Q&A

ヨーロッパの米料理

公開日 : 2009年12月29日
最終更新 :

ヨーロッパでの米料理に関心があるのですが、
イタリアのリゾット、スペインのパエリア以外に、米料理ってありますか?

ハンガリーでは、メイン料理の付け合せに良く見かけました。
フランスにあっても良さそうな気がするのですが、肉料理の付け合せになっていたのが一度と、あとサラダに入っているのを見つけたくらいです。
ドイツや、ポーランド、チェコといった寒い地方にはないですよね?

ヨーロッパは大好きですが、料理のジャガイモ攻めにはいつも苦しみます。
そんなわけで、米料理をみつけると、つい嬉しくなります。
ヨーロッパで米料理を食べたことのある方、体験を教えてもらえたら嬉しいです。

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9件のコメント

  • バルカンのピラフとオーストリアのライスデザート

    40年前のドイツは日本以上に食生活が貧弱で、その上田舎では米料理にはなかなかありつけません。しかしその町には幸いにもバルカン料理店があり、安価なのと胡椒など日本人に合った味付けだったのでしばしば通いました。
    いろいろな米料理があったように思いますが今覚えているのはセルビア風ピラフ(SerbischesReisfleisch)
    で、パプリカ、オニオン、トマトピューレとポークのピラフで皆さんはパルメザンチーズをかけて食べてました。

    オーストリアのデザートではザルツブルガーノッケルン(SulzburgerNockerin)などスフレが有名ですが、ライススフレ(ReisAauflauf)という薄い塩味のミルクでボイルした米の上に甘いスフレ材料を載せて焼き上げたものがあります。

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    10/01/03 14:26

    ブドウ葉巻

    >今覚えているのはセルビア風ピラフ(SerbischesReisfleisch)で、パプリカ、オニオン、トマトピューレとポークのピラフで

    わたしがドイツで住んでいた街には味と盛りの良さで評判のクロアチア食堂があり、そこでは付け合わせにケチャップライスが出ました。せっせこ、せっせこ食べて、やっと食べ終えるかと言う時に店主がテーブルに来て、食べちゃったのか、足りないならお代りやろうかと声をかけてくれるのが常で、テーブルの一同あわてて首をふってありがたくお断りしたものでした。

    最近はドイツで安くてお腹を一杯にと言うとトルコ料理ですが、そのトルコとお隣のギリシアにはブドウの葉にお米を包んだ料理があります。本を読むとロールキャベツの親戚にあたるとか。小っさいのでいくらでも食べられますしあまりお米を意識しませんが、中を見るとなるほどお米が入っています。

  • 09/12/30 10:04

    アロス・コン・レチェ

    スペインのデザートで、米を牛乳と砂糖で煮たものです。
    スペインではパエリアしか食べなかったのですが、銀座の
    モスバーガーカフェで食べたら、おいしかったです。
    (2年くらいまえに2回食べました。今、メニューに
    あるかどうかはわかりません)
    あと、前に書かれていた方がいらっしゃいましたが、
    フィンランドのカレリアン・ピーラッカは、青山の
    紀伊国屋で買って、おいしかったです。
    サラダの中に、味付けされた米が入っていたのを食べた
    こともありますが、ヨーロッパで食べたのか、定かでは
    ありません。

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    Re: アロス・コン・レチェ

    ありがとうございます。
    なかなか返事を書く時間が取れず、遅くなりました。

    やはり、米料理のデザートって多いのですね。
    私は首都圏に住んでいないので(名古屋近郊在住。ヨーロッパ旅行はいつもセントレア利用)、買ってみることができず、残念です。

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  • 09/12/30 00:19

    米の北限

    日本の北海道が北限と言われています(陸稲はもう少し北でしょうが)。
    ようするに欧州では地中海沿岸でないと収穫できない。
    できないものは、交通網の発達した現代ならいざ知らず、食文化が形成された時代には
    食べたくても食べられない。主食なので、大海洋時代の胡椒のようにはならなかった
    のでしょう。食べる習慣がないので。

    さらに言えば、アミロースの少ないジャポニカ米のほうが寒さには強いようです。
    リゾットやパエリアのように水分を含ませる調理法になったのもそれなりに意味の
    あることではないのでしょうか。

    米は収穫効率が抜群に良いので、仮に米作が欧州で盛んになっていたら、欧州の人口
    密度は多くなり、人類の歴史も変わっていたでしょう(もっと早く滅亡していたりして)。

    北限を越えている地域では、所詮外来の料理なので、味もそれなり、レストランで
    見つけることが困難でしょう。やはり、中国系の店を頼るしかないと思います。

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    主食

    ときどき、ヨーロッパ料理の主食って何?って考えてしまいます。

    イタリアはパスタ?
    ドイツやポーランドはジャガイモ?

  • 退会ユーザ @*******
    09/12/29 17:26

    Re: ヨーロッパの米料理

    ドイツで肉料理に付け合わせるのは、長粒米つまりインディカ米ですね。
    ゆでたジャガイモなどと同じように、ソースにからめて食べます。
    スパゲッティのように塩ゆでにするのが普通ですが
    少しバターを絡めたり、カレー風味にしたりといった程度のアレンジは見かけました。

    それとは別に、日本人にとっては料理というには抵抗があるでしょうが
    Milchreis と呼ばれるものがあります。
    要するにミルクで煮たおかゆですが、砂糖とシナモンなどが入っています。
    これに使う米は短粒米で、日本の米よりもさらに寸詰まりに見えます。
    煮ると形が崩れて、まあライスプディングと言っても良いのですが
    温かい上になにしろ量が多い。昔メンザでこれがどんぶり一杯出てきて
    それに小さなパンを1個つけたのが、一番安い昼食でした。

    その他にミネストローネのようにスープにちょっと入ってきたり
    ライスサラダにしたり、といった食べ方は時々見ました。
    それからわたしは食べたことはありませんが、丸ごとのチキンの中に
    野菜や挽肉などと一緒に詰めたりすることもあるようです。

    ギリシアに行ったときは、現地でリゾガロと呼ばれているライスプディングを食べました。
    これは Milchreis ほど量が多くなくて、冷たく冷やしたデザートかおやつみたいでした。
    Milchreis はミルクライス、リゾガロはライスミルクですね(笑)。

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    ドイツと米

    詳しいお話、ありがとうございます。

    ドイツでも肉料理の付け合わせで使われているのですね。
    私はお目にかかったことがなかったので、
    ドイツでの付け合せはジャガイモ専門で、米を付け合せに用いることは無いと思い込んでいました。
    ハンガリーから伝わったのかな?

    チキンの中に野菜や挽肉と米を入れるというのは、トルコ料理を想像しました。
    トルコではチキンじゃなかったかも(ピーマン? ムール貝?)。
    ドイツにトルコ人は多いハズ。

    ドイツも外国の料理をもっともっと取り入れて欲しいです。
    そうすれば、料理の評判が上がると思います。
    パンは美味しい国なんですけどね。。

    他の人も書かれていますが、米料理のデザートって多いのですね
    とても参考になりました。

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  • Re: ヨーロッパの米料理

    フィンランドにカルヤラン・ピーラッカといっておかゆにした米を薄いライ麦の皮に包んで舟形にして焼いたものがあります。フィンランドで米はとれないのになぜこのような料理があるのかは知りませんが…。画像は

    http://fi.wikipedia.org/wiki/Tiedosto:Karjalanpiirakka-20060227.jpg

    「ピーラッカ」はロシア語のピロシキと同語源だそうです。

    他にラーティッコという,キャセロールをオーブンで焼く一連の料理があり,レバーと米とかにんじんと米などといった組み合わせがあります。

    クリスマスの朝は米のおかゆを食べるのが伝統のようです。これはフィンランドに限らなかったと思います。

    イギリスにはライスプディングがありますね。

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    北の国のもう一つのコメ、ワイルド ライス

    Muumilaaksoさん、はじめまして。
    横からですみません。「 コメ 」、Riceと呼ばれるものに、熱帯〜亜熱帯アジア原産の稲 Oryza sativa の他に、そういえば冷帯〜寒帯原産の マコモ科の「 ワイルド ライス 」Zizania aquatica というのがありましたねっ。 

     日本でも15年ほど前、「 ワイルド ライス 」が、ちょっと流行したことありました。 北米の五大湖沿岸などの寒冷な湖沼地帯で、獲れると聞きます。
    「 ワイルド ライス 」の故郷、カナダからアメリカ北東部の湖沼地帯には、北欧からの移民がとっても多いので、気候条件が似ている湖沼の国、フィンランドへも移植されて、もしかしたら栽培されているのかもしれませんね。
     なお、ワイルドライス(マコモ科)は中国北部にも、自生しているそうです。

  • 09/12/29 14:33

    デザートで、

    ドイツの城ホテル、トレンデルブルグに泊まった時は、夕食のアイスクリームデザートにコメが入ってました。 あと忘れましたが、どこかの国のデザートにも入ってました。
    コメを主食とする日本で育った私には、こういうコメの使い方は、どうも好きになれませんが。。。

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    Re: デザートで、

    kiyaさん、ありがとうございます。
    ときどきお目にかかりますね。

    米=主食 という先入観がなかったとしたら、味の方はどうなんでしょうね?
    日本でも餅としてなら「お汁粉」もあるし、デザートにでも許せるのかな、などと思ってしまいます。
    でも、米の形のままでは、やっぱりダメかな。。

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  • ヨーロッパの稲栽培の起源と里芋料理

    piyoronさん、はじめまして。

    > 「 フランスにあっても良さそうな気がするのですが、肉料理の付け合せになっていたのが一度と、あとサラダに入っているのを見つけたくらいです。
    ドイツや、ポーランド、チェコといった寒い地方にはないですよね?」

     お米の料理、ヨーロッパ北部に少ない理由ですが、気候制約から、稲その物の栽培が難しいためとだろうと思います.

    ヨーロッパのお米の主産地は、イタリア北部のポー川流域ですね。アルプスの豊富な雪解け水と、夏場の好天を利用して、1世紀ころから栽培されています。

     ご存知かと思いますが、ヨーロッパ初の百科事典・兼地理案内書、プリニウスの「 博物誌 」(一世紀半ば)に、インドとの胡椒交易が活発化し、お米も入ってきた様子が出ていますね。 ワイン造りなども、詳しくでていますね。

     お米の他、東洋的な食材としては、里芋も、なぜか、地中海東部にあるみたいです(^^)。食べたことありませんが・・・・

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    プリニウスの「博物誌」

    プリニウスの「博物誌」、知りませんでした(名前は知ってます)!
    お米やワインのことが書かれているとは!!
    私はワイン狂(通とは言えません)なので、是非一度読んでみたいです。
    ローマの歴史も大好きですなのですが、私の知識はまだまだですね。

    ポー河流域の米作地帯、高校の地理で習いました。
    なつかしい~。

    ありがとうございました。

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  • ポルトガルの米料理

    アローシュ・デ・マリシュコ:シーフードリゾット
    アローシュ・デ・タンボリル:アンコウのリゾット
    アローシュ・デ・プルヴォ:タコのリゾット
    アローシュ・デ・パト:鴨の炊き込みご飯

    などなど・・
    付け合わせにもご飯がよく出てきます。
    魚とご飯をよく食べるポルトガルの料理は、日本人の口にも合いますね。

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    Re: ポルトガルの米料理

    ありがとうございます。

    ポルトガル、行ったことないんですよ。。。
    魚とご飯に多く出会えるって、良いですね。
    ワインも美味しそうなので、そのうち是非行きたいです。

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  • 名前は知りませんが、

    フランス人はライスと野菜を混ぜ、ドレッシングをかけたサラダを食べます。
    ギリシャでもライスはありますね。

    中華はどこにでも普及しているし、寿司もテークアウトがあったり、スーパーで売っていたりしますね。インドネシア料理などはオランダでは人気料理ですので、そこではライス物にありつけます。

    日本のような白米はないにしろ、あるところにはある。というのが、私の体験です。

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    Re: 名前は知りませんが、

    ありがとうございます。
    ギリシャのライスって、トルコ料理みたいなのですよね。

    米が恋しくなったら中華料理店、というのは、私もよく利用しました。

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