Re: Re: Re: ラオスの観光スポットと行き方

そうでしたか。あまり時間は取れないようですね。

ラオスはカンボジアと比べて人口もずっと少なくて、
どこへ行っても人々がノンビリ暮らしています。
活気のあるカンボジアを経由してラオスにたどり着くツーリストの皆さんは
例外なく「ほっと」する国です。
できるだけゆっくり時間をかけて滞在すると
ラオスの魅力を感じることができるといわれていますので、
金曜日か土曜日から2泊3日というのは惜しいですね。

プノンペンからは最近人気上昇中の南部都市パクセーへ
フライトがあるので、それをお勧めしたかったのですが、
残念ながら12月にラオスで開催される東南アジアスポーツ大会にむけて
パクセー空港が9月まで改修工事中をしていて飛べません。

その代わり、プノンペンのお友達は良くご存知と思いますが、
バスで国境を越えれば、南部の景勝地シーパンドン(4千の島々)が目の前です。
メコン川はカンボジア国境付近に落差があって大きな滝となっています。
この地域の入り組んだ中洲には無数の小さな島があって、
島々の川べりに素敵なバンガローが立ち並んでいます。

静かに川面を眺めて読書をしたり
小さな島々を舟で回遊するツアーにのって、
ゆっくりした時の流れを楽しむことができます。
近くには世界遺産のワット・プー寺院遺跡もありますし、
キート・ゴンという村では象のトレッキングを試すことができます。
あまり欲張らず、同じ島に2泊というのがよろしいと思います。

もう少し時間があれば北の世界遺産都市ルアンパバーンをお勧めしたいところです。
80とも言われる寺院とフランス統治時代のコロニアル建築が建ち並ぶ小さな街で
ここ数年、イギリスの雑誌の人気投票で世界ランキングの上位ににいつも顔を出す
宝石のような街ですが、その割には実に静かで気持ちのよいところです。

ルアンパバーンはプノンペンからは首都のビエンチャンを経由しないと
フライトが繋がりません。
そのうえ、プノンペンからビエンチャンへの一日一便のフライトは
ルアンパバンへの最終便に間に合いませんので、ビエンチャンに1泊しなければなりません。

ルアンパバーンも捨てがたいのですが、
いつか将来、時間をたっぷり取って、ラオスをゆっくり滞在できるときのために
大事にとっておきましょう。

いま、インドシナは雨季です。
一日一度はスコールがあります。
メコン川は川幅いっぱいに水量を増しています。
今回は、プノンペンから陸路でも足を伸ばせるシーパンドンにおいでになって、
あちこち動き回らず、ゆったりしたラオス滞在をお楽しみになってはいかがでしょう。

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