レポート

路線バスの旅 その1 無賃乗車

公開日 : 2012年07月10日
最終更新 :

ビエンチャンからバンコクまで国際路線バスとタイの長距離バスを組み合わせて旅行しました。
旅スケ旅行記では心情の細かいところが表現しにくいので、掲示板のレポートにします。
なぜか、テーマに「バスの旅」というのがありませんので、「テーマを特定しない」ことになります。

以前、バンコクからビエンチャンの路線バス乗継のレポートをしましたが、今回はその復路編になります。
最初に乗車するのはビエンチャン・タラートサオ・バスターミナル発8時15分のコンケーン行です。

タラートサオ・バスターミナル発のタイ方面行国際バスは人気が高く発車時間近くでは満席の可能性があります。30分前でも乗れないことがあるのですが、今回は外国人旅行者の少ないコンケーン行ですので15分前でも大丈夫でしょう。それでも余裕を見て、宿は7時朝食7時30分チェックアウトの予定。雨の場合は7時にタクシーを手配してもらおうという心づもりです。

荷造りを終えてバルコニーを見るとまだテーブルのセッティングができていません。前日のうちに7時30分チェックアウトだから朝食は7時ね、と言っておいたのですがスタッフにちゃんと伝わっていないようです。まだ7時前なので間に合います。レセプションに声をかけて女の子を起こします。サバイディー!
朝食はいつもほぼ同じ。オレンジジュース、ティーorコーヒー、トースト小片と温めた大きいクロワッサン、バターとジャムorオレンジマーマレード。果物(蜂蜜付バナナ)。
チェックアウトは5分遅れの7時35分ですがまだ余裕です。今回は朝食付1泊40ドルのスーペリアルーム。
ラオスキープは次回に残して米ドル払いです。

メコン川端の通りにでてトゥクトゥクをひろいます。ツーリストエリアで客待ちをしている奴より走ってくる車のほうが良心的です。が、今回はすでに客が乗っている小さな車を停めてしまいました。これが失敗のもと。
タラーサオまで行くんだけどと交渉すると、おおバスターミナルか。いくら?にやっとして10,000(kip)。彼はふっかけたつもりかもしれませんが、想定価格なのでOKです。

車はそのまま川端を行きます。タラートサオへの角を過ぎて先に進みますが、先客があるので文句も言えません。
ドンチャンパレスホテルを通り越して右折、泥だらけの川の土手にはいったのでさすがにどこへ行くと声をかけました。この客をその先に届けるんだよと言われれば仕方ありません。もうこれ以上行ったらぬかるみにはまって動けなくなるんではないかという工事現場で中国人二人が降りました。どうやら中国人労務者の通勤手段だったようです。もう間に合わなくなるよと、声をかけておいたので小さなトゥクトゥクがスロットルを絞って進みます。
バスターミナル近くの見覚えのある景色に安心しました。

タラートサオ・バスターミナルには8時着。宿から歩くのとあまり変わらない所要時間です。コンケーン行の窓口にはまだ客がいました。間に合って一安心。バスはもうプラットフォームに入っています。荷物を運転手に預けて車内の指定された席へ。窓側の男に挨拶しますが返事がありません。洗ってはあるようですがよれよれのTシャツにジーパン、荷物もないみたいで外国人でしょうか。コミュニケーションができないのは困ります。
バスは8時20分に発車。ラオスのバスですからほぼ定時です。
早速検札がありました。乗車するときにチェックすればよいのに。隣席の男はラオス語でチケットがないんだけどコンケーンに行きたい、お金もないというのでした。さすがにラオスでもお金のない客は乗せて置けません。
彼は市街のワットシームアン前で降ろされてしまいました。



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1件のコメント

  • 路線バスの旅 その2 国際バスはちょっとくたびれ

    ビエンチャン-コンケーンの国際バスは何度か利用しましたが、所要時間はどちらからも毎回計ったように3時間50分で公称3時間30分というのには及びませんが、そこそこの速さと言えるでしょう。
    今回はイミグレが空いていましたし、12時過ぎの到着を見込んだのですがそうはうまくいかないのがバスの旅。

    まずはラオス出国時にラオス人旅行者が戻らず15分待ち。買い物をしていたようです。このくらいなら想定内なのですが、国際バスの車齢が上がって以前のように速度が出ないようです。この前もウドンターニ行の故障がありましたがラオス側のバスは新車への更新が課題です。

    話題がずれますが、タラートサオから友好橋、ブッダパーク(ワットケーク)方面へのタードゥア行は日本の援助でバスの更新が進みました。
    今は東京都交通局のような緑色の塗色の新しい大型バスが走っています。運賃も値上がりしたのでバスも良くないとバランスが悪いのかもしれません。この区間は6,000kip。
    ワッタイ、シーカーイ方面のルアンパバーン街道は5,000kip。南バスターミナル方面ラオス国立大学(ドンドーク)へは2,000kipと方面によって運賃が違うのがビエンチャンのバスの特徴。
    タラートサオ・バスターミナルでは中国製の中老国境で見かけるような小さなバス(マイクロバスよりも小さいのでバスと言えるのかな?)も走っていますが乗ったことはありません。

    タイ国境でトイレに寄ったのですが、ウドンターニとコンケーンの間でトイレ休憩があったときにもう一度利用しておけばよかったのでした。あと1時間だろうと甘く見たらもっとかかりました。
    コンケーンに入ると大学病院(シーナコン医療センター)前などでの下車が目立ちました。コンケーン・エアコンバスターミナルに着いたのは12時51分。所要4時間36分でした。

    プラットホームに出ると早速バンコク行の呼び込みがあり、ついていくと公営バスのようです。隣のチャンツアーのバスのほうが速そうなのでこっちは?というともう満席だよと。
    荷物をバスのトランクルームに運び入れられて13時発のバスに乗り込んだのですが、所要時間を訊くと7時間半と。7時間30分?チャンツアーなら所要6時間なんだけど。チケット売り場で確認するとモーチット着は20時30分なのだそうです。それはちょっと・・・。

    すぐ前がチャンツアーのチケットセンターでしたので、そちらで確認すると今出て行ったバスの次は13時45分でまだ席がある様子です。公営バスには申し訳ないですが所要時間の差は大きい。もう13時を回っていましたがキャリーバッグを出してもらってバスは鞍替え。

    待ち時間に近くの食堂で昼食。チャンツアーのバスの中でもお弁当が配られるのですが、時間つぶしです。

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