レポート

アルザス最新情報です(T/C換金事情・国鉄情報等)

公開日 : 2009年11月08日
最終更新 :

今週、ストラスブール・コルマール・パリから戻ってきました。
出発前、アルザスについてあまり情報がなかったのでリポートを載せます。
これから行かれる方々のお役に立てれば嬉しいです。

[ストラスブール空港]
JAL便で成田→CDGターミナルE到着、ターミナルGからAFでストラスブールエンツハイム空港到着でした。
荷物は成田から直接CDG経由でストラスブール入りした場合、インターナショナル扱いなので
乗ってきたAFの国内線のターンテーブルではなく、隣の部屋(ドアがちゃんとある)の
別のターンテーブルから出てきますので要注意です。
出口へ向かうともう一度パスポートを見せて簡単な入国審査もどきがあります。

21時頃到着だったため、ストラスブール市内への移動はシャトルトレインではなく、バスです。
地球の歩き方には空港から市内への移動方法が古いものしか出てないと思いますが、
去年、ストラスブール空港と中央駅との間にシャトルトレインが就航し、
直接入ることができるようになりました。
そのため、地球の歩き方に載っている「バスからトラムへの乗継」という方法は廃止になりました。
しかし早朝・深夜の利用者が減る時間帯には列車ではなく、バスが代替運行することになっており
空港HPに※がついている便はバスになっています。
料金は列車の場合がHPよりも値上がりしており、一人片道3.6ユーロ、バスだと2.2ユーロだったかな?
空港で荷物を受け取ってサークルの外に出ると電車のマークの案内が出ているので
指示に従って進むと国鉄駅との連絡通路入り口にチケットの販売機があります。
しかしこれはICチップ付きクレジットカードしか使えず、コインの投入口があるものの
実際には投入できないようになっています。
先に進むと3本くらい線路が見えて、市内へのバス乗り場は一番奥の階段を降りたホームになります。
電光掲示板にタイムテーブルも出ています。
そこにもチケットの販売機がありますが、やはりICチップ付きカードのみの利用になっています。
仕方ないのでバスの運転手さんからチケットを買おうとしたらなんとタダ乗りさせてくれました!
もちろん運転手さんによって違うのでいつも無料とは限りませんが。

[ストラスブール中央駅]
古い駅舎を保護するように上にガラスのドームでカバーした斬新なデザインです。
ホームは日本で言うところの2階なので荷物を持って階段又はエスカレーターを上がることになります。
パリ行きのTGVが利用するホームへはエスカレーターがありました。

[ストラスブール市内]
一度もトラム・バスに乗ることなく、全部徒歩で回れました。
お土産もの屋は大聖堂周辺に集中しています。
土曜日には遊覧船乗り場の傍にマルシェが立ちます。
ストラスブール市内の地図は1枚1ユーロで有料ですが、
大きなホテルだと無料でくれるところがあります。

[コルマール]
こちらも全て徒歩で周りました。4-5時間あれば観光とランチが可能です。
最初に駅を出てツーリストインフォメーションへ向かい、ぐるっと回って
駅に戻ってくるという感じです。
インフォメーション傍にモノプリがあり、「こうのとり」グッズが激安でした。
インフォメーションでは無料で地図をくれますが、HPからも同じ物がPDF版で入手可能です。

[アメックスT/C換金事情]
以前はCDGのアメックスオフィスでコミッション無しで換金できたのに
今年5月頃から手数料有りになったとの情報でしたので確認してきました。
CDGのオフィスのガラスにはコミッションの案内表示がありました。
一度の換金が501ユーロ以上なら手数料5%だったと思います。
それ以下なら4段階くらいに手数料が別れており、一度の換金額が大きいほど
手数料は安く済む設定になっていました。

フランスは郵便局でもアメックスT/Cを扱っていたので
郵便局でも訊いてみました。
まずコルマールの大きな郵便局で訊くと500ユーロで7.5ユーロとのこと。
ストラスブールでも同じでした。なので大聖堂広場の郵便局で400ユーロ
換金したところ、6ユーロの手数料でした。やはり1.5%ですね。
ということはアメックスオフィスの5%より郵便局の方がお得です。
一応、アメックスHPで郵便局の中でも推奨しているオフィスがあるのですが、
ストラスブールの推奨郵便局へ行ってみたところ、一般人が入れる雰囲気ではない
集荷専門の建物のようでよく分かりませんでした。
パリでは週末滞在だったので郵便局自体、やってなかったので
推奨オフィスが手数料無料かどうか分かりませんでした。

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2件のコメント

  • 09/11/08 11:32

    おかえりなさい

    楽しまれてこられたようす、レポート読ませていただきました。

    1)国鉄自動券売機
    Ter(地方鉄道管理局に相当)のもので、
    建物の軒下など夜間屋外にあるものは、コインを入れる口のないものが設置され、
    夜には入り口を閉める駅舎内にあるものは、コインが使えるタイプのものが設置されていると思います。
    (青を基調とした色の機械)

    黄色い、長距離用の自動券売機は大きい駅にしかありませんが、ICチップ付きカード専用ですね。

    2)アメックスのT/C
    ついに、郵便局も手数料が要るようになったんですね。
    通貨のレートは、3~4ヶ月前から見ていれば、10%ぐらいは上下しているので、
    経済ニュースで、円高が進んだ、などとニュースで報じられたとき買えば、
    だいたい、大きな間違いはないですね。
    カードで十分という人もいますが、あらかじめ円高の時買うメリットはあると思います。
    私は、銀行へ行くのが面倒なので、セシールのサイトで買っています。

    今年春の旅行では、円高の時にT/Cを手当てしていたので、
    旅行時かなり円安になっていたこともあり、出来るだけ現金で払いました。
    ホテルも、ネットで予約したけど、現地で、現金で払いたい、というと、
    どこのホテルも、「カード番号は銀行のギャランティのためで、現金は問題OKです」と応じてくれて、
    領収書に、en espece (現金払い)と記入したのをくれました。

    3)ミラベル(mirabelle)
    別トピにジャムの話が出ていたので。

    う~ん、あの風味は忘れられない感じです。
    mirabelleを使った食べ物類は、また食べてもいいと思わせる風味を持っていますね。
    http://www.linternaute.com/femmes/cuisine/encyclopedie/fiche_composant/206/mirabelle.shtml

    スモモ prune の一種のようですが、prune xxx 等のような同類の名前じゃなくて、
    単独のmirabelleという名前を持っているのが、その際だった違いゆえんなのでしょう。
    ロレーヌ地方とアルザス地方が特産だそうで。

    mirabelleは、初夏の頃になると、パリの果物屋さんでも売られています。
    ムフタール通りの市場風の店には、どの果物店でも、うずたかく積まれていました。
    でも、生で食べたことはないです。
    今度見つけたら、少し買って、生で食べてみようと思います。(出回る時期は短い)
    料理しないとおいしさが出ないのかも知れませんが。


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    ただいまです。

    mamoruさん、こんばんは。
    いつもお世話になっております。無事、ストラスブール→パリへTGVで移動できました。
    TERの券売機、屋内のはコイン投入口があるくせに入れようとしても入らないんです。
    屋外のは元々カードのみのようでした。フランス人でも買えない人たちがいましたよ。

    フランスではT/C、使いにくくなってきましたね。
    私も円高の時に購入しているので手数料を考えても損してはいないくらいかなぁと
    思いますが、これからはどうでしょう。イタリアはまだ手数料なしで換金できるでしょうか。

    ミラベル、美味しいんですね。旬は8月らしいのですが、夏の終わりに仕込んだ
    ミラベルのジャムがあるかなぁと期待して行ったのですが、見つけられませんでした。
    パリのムフタール通り、行きました。活気があって大好きなんです。
    夜は明かりがついてキレイですしね。

    それにしてもCDGターミナルGは小さいわ、お店はないわで6時間も乗継時間があって
    ヒマでした。ターミナルEもお店がないですねぇ。大きいくせに。
    何を買うってわけでもないんですが、つまらないです。
    日本の空港って色んな各国レストランがあるのに
    どうしてCDGはあんなにバリエーションがないんでしょう。
    イタリアのアウトグリルみたいなビュッフェ形式のレストランくらい入れればよいのに。
    (ターミナルEの出国ゲートにはあるんですけど、内容は全然ダメでした)

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  • いいですね~

    お帰りなさい。
    アルザス旅行、羨ましいです。

    アルザスワインに関する思い出がありましたら、ぜひ教えて下さい!
    Riesling, Gewurztraminer, Pinot Gris, Muscat,,,,
    アルザスの白って、香り高く、ピュアーで、美味しいですよね。

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    無事帰って参りました。

    pivoronさん、こんばんは。
    アルザスってステキな所ですよね。またゆっくり行ってみたいと思います。
    もっと暖かい時期の方が小さな村を回れて良いだろうと思いました。
    今回は寒くて。
    ワインはランチの時にコルマールとストラスブールでグラスを頼みました。
    私はリースリングが大好きなんですが、リースリングって他の白ワインより
    高価なんでしょうか?コルマールのランチでは頼んだら「昼間はリースリングをグラスで
    提供してないんです。ピノグリならあります」と言われました。
    他のテーブルでおじさん達がボトルで頼んでいたのはリースリングでした。

    ストラスブールでのランチでは甘口を頼んだので食前酒のような感じの
    リースリングだったんですけど、かなり高くてびっくりしました。
    メニュー表にはグラスのリースリングがなかったんですけど、
    他の白ワインのグラスは1杯3.5ユーロくらいだったのでまぁ、それくらいだろうと
    思っていたら請求書に@6ユーロとなっており、ちょっと驚きました。
    ボラれたという感じのお店ではなかったのでたぶん、騙されてはいないと思いますが(苦笑)
    他の料理の値段はとても安く済んだので。タルトフランベと秋なのでムール貝を頼みました。
    タルトフランベって不思議な食感ですね。見た目は薄いタイプのピザなのに
    食べるとサクサクの食感。一体何で出来てるのかしら。
    料理好きなんですけど、あれはよく分かりません。一人でペロリと一枚食べることができました。