レポート

ペルー・ボリビアの治安対策ついて  特に気になるボリビアの都市 プーノ・コパカバーナ・ラパス・ウユニ

公開日 : 2009年10月01日
最終更新 :

治安面だと心配が多いかと思われますので簡単ですが下記します。



■※■ぜったい■※■
午後5時半以降(暗くなってくる時間)は絶対に出歩かないようにしましょう。
他の国の旅行者は気にせずに外出していると思いますが、絶対に真似しないで下さい。



(1)遅くに出歩く際は団体か複数人で。
かならずホテルの人かご飯屋さんにタクシーを呼んでもらいましょう。
自分でタクシーを拾うのはリスクが高すぎます。
(偽女性地元民や自称通訳などがあいのりして来た後、タクシーが壊れたと嘘を言われ、
乗り換えた車に偽警官が乗って来て手荷物検査が行われ、手荷物検査の後調べると、
偽警官に返してもらったはずのカメラや現金が消えている。。といった事態が考えられます)

昼間ならば交通整理をしているポリスを捕まえて、行き先と値段を確かめてタクシーと交渉してもらいましょう。
(英語は通じないので指さし会話長と地図は必須)

昼ならばホテルの人に聞いたりポリスに聞いたりしてバスを利用しましょう。
スリは居ますが、知らないタクシー運転手と密室よりは安心安全です。
1ボリビアーノを乗車時に運転手に渡して、どこに行きたいのか行っておくと止まってくれます。



②偽警官や首閉め強盗に合った場合は抵抗せずに現金を渡しましょう。
その為の財布を持つ、あるいは現金は必要最低限の金額を持って歩きましょう。



③空港・バスターミナルの旅行会社及びに持つ預かり所・信頼の置けるホテルにパスポートを預け、コピーを持ち歩きましょう。
決して本物を持ち歩かないように。
持ち歩いていたとしても提示をお願いされたときは偽警官だと思い、ホテルにあるので来てくださいとお願いする事。



④空港やバスターミナルに預ける際は鍵をかけましょう。
これらに預けて荷物を物色されると言う事は少ないと思って間違いないとの事。
ペルーやボリビアは観光事業に積極的ですので、このような目立つ場所での盗難事件は罰則が厳しいようです。
罰則が厳しいとゆうのは日本の「厳しい」とは違います。まず大丈夫でしょう。
しかしながら鍵をしない、荷物預かりの伝票を確認しないなどは自分から「とってください」と言うようなものです。
100円ショップで十分なので最低限3つは鍵を買い、付けましょう。



■■■ボリビアでのバスの移動について■■■〜体験談〜



■プーノ→コパカバーナ■
ここまでは国境超えもあり、比較的守られているので安心安全。
バスの乗り換えの為にプーノで一時間前後、コパカバーナでも一時間前後の休憩。
プーノはバスステーション内(どこでもバスステーション内はチェックが厳しいの安全※日本の安全とは異なります)
コパカバーナは観光地&日中に休憩になるようにスケジュールが組まれているバスが多いので危険は無いと思います。



■コパカバーナ→ラパス■
行きはデモのような人達にバスを囲まれましたし、岩でバスの通る道を塞いでいました。
帰りは迷彩服を着た軍隊の方がいきなり乗り込んで来てびっくりしましたが、バスの護衛にあたってくれているようでした。
なにかバスを襲撃するような事件があったのかも?詳しくは解りかねますが。。。

なんにせよ、驚きすぎない事。
守ってくれる人には感謝を忘れない事。そうすれば次の日本人にも優しくしてくれます。
わからないことがあったら周りの人に素直に聞くと、みんな親切にしてくれます。
止まるたびに「ここはラパス?」っと連発するとラパスに着いたらここ!と話しかけてくれたり。。



■ラパス■
特にラパスではO157にかかったり偽警官の被害にあった日本人が沢山居ましたが、
恐れすぎては旅は出来ません。
お腹を壊してもせいぜい1〜3日安静にしていれば元気に動けるようになります。

騒ぎすぎず心配しすぎないでお医者さんに行って安静にしている事。
なお、7日間は潜伏期間があるとの事なので一概にボリビアが悪いわけではありません。



■おはなしだけ■
※私のお会いしたごくわずかなラパスの日本人宿およびツアー関係者、旅行者の話に寄るもので信憑性はわかりません。

ボリビアは危ない危ないと言われますが、ボリビアに行き悪さをしているのは一説ではペルー国籍の方とのこと。
どの国にも良い人と悪い人が居ます。

わたしたちが住む日本でも殺人はあります。

どの国に行っても注意をお願いします。
そしてどの国でひどい扱いをうけようとも、その国自体を嫌う事が無いように。。。




みなさんが良い旅ができますように心からお祈りして。。。LOM

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1件のコメント

  • とても参考になりました。

    LOMさん、詳しい情報ありがとうございます。

    来年、ペルーからボリビアへと旅する予定で、(初めての)国境越えのコパカバーナ近辺は危険と思い込んでいたので、安心しました。(もちろん、日本で言うところの安全とは違うと受け取っております。)

    コパカバーナ以後のラパスでの体験談。
    読んでいて、自分なら怖くて南米の想い出が怖いものになる可能性が大ですが、
    このような事態も起こりうると心の準備をしていくと、実際に巻き込まれても、
    パニックにならぬよう気をつけることができます。

    >どの国に行っても注意をお願いします。
    >そしてどの国でひどい扱いをうけようとも、その国自体を嫌う事が無いように。。。

    事件、事故にあわないのが一番ですが、万が一巻き込まれても、
    LOMさんの言葉を胸に、良いことも悪いことも含めて、初の中南米の旅が良い旅になればと思っております。

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    09/10/07 12:18

    お役に立てて何よりです♪

    のんごんさん

    コメントありがとうございました。

    今思うと怖い事も、現地では毎日当たり前に起きているので「進んでも戻っても一緒!」と思って進んでみました。
    のんごんさんも行ってしまえばそんな気持ちになるかなぁと勝手に思ってみました。。(^^)

    恐い話は聞きますが、命を取られたとゆう話はまったく聞かなかったので、そこだけは安心だと思います。
    必ず捨て財布は用意してくださいね。

    私が思うに今のペルーの犯罪者は、単純に貧しいのです。
    凶悪事件を起こそうとか、人を傷つけたいとかではないと思います。

    私のお会いできた多くのペルー人は自分たちの国が大好きで、子供を大切にする優しい人達でした。
    楽しいご旅行になることを祈っています。LOM

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