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「世界一の朝食」、報告。

公開日 : 2011年06月30日
最終更新 :

4月12日のQ&Aでは、このタイトルの質問に関心を寄せて下さった、旅クマさん、トベロラカシさん、ステンゲットさん、ありがとうございました。

春の旅行の後半は、ボーヌの5キロほど南にある、Bligny-les-Beauneという店屋が3軒しかない小さな村に滞在して、この村にあるのジッテ(=ホリデーアパートメント。と言っても3LDKで170㎡もある広い一軒家)を借りていました。

そして、5月12日の朝早く、この村から70キロ離れた、ソーリューの3☆レストラン、「ベルナール・ロワゾー」に出掛けました。
メールで予約してあったので、快く朝食レストランに案内してくれました。
そして、朝食後には、庭、夕食のレストランと待合、そして厨房の中までも丁寧に案内してもらい、とても心地よい応対を受けて、大いに満足しました。

朝食は、フル・ブレックファストが1人30ユーロで、美味しかったです。
しかし、・・4月のQ&Aにも書いたとおり、神戸北野ホテル以上のものを期待していましたが、私が期待していたものとは少し違っていました。
http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/id/380340/-/parent_contribution_id/380340/

帰国後に、北野ホテルの山口シェフに、感想を投稿しました。
山口シェフとは何の面識のありませんが、シェフからは即座に返信メールを戴き、その対応の速さにビックリしただけでなく、仕事への情熱を感じました。

その返信メールが、世界一の朝食の、答えになっていますので、ご紹介します。

「( kiya )様

本日の神戸は雨模様で、昨夜の風は幾分冷たく
ここ数日の摂氏27度ほどの暑い日とは
雰囲気の違う時間が流れています。

今回は、投稿ありがとうございました。
ちょうど私も4月の上旬にパリのベルサイユ宮殿で行われた
フランス料理がユネスコの無形文化遺産に選ばれた
お祝いの晩餐会の料理担当する為に渡仏し、その後
ソリューのルレ・ベルナール・ロワゾーにも立ち寄っておりました。

ルレ・ベルナール・ロワゾーの朝食もちょうどそのころ
食器類も一新され、BLの隠し文字から、マダムの
ドミニク・ロワゾーさんのDLに変わり、新たなマダムの朝食がスタートを
きったところです。DLの朝食も今後色々なお客様の意見を聞きながら
進化してゆくと思いますのでよろしく見守っていただければと存じます。

我々が当神戸北野ホテルでお出ししている朝食はBL朝食のエスプリそのままを
継承しつつ、日本のお客様のご要望をお聞きし日々イノベーションを行っています。

たとえば、コンフィチュールですがフランスで教えてもらった技法をもとに
2種類以上のフレーバーを取り合わせてオリジナルな商品を現在40~50種類開発
させていただいたり、サラダをご要望されるお客様が大変多くいらっしゃるので
ヨーロッパ式のコンチネンタル朝食のコンセプトを変えず(基本的に生野菜のサラダ
は朝食では食べません)野菜を使った生ジュースを数種類用意いたしています。
また、冬の時期は暖かいものをご希望されるので、温かい野菜スープの準備もいたし
ます。

まだまだ11年前にお出しした朝食と比べるとバター、ヨーグルト、フルーツ、パ
ン、
蜂蜜等々創意工夫して「こんな朝食をお客様が食べたかったんだ!」と言っていただ
けるよう工夫しておりますので、また是非ご利用いただけましたら幸いでございま
す。

今回はご投稿ありがとうございました

神戸北野ホテル
山口 浩             」



                                      

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1件のコメント

  • (¬_¬;) ウムム、『フランス・バスク』の朝食と比べてみた・・・・

    kiyaおぢさま、Bon jouir♪
    やはり、行かれたんですかっ?何も言及がなく、「ホイホイサッサ」とばかりに、次の旅について、深く思いをめぐらしているようなので、「さては!行かなかったな!」と考えておりました。

    今回、フランス・バスク地方の山の中で、2泊してきましたが、そこの朝食は7.60 Eurosでした。Restrant Hotelから選んだので、朝食もまぁコールドミールながら、充実してましたが、卵料理が無いんですねぇ。

    そして、所謂「ジャム」ですが、手作りで4種類、蜂蜜は1種類、生ハム・サラミ・チーズ2種類が添えてあり、ペストリーは甘い系と、普通のバゲット系が数種類でした。スペインの朝食の平均を知らねば、うっふぅ~♪、とちょっと喜んだかもしれませんが、スペインの地方だと、もっと内容の充実した朝食を、宿代込みで出す処もあるので、「いかん、これはフランス値段である==33」、と思いつつ、ガシガシ食べてきました。

    値段の違いは、こりゃ、ホテルの雰囲気とお庭でしょうか?

    朝食と言えば、ポルトガルでは宿代込みが基本なので、テーブルにつくと、温かいパンを出してくれます。やはり、朝食に30 Eurosは出せないな~、これだけ出すならば、スペインのいいレストランで、Cordero Asadoでも食べてきた方がいいなぁ。

    それで、肝心のおぢさまの、「生の30 Euros朝食の感想」が見当たりませんが?
    ほら、杏のジャムがよかったとか、庭の赤とピンクのバラが見事だったの、ヨーグルトはカスピ海製っぽかったとか、バゲットが新鮮だったとか、珈琲がどうのって、無いんでしょうか?

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