で、楽しそうに見えました。