レポート

カナダよりのメキシコへの越冬蝶々モナルカ

公開日 : 2011年10月29日
最終更新 :

10月28日午後12:10ごろより、カナダよりメキシコへの何百万もの越冬蝶々モナルカが、ケレタローの自宅(B.Quintana通りとHolliday's Inn Diamanteの間のArboledas地区)を高度2メータから5メータで飛来中です。
毎年この時期(3日間くらいだけ)の太陽光がある時にだけヨタヨタと一定方向に飛来します。
少しでも曇ると樹でかさばるように休息します。
人間にも怖がらずに指を差し出すと、指先に留まります。
この越冬蝶々の飛来風景を見られるのは、メキシコどころか、ケレタローでもごく限られた人だけです。
今、窓から庭を眺めながら書いています。多分、明日がピークと思います。

最終越冬地はミチオアカン州とメキシコ州の極きまわれた山林地帯で越冬、交尾、そして、3月半ばに再び、ケレタローを通過し、カナダに旅立ちます。

この間、多くの蝶々見学ツアーがメキシコ・シテイで組まれますので、時間に余裕のある方はどうぞ。丸一日が必要です。詳しくは「地球の歩き方」を。

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1件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    11/10/30 01:15

    もしかして、メキシコ山奥の1本の木に結集するという……

    蝶のことですか?

    mxegamiさん こんばんは

    今まさに、ご自宅の窓からあの蝶の大移動が見えているんですね。すげー!
    ケレタローとは、バハカリフォルニアでしょうか。
    だとすると、海も越えるんですね。
    曇りだと休憩って、太陽で方角を確認しているということなのかな……。
    なんでこんなに移動する羽目になったのか、納得の行く説明をつけた人はいるのだろうか。
    いろいろと妄想が刺激されてしまいます。

    カナダからメキシコまでの蝶の旅を追えるとしたら、ちょっと夢のような旅行になりますよね。
    そうでなくても、大群に遭遇するツアーは、かなり魅力的です。

    チベットにもヒマラヤ越えをするツルがいて、青海湖で繁殖し、ヒマラヤ越えてインドに越冬にいくらしいです。
    いや、実際に見たことはないんですけど。
    昆虫も鳥類もすごいです。
    我々哺乳類もがんばらないと(笑)。

    何が言いたかったかといいますと、「興奮しました。ありがとう~」と伝えたかっただけでした。
    お邪魔しました。

    では!






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    Re: もしかして、メキシコ山奥の1本の木に結集するという……

    ケレタロー(QUERETARO)はメキシコ・シテイから北西に220km(車で2.5時間)、メキシコ国内で一番治安がよく、ゴミがおちていない清潔な人口70万都市です。
    このカナダからの越冬蝶(モナルカ)は人気のないところを通過するのですが、なぜかケレタローは人間居住地を。しかし、通路は毎年間違わずに200メータ幅くらいで、高させいぜい1-2メータのところをヨタヨタ飛んでいます。そして、障害物の家があれば、一気に上昇、通りすぎると急降下します。このあたりは20年前までは、ケレタロー郊外で平地から丘に上がるゆるい勾配の斜面の何もないところでした。
    蝶の羽ばたく音なんて聞こえる人はいないのですが、何百万匹が固まりとなり、集団飛来となると聞こえてきます。曇ると松・杉系の木に。木の幅の倍くらいの大きなコブみたいに停泊します。そして、日光がさすと、一斉に旅立ち。ブーンって音が。
    このケレタローから最終目的地のMICHOACAN州のANGANGUEOの山奥の5-600メータ四方の地点まで10日くらいの旅です。昔、ケレタローに住む前にANGANGUEOの蝶々見物でカナダから来ると説明を受けても、信じられず、メキシコ人の大風呂敷と思っていました。
    しかし、これを現実にこの目でみると、感動します。もうフィナルは近いぞ、がんばれ!って声援しています。明日の午前中が最終グループの通過です。日曜日だから、多くの子供に見てもらいたいです。


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