サウジアラビアでの男性の服装

長袖、長ズボンが基本

長袖、長ズボンが基本です。

（１）日射対策。日射が厳しく肌の露出は最小限にすべきです。半袖を着ていた白人は腕が真っ赤に焼けて悲惨なことになっていました。

（２）熱風対策。４０℃を越える風が吹くと、かえって暑く感じられます。ヘアドライヤの熱風を肌に当てるような感じ。

（３）冷房対策。室内はきつめに冷やされている場合があります。屋内外の温度差が２０℃以上あります。半袖や短パンだと寒く感じられることがあります。

（４）宗教上の問題。半袖はムスリムも着用しているので問題になることは少ないと思いますが、短パンは避けた方が賢明です。

何事もアラーの御心に従って

はじめまして、Blue 3 と申します。そうですね、短パンは現地では見ませんね。肌を露出するとかえって暑いので、薄手のズボンを穿いています。たまに市場にお馬鹿なアメリカ人が短パンでぶらっとやって来ますが、何故かこの国はアメリカ人に寛容ですね。石油・防衛・金融という面で深い繋がりがあるからでしょう。尚、上に着るものは特に気を付けることはないと思いますが、前述の理由と同じで（ランニングシャツ）の人は見かけません。

私達はその昔、アル・ジュベイルで砂漠の緑化プロジェクトに従事しましたが、砂漠の中にポツンとある大きなキャンプで生活しました。その設備や食事には何不十なかったのですが、スポーツは出来てもいわゆるエンターテイメント（息抜き）がないため、３ヵ月もすると真綿で首を絞められるような（精神的な）苦しみを感じてノイローゼ（今でいう軽い鬱）になる人もいました。それを防ぐため、週末はメンバー交代で近くの町（と言っても車で２時間）の高級ホテルに出向き、一泊二日のバカンスを（ソフトドリンクで）楽しみました。このホテルにはプールがあって、男女別々の時間に使用。しかし、当然のこと、窓から女性が泳いでいるのが見えるので、それが我々のいわゆる（バカンス）でした。

尚、Direct Sun Temperature 80℃（金属の表面温度）、日陰でも日中 50 - 55℃ の世界です。その環境に身体が慣れるまでは、あまり無理をなさらないように。そして、水分を小まめにお取り下さい。ジェッダは商業都市だから、今回は打合わせですかね。そうそう、先ほどの 80℃ に長い間さらされると、屋外に設置した圧力計やプレッシャースイッチが（メーカーによっては）誤動作することがあります。計器をステンレス製カバーで覆うとその影響は少なくなりましたが、それでもしばしば故障しました。また、屋外に設置した空調機器は、回転部のベアリングが砂で損耗が激しいです。

最後に、サウジでは日本のように時間通りに何ごとも進みません。従って、その面でのいわゆる（体内時計）も、現地の状況に合わせるようにして下さい。
何事もアラーの御心に従って…。それではお元気で。

短パンは

ほとんどのイスラム圏では基本的に街中での短パン着用はNOです。
観光色が強い国では白人など短パン姿の人をみますが、宗教色の
強い国では室内とかビーチ以外は基本的に長ズボンと長袖シャツ（日焼け防止）で
Tシャツは暑いですよ。
特に海に面してる町は結構湿気があって蒸し暑いです。乾燥した砂漠
方面ならTシャツ可ですが。さらとした布地で体にまとわり着かない
素材のシャツを薦めます。

Re: サウジアラビアでの男性の服装

私が貨客船で紅海を通過した時にドイツ人の船長から半ズボンを長ズボンに履き替えるように言われました。
自分はイスラム教徒ではないと逆らっても仕方がないのでそのようにしました。
その点トルコは同じイスラムでも世俗派が多いので気にしなくて良かったです。
Ｔシャツだったか長袖だったかははっきり覚えていません。

ジェッダ港で仕事中に座り込んでメッカのほうを拝んでいましたのでこれでは仕事もはかどらないなと思いました。