レポート

ローマ、ナポリ、ポンペイの治安についてのご報告

公開日 : 2011年10月11日
最終更新 :

先月末から今月の初めにかけて、ロンドン&イタリアへ旅行へ行ってまいりました。
ここでは色々お世話になりましたので、少しだけご報告させていただきます。
これから行かれる方の役に立つ情報と考え治安について。

まずナポリ
私たちはナポリは安全面を考慮して通過のみだったのですが、事前にナポリ・チェントラーレ(Fs線のナポリ中央駅)からヴェスヴィオ周遊鉄道のナポリ・ガリバルディ駅への乗り換えの際に、ジプシーの少年少女がいて要注意と他の人から聞いていたので、私たちは被害はありませんでしたが、本当にいました何人も。
中の何人かは紙コップを持って要するにお金を要求しているのですが、実はスリも働いています。
私にこの情報を教えてくださった方が窓口で周遊鉄道の切符を購入の際に、釣銭を取られたそうです。
本当に文字通り一瞬目を離した時だったそうです。
そう…周遊鉄道の切符売り場の所に特に多いので、行かれる方はくれぐれもお気を付けください。
二人以上で行く場合、一人が荷物を見ていて、一人が切符を購入し(出来ればそこでは財布は出さずに先に必要な金額を握りしめておく)釣銭を受け取ってから切符は同行者に渡す方が良いと思います。
そして釣銭も財布へ入れるのは後にして、取りあえずは握りしめたままその場を離れ、ホームへ移動した方が良いかと思います。
ちなみに改札は自動改札ですので、切符なしではホームまでは入れません。

次にポンペイ
私たちはここの掲示板で得た情報でポンペイを拠点の一つに選びました。
ポンペイの治安はかなり良かったです。
勿論普通に警戒して歩いてはいましたが、夜暗くなってからでも普通に街中を歩けました。
ここは次回またイタリアへ行く事があった場合も滞在したい街でした。

最後にローマ
ローマの治安については皆さんがあちこちで書かれていらっしゃいますので治安については書きませんが、今年は非常にショーペロ(ストライキ)遭遇率が高く感じました。
ここ数カ月の間に私の周辺でローマへ行った人私たちを含め3組中3組全員がショーペロに遭いました。
私たちは先に行った方々2組中2組がショーペロに遭遇してしまった事を知っていたので、もしもの場合の代替案を考えていたので、直ぐに代替案での行動をし、特に困りもしませんでしたが、1組は行こうと考えていた場所へ行かれなくなってしまったそうです。
あ、私たちはその日は市内観光のみの予定だったのですが、滞在のホテルからは少々離れた徒歩では辛いバチカンへ地下鉄で行く事になっていたのです。
その前に骸骨寺&パンテオン&トレヴィの泉へ行く予定でしたが。
とっさに地下鉄を諦め、徒歩で骸骨寺へ行き、歩きながらタクシー乗り場を確認し、骸骨寺からは最寄りのタクシー乗り場でタクシーを拾ってバチカンへ向かいました。
およそ20ユーロかかりました。(ボッタくりでも何でもないですよ、ちゃんとメーターなど確認していましたから、私)
バチカンからは予定のサンタンジェロ城を経由してナヴォーナ広場へ出て、その後で当初午前中に予定していたパンテオンへ行き、疲れたのでトレヴィの泉は捨てました。
パンテオンからも面倒だったのでタクシーでホテルまで10ユーロ。
ヨーロッパは経済の悪化などでストなども増えているのではないかと想像します。
行かれる方は出来ればもしもの場合に備えて交通手段等を考えていかれた方が良いのではないかと思いました。

慣れていればすぐに他のルートを取れるでしょうけど初めての場所などではタクシー乗り場も他の代替交通手段もわからないですからね(^^;
折角の旅が「あのストのせいで~!」となりませんように…。

あ、それから滞在中別の日ですが、ナヴォーナ広場で運悪く?政党の集会にまで遭遇してしまいました。
これは少しだけ怖かった…お願いだから暴徒化しないでね!と。
それから行きのレオナルド・エクスプレスは最初に乗った電車がトラブルで動かず、乗り換えた電車も途中何も無い線路上でかなり長い時間止まると言うハプニングにも見舞われました。
私のイタリア語の先生曰く「イタリアらしいイタリア」を体験してきたと…。
それはそれで楽しかったですが、現地でイタリア語どころか英語も話せずに困っていた日本人を拾ってしまいました。
行かれる方は最低限の英単語&イタリア語単語くらいは覚えていきましょう!
イタリア人は親切だからとよく耳にしますし、私もそう思いますが、意思の疎通も取れない人を誰も助けてはいませんでしたよ…(だから私が拾う羽目になった…)。

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2件のコメント

  • 11/10/11 13:55

    おかえりなさい!

    eva inipさん

    おかえりなさい!
    いろいろあったようですが、さすがうまく乗り切って旅を楽しまれたようですね。
    良かったです。

    ストやデモがあったりすると、結構大変ですよね。
    そんなこんながあっても、また行きたい! って思ってしまうのが海外旅行ですが…。

    ゆっくり休んでくださいね!

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    pianoさま

    ありがとうございます!
    今回本当にお世話になりました!

    でも実は今回は悲しい事に予定変更をかなりする羽目になり、念願のパエストゥムも行けなかったのです~(涙)
    いずれ絶対に!行きますが!!!(こうなれば何が何でも行きます!)

    実はですね、今回の旅は最初から最後までハプニング&トラブルだらけだったんです。
    行きの途中、ロンドンで一泊したのですが、そもそもそこから友人が道を間違えて道に迷うし、ミュージカルを鑑賞したのですが時差ボケと疲労で凄い面白いミュージカルにも関わらず、途中で意識が何回も飛ぶし。

    ローマ入りしてからも電車は動かず乗り換え、乗り換えた電車は途中何もない線路上真っ暗な所で30分以上止まり、電話で話すほどのイタリア語力は無いのにホテルへ電話をかけなければいけなくなり、ポンペイへ辿り着いた時には倒れる寸前?!
    もう無理!とパエストゥム(は私の希望、ポンペイが友人の希望)を諦めました。
    更にホテルの鍵は壊れ、電気は点かず、その対処で翌朝の出発も遅れ、1時間の遅れがカプリ到着は更にプラス1時間の遅れにつながり、青の洞窟では物凄く待つ事になり、だからアマルフィも諦めざるを得ず。
    更に更に!ローマでもストには遭遇するし政党集会には遭遇するし、まあ本当に色々なハプニング&トラブルに遭遇してきました。
    予定変更は悔しかったけど、でもイタリア旅行の醍醐味も味わったと言えば味わったので、今回は満足です。
    ただし今回で暫し行き納めのつもりが、パエストゥムへのリベンジで、数年以内には再チャレンジ!という気持ちになってしまっておりますが(笑)

    今回のパエストゥムについての敗因は、今まで経験が無かった“物凄い時差ボケ”です。
    私、今までここまでの時差ボケは経験が無かったのですが、今回の時差ボケは本当に酷かったです。
    帰国してからもまた時差ボケに1週間以上苦しんでおります(^^;
    歳はとりたくないものです(笑)

  • 新鮮な情報ありがとうございます

    テルミニ駅などはスリが多いと聞いたことがありますが
    他の場所はどうなんだろうと思っていました。

    ポンペイの治安の件、夜間も歩けると聞いて安心しました。
    私はツアーで行く予定なのですが(レスありがとうございます)
    参考になりました。

    付け焼刃でも、簡単なイタリア語のフレーズくらい覚えてから行くことにします。

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    happy99さま

    テルミニ駅やローマは、確かにスリとか居ますけど、ナポリの駅に比べたら治安はそれほど悪くないですよ。

    テルミニ駅や周辺は…新宿の歌舞伎町にスリを数人置いてみました!というレベルでしょうか…。
    ナポリの駅は昼間なのに夜の新宿の歌舞伎町の裏レベルにイヤな空気を感じました。

    テルミニ駅は普通に貴重品は身に着けて警戒していたら大丈夫なのですが、ナポリ中央駅は財布を出す事もためらうほどでしたから。
    そしてテルミニ駅周辺は日中細い路地に入っても、「物乞い多くて良くなさそうだからさっさと通り過ぎよう」というレベルですが、ナポリは間違えて路地に入っちゃった友人が本当に怖くて家族全員で小走りに近い早歩きで黙って急いで抜けたそうです。

    ポンポイやカプリ、ついでに行かないかもしれないですがソレントは、ローマよりもずっと治安は良くて、貴重品は身に着けていたら、後はそんなに滅茶苦茶警戒しなくても歩けました。

    イタリア語…超最低限でしたら挨拶と数字、一人称単数(つまり主語が私)で「どこへ行きたい(行く)」「何をしたい(欲しい)」そして「どこ?」と「いくら?」「ここに書いて!」を覚えておけばトラブル以外は何とかなります。

    身に着ける…私&今回の友人の場合、パスポートより少しだけ大きいレスポやそんな感じのポーチにパスポートとカード、大半のお金を入れて、下着の上(服の下)へ斜めがけして、紐を長めにしてポーチ本体をジーンズのポケットの位置でジーンズの中に突っ込んでいたんです。
    だから傍目にはジーンズのポケットに物を入れているように見えるのです…が!ジーンズの中だから本人がお腹を引っ込めて?(笑)引っ張り出さないと出せない…だからスレないのでした~(笑)
    必要に迫られればどこでも自分で引っ張り出せます。
    その日に必要なお金は、友人(実は男友達)はそのままジャラジャラとジーンズの前ポケットへ、私は布製の小さな袋に入れて丸めてポケットへ入れて更にその上にミニタオルハンカチを丸めて突っ込んでいました。
    後はデジカメや携帯はチェーンなどでベルトなどに繋いでポケットか私の場合は大きめのトートへ入れていました。
    トートは危ないと言う人も居ますが、絶対に車道側に持たない、貴重品は入れないを徹底していれば大丈夫でした。
    そもそもデジカメはチェーンで身体に繋いでいたし、それ以外はトートにはガイドブックと水とカーディガン、その日に買った物しか入れていなかったので。
    そのトートも布製の高級品には見えない物でした(でも一応ブランド品でしたが)。
    あとトートの口は狭いもので、脇で常に締めていました。(だから手も入れられない)
    くれぐれも、ショルダー等を斜めがけする場合には、ジャケットでも洋服でも“中”にするように気を付けてください。
    万が一にも引ったくりに遭った場合に、斜めがけは逆にそのまま引き摺られて大怪我をするそうです。
    “紐”を外へは出さない様に…。

    ちゃんと警戒さえしていたら、イタリアは本当に見所満載ですし楽しい国です。
    警戒はして欲しいですが、楽しめないほどし過ぎませんように…。