Re: キジー島、この時のですね

ご無沙汰しております。
福田繁雄なる芸術家は正直よく知らないのですが、岩手ですか。
九州からはずいぶん遠いですね。東北は僕も未踏地ですので興味はあるのですが。
僕は最近国内で興味あるのは、芸術よりも食い気と温泉。
四国行って讃岐うどん食べて、道後温泉ではんなり。というのが秋口までの目標です。

さて、キジー島の木造教会に行きたくなった理由みたいなものですが。
2002年、欧州旅行がマンネリ化してきて飽きがきていた時に
ちよっと変わったところに行ってみたいと計画したロシア旅行。

7泊9日の限られた日程のなかで周遊するロシア内の観光地について調べている過程で、独特の美しいフォルムと木造建築の教会という、それまで聞いたことのないジャンルから興味が湧き、その興味が年々増大し、もはや海外へ向かう目標にまでなっていたということです。

教会のあの丸いタマネギ形の屋根はロウソクの炎を現しているとされ、キジー島に限らずロシア正教独特の形です。
ロシアに渡航するたびにロシアにどんどん惹かれていった理由の一つが、このロシア正教会の存在。
外観のみならず典礼の美しさも、ヨーロッパやアメリカでは味わったことがない光景でした。


今回のキジー島木造教会までの行程といっても、特段難しいルートは通っていません。
サンクトペテルブルグで前回見逃した琥珀の間を見たり、同じく前回見れなかったエルミタージュ美術館の宝物庫を見たり、サンクトペテルブルグを楽しみつつ、夜行列車でペトロザヴォーツクへ往復。
現地一泊し、オネガ湖を水中翼船で渡り、キジー島到着。

さすがにロシアや旧ソ連旅行6回目とあってか、だいぶロシア語が出来るようになっていました。
といっても旅行会話程度ですけど、自分でもびっくり。


キジー島に行ったことよりも、その後の旅程のトラブルが大変でした。
サンクトペテルブルグで予約したホステルの予約が取り消され、たらいまわしにされたり。
そのドタバタの最中にパスポートに次いで重要なロシア出入国カードを紛失したり。
おまけにキジー島以降、全て土砂降りの大雨の毎日。

今回のロシア旅行でツキを使い果たしたような気もします。
しばらくは京都と国内旅行で静養し、年末はもっとやさしい国に旅行したいです。
一応、最後のロシア旅行の総括の一言として。

「ロシアや旧ソ連の国々はキツイ!でもいっぱい感動しました」



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1件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    09/07/19 04:13

    タマネギ頭のロシア正教・・・?

    駱駝シァンズさん、こんにちは。

    グラフィックや三次元のトリック・アート、ご存じなかったですか
    http://images.google.com/images?client=safari&rls=ja-jp&q=Shigeo+Fukuda&oe=UTF-8&um=1&ie=UTF-8&ei=pkJhSvPmBpzU7AO9stikDw&sa=X&oi=image_result_group&ct=title&resnum=1

    東京のイメージしかなかったので、先日の「日曜美術館」の展覧会情報で岩手にゆかりの地があるということと、ググって今年の1月に亡くなっていたことを知り、さらに驚きました。

    東北は遠いですよね・・・
    でも、東京からは東北新幹線でわりと近い感じがしましたよ。

    彼の作品は「東京国立近代美術館」に多く収蔵されていて、また、ちょうど今、「東京ミッドタウン」でも彼の足跡を振り返る展示がやっているので、今なら、東京経由で岩手・二戸の「福田繁雄デザイン館-追悼特別展」へと彼の作品をたくさん見る個人的ツアーが出来るのですが・・・

    四国、北陸、信州なども未踏の地です。
    北陸ならなにげに富山県? なんか海洋関連で面白いところのようなので。
    でもなかなか国内旅行をするような時間や心のゆとりがまだないですね〜、そんなこんなで財布の紐もなかなかほどけない。

    京都は大学時代に親が関西(大阪心斎橋)に転勤していたのでそこを拠点にいろいろと行きましたよ。
    嵐山や金閣・銀閣、清水の舞台は2度。
    駱駝シァンズさんのお膝元の宇治にも参りましたですよ。
    宇治といえば抹茶と10円硬貨・表のデザイン平等院鳳凰堂?! 見てきました。世界遺産なのですね。

    さて、本題

    >教会のあの丸いタマネギ形の屋根はロウソクの炎を現しているとされ、キジー島に限らずロシア正教独特の形です。

    ロシアの至る所であのタマネギ屋根は見られますね。

    ロシア正教と言えば、この3月バルセロナ近郊のカタルーニャ宗教の聖地モンセラット( http://allabout.co.jp/travel/travelspain/closeup/CU20070730A/ )に行ったのですが、ここの博物館(美術館)の中にロシアのイコンのコレクションがありましたよ。
    なんだかこのロシア正教のコレクションの部屋だけ別世界のように暗幕が掛けられており、極めて貴重なもののように展示されていました。
    立派なものが意外なほどたくさんあって、モンセラットの博物館の中で強く印象に残りました。
    二つの宗教は一体どういう関係だったのでしょうか?

    >「ロシアや旧ソ連の国々はキツイ!でもいっぱい感動しました」

    近年のNHK「ロシア語会話」などを見ていると街角の女性のファッションやお洒落なカフェなども見られて、もうヨーロッパの一つの都市みたいに気軽に旅行出来る時代になったのじゃないかと思えるのですが、現地の人と同じようにはいかないということでしょうかね。
    そういえば、「世界ふれあい街歩き」もなぜかロシアはないという...?

    困難が伴うほど感動も大きいのは法則どおりだったようですね。
    ツアーなら問題ないと思うけど、男だから一人旅行が困難だったというわけではないんでしょう?

    TV番組の話が多くなりましたが、旅行に行かない合間に、最近は努めて関連番組を見てるので...
    楽しいんですよね。今でもすでにいっぱだけど、やっぱりBShiも見たいかなとか。

    では、写真楽しみにしています。ご機嫌麗しゅう。

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