レポート

水原華城に行ってきました。

公開日 : 2005年10月09日
最終更新 :

水原華城の城壁に沿って歩きながら写真を撮ってきました。
いろいろな門や楼閣をコメントと共に紹介しています。
時間があれば一度ごらんになって下さい。
http://homepage3.nifty.com/asia-kenbunroku/
「アジア見聞録」→「遺跡」→「韓国」に進んで下さい。

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3件のコメント

  • 05/10/11 00:35

    修復か増築か

    史料に基づいて建物を再現しているのか、想像に任せて増築しているかによって評価は変わるでしょう。
    史料だけで全てを復元するのは難しいです。
    また、文化財保存のルールは国によっても異なるので、簡単に良否の判断はできません。

    フランスの保存修復の理念「アナシスローシス」では、推測は一切禁じられており、新材の使用は厳しく限定されます。
    しかし、日本から見ると違和感のある修復作業もしています。

    韓国や中国では、往時の姿を再生する事が多いです。
    一般の人に理解させるには有効な方法です。
    どこまでが史実で、どこからが想像なのかを明確にしないと誤解が生じます。
    大河ドラマの演出のようなものです。

    ズサンな修復(増築)をしている国はたくさんありますが。

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    05/10/11 07:32

    Re: 修復か増築か

    KOSさんの言われるように、史料に基づく復元か想像に基づく増築かによって遺跡の評価は全く異なると思います。
    アナスティローズ方式では、発掘時の図面と石の分析に基づき再現するらしいですが、その際、現存する部分は一旦解体するらしいですね。そして、コンクリートなどを適宜用いて地面を固めてから、復元すると聞いています。支柱などにはときどきコンクリートを用いるらしいですね。このやり方は美しさは損なわれるが、崩壊を防ぐことができるし、一般人が当時を想像するにはとても有効と思います。
    アンコールワットのように9世紀から13世紀頃に築造され、崩壊し、20世紀になって推測で復元を開始した遺跡と、水原華城のように18世紀に築造され、朝鮮動乱で消失し、1970年代以後に復元された遺跡とは、建築時の史料の有無という点では大きく異なると思います。

  • 05/10/10 22:11

    原形と復元について

    現地の案内板によりますと、四大門のうち華西門と八達門は原形を維持できたとのことです。また、華虹門は1932年に復元したということです。
    資料に基づいて忠実に復元されることが世界遺産に指定されるための条件と聞いています。
    ところで、アジアにある主な遺跡のうち原形をとどめているのは、ごく僅かではないでしょうか。長期にわたって火山灰の下に埋もれていたボロブドゥールは幸いに原形らしいですが、その他の大部分の遺跡は復元されたものでしょうね。タイのアユタヤ遺跡の復元前の写真と現在の遺跡とを見比べましたが、複雑な気持ちでした。

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    05/10/10 23:02

    北門の屋根飾り

    お返事、ありがとうございます。北門(長安門)の屋根飾りも最近のもでしょうか?北京の紫禁城の屋根飾りにそっくりだったのですが・・

  • 世界遺産ではありますが、

    でっち上げではないかと。

    遺産指定前から訪ねていました。
    苔むした風格のある史跡でしたが、
    現在の3分の1程度の規模でした。

    遺産指定の前後から現在に至るまで、
    突貫工事で残りの部分の創作がなされ、
    ピカピカの新品の城壁や城門が
    作られました。

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    05/10/09 21:34

    岡山1さんへ

    五年くらい前に、水原の華城に行って韓国にも素晴らしい城壁があると思っていたのですが・・・
    もしかして、華西門や華虹門も最近、造られたものでしょうか・・
    教えてください。