１１月の南フランスの気候・服装について

ミストラル

天気、気候は本当に運次第。平年がどうだから・・・という予想はあまりあてにならないのがつらいところですね。私もいつも持って行く服装に悩みまくります。数年前、11月末〜12月初旬の旅行では、用心のため持って行った厚手のコート（＋毛糸の帽子、手袋）を一度も着ないまま終わったこともありました。でも、持って行かないわけにはいかないのですよね。いつ寒くなるかわからないんですから・・・。

他の方もおっしゃっていますが、ミストラルさえ吹かなければ東京と同じ感覚でいいと思います。でも、このミストラル、突然吹き始めて、一度吹き始めるといつ止むかわからない・・・。プロヴァンスに住んでいた頃、3日間一歩も外出しなかったことがありました。防寒具でなんとかなるレベルを超えています。体格のいい男の人でも真っ直ぐ歩けないくらいなので、小柄な私など本当に吹き飛ばされそうになったものです。イメージとしては、台風の暴風が氷のように冷たいものを想像してください。ゴッホが精神を病んだのはミストラルのせいだった・・・という説もあるくらいです。ドーデの小説「風車小屋だより」の冒頭でも、ドーデが生まれて初めて遭ったミストラルに驚く様子が描かれています。

とはいえ、短期間の旅行なら、ミストラルに遭遇しない確率のほうが高いでしょうから、そんなに悲観的にならず、でも備えは万全に、という感じで出かけられるといいと思います。冬の晴れた日のプロヴァンスの空は夏以上に青く美しいですよ。お天気に恵まれて楽しい旅になりますように。

2月の終わりですが

森の時計さん

皆さん、寒い、寒いと言ってますが、ニースは暖かいと思います。
南仏事情に詳しいGGA02757さんが掲示板を見ていてくださったら、教えていただけるはずなのですが…。

２月の終わりから３月の初めにかけ、ニースに行った時は日差しが強く、セーターの上にカーディガンで過ごせました。
路地植えのシクラメンがたくさん咲いていてビックリしました！
東京より、はるかに暖かったです。

アヴィニョンは”プロヴァンス地方”なので、”ミストラル”と呼ばれる風邪が吹くと、一気に寒くなると聞いています。
ミストラルが吹かなければ、ドイツほど寒くないのでは？
（ニースは”コート･ダ･ジュール”になるので、ミストラスは吹きません）

mamoruさんが教えてくださった”Meteo”で気温が調べられます。

ニース
http://france.meteofrance.com/france/meteo?PREVISIONS_PORTLET.path=previsionsville/060880

アヴィニョン
http://france.meteofrance.com/france/meteo?PREVISIONS_PORTLET.path=previsionsville/840070

コートは風を通さない、軽くて持ち運びも楽なダウンとか、中綿入りを持っていかれたらどうでしょうか。

ニースのアヴィニョンも、とっても良い所です。
良いご旅行になりますように！

Re: １１月の南フランスの気候・服装について

∵＜ アジアと違って欧州は夏でも冬でも雨が降る(太陽が隠れる)と寒くなるよ。(また雨が降るのは少なくとも気温０度前後だから超寒くはない。欧州人の一般的な生活感覚だよね。)

ニースとアヴィニョンの過去の天気

こんにちは

気温などはその年により３℃ぐらいは上下の変化があるので、
寒くなったときのことの備えがあればいいと思います。

どの程度寒くなるかは、以下に、フランス気象庁の記録を貼り付けるので、概略を掴めばいいでしょう。

Nice（2009年から2011年の3年分の11月の天候のまとめ）
2011年　（11月の東京よりちょっと暖かいかも。雨の降った日は上旬のうち6日。90mm降った日は大雨。）
http://climat.meteofrance.com/generated/integration/img/produits/pdf/bcmd_J281SJK0XC9.pdf

2010年　（気温は東京の1２月上旬程度。雨の降った日は、上旬のうち2日。25mm降った日はある程度しっかり降った感じでしょう。）
http://climat.meteofrance.com/generated/integration/img/produits/pdf/bcmd_UCPRIPBMLP9.pdf

2009年　（気温は東京の12月上旬程度。上旬で雨の降った日は5日。一日の降雨量は少ない。）
http://climat.meteofrance.com/generated/integration/img/produits/pdf/bcmd_A5LJ1DR8HO9.pdf
（一般的に、1～2mmの降雨量は傘でしのげるでしょう。）


Avignon
2011年　（上旬では最低気温7℃程度の日がだいぶある。東京の12月同時期ぐらい。雨の日は6日。）
http://climat.meteofrance.com/generated/integration/img/produits/pdf/bcmd_KP2H2RMFLC9.pdf

2010年　（最低気温2℃の日がある。東京で言えば真冬になりかけの気温。雨の日は６日。）
http://climat.meteofrance.com/generated/integration/img/produits/pdf/bcmd_LN93YOTICP9.pdf

2009年　（最低気温1℃～3℃の日が数日続いた。東京で言えば真冬の日が数日あった。雨の日は5日。）
http://climat.meteofrance.com/generated/integration/img/produits/pdf/bcmd_CDIXBNG75O9.pdf


ニースよりアビニョンは寒いと言えます。
天気予報を直前に見ておくことも役に立つかもしれないが、急激に気温が下がるのは、日本を発つときは分からないことがあるので、セーター等は準備していくのがいいでしょう。
現地であまり寒かったら、その日は屋内の観光に当てるなど、工夫するのがいいでしょう。

観光する都市の順番は、アヴィニョンが先、ニースが後の方が良さそうですが、飛行機の都合とか、もう予定は組んでいるのでしょうね。


良い旅を

欧州の平均は東京の＋1ヶ月

南欧はそこまで違わないと思いますが、雨や曇りの日は12月上旬の東京を想定したほうがいいと思います。
10月初めなら、東京の10月下旬～11月初めの絶好の気候だったのですが。
血圧に寒さはよくないと思いますので、一番寒い日を想定して防寒はしっかりされたほうがいいかと。
意外と寒くなかったら、脱げばいいので。

南仏ではありませんが、9月中旬のチェコでも吹く風がとても冷たく、ああ、イタリアにすればよかったと思ったことがあります。このときは翌日から、そうでもなくなり、10月中旬まで割りと快適でしたが。
11月は欧州の場合、もう冬（初冬）ですから、南仏といえど寒い日もかなりあるかと。

Re: １１月の南フランスの気候・服装について

11月に南フランスですが、寒いです。

モロッコでニットコートを買ってそれを着てましたけど、ローヌ川の橋の上で吹き付ける風の寒さに悲鳴を上げていたほどです。

しかも、これがまたよく雨が降る。
2日に1日は大雨に降られました。

したがって厚手のコートは必要で、雨が降る覚悟をしたほうが良いかと。
格好は東京の冬と同じでいいんじゃないでしょうか。

ニースとアヴィニョンの違いは、ニースの方がちょっと暖かかった気がします。