レポート

リマ空港のタクシーについて

公開日 : 2009年05月19日
最終更新 :

ゴールデンウイークに中南米を個人で旅行しました。ご存知のようにリマは周遊の拠点都市で、個人旅行者のほとんどがタクシーを利用するようなので、1時間のあいだ観察してきました。

タクシーの種類 : リムジンタクシー(セントロまで35USD前払い)、オフィシャルタクシー(同30ソル=10USD~ホテルと料金表を用意していて明朗会計)、一般のタクシー(おそらくオフィシャルと同じくらい)、シャトルバン(一人6USD、場所によっては高くなるかどうかは不明)、白タク(不明) の5種類

国際線到着の場合 : 税関を出たところにカウンターがあるのが、出て左折リムジン、出て右折シャトル (とレンタカー)。ここで声をかけてくるのはリムジンの勧誘員。最も安く上げたいのなら、迷わず右へ曲がりシャトルのカウンターへ行きましょう。何人か集まれば出発します。いったん制限地域から出てしまうと、シャトルのカウンターはありません。
もう少し制限区域を歩くと、今度声をかけてくるのは、オフィシャルの勧誘員。ここを通過すると人でごった返す到着ロビーになります。ここで声をかけてくるのは主に白タク。

では一般のタクシーは? 実は「空港まで客を乗せてきた」一般タクシーは、空港からは客を乗せられないのです。したがって一般タクシーの乗り場はなく、どうしてもという場合は、空港の3列ある車道の一番外側で客を降ろした一般タクシーにすばやく交渉して乗車するしかありません。なおペルーのタクシーはすべて交渉制ですから、数字を聞き取るスペイン語の知識が必要です。

国内線到着の場合 : 荷物の受け取りの場所に、リムジンとシャトルバンのカウンターがある。制限区域なのでゆっくり考えればよい。国内線の場合「ドア」があり、ドアの外に出ると声をかけてくるのがオフィシャルの勧誘員。カウンターにでっかくホテル名と料金が詳しく書かれたボードがあり、明朗会計。そこを通り過ぎると、非制限地域となり白タクが声をかけてくる。

結論 : 「少しでも安く」ならシャトルバン、「普通」ならオフィシャルがよい、と思われる。皆様の参考になれば嬉しいです。2009年5月現在。
なお、カウンター要員や勧誘員は、すぐにタクシーのところへ連れて行くので、両替をする時間がありません。荷物引取り場所に両替所があるので、そこで両替をしておくのがよいでしょう。

追伸 : 空港直結のラマダホテルが開業しました。料金は相当高いですが、乗換えだけならこのホテルも一考に値するかも知れません。

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1件のコメント

  • お土産ありがとうございます~

    yoshi55さん お帰りなさい

    すごく 素敵なお土産ですね!! もちろん このレポートのことですよ!!
    これからペルーへ行きたい方にとっては、ありがたいですね 
    しかも 1時間でこれだけの情報収集ができたというのも すごいです
    (○球の歩き方編集部から ヘッドハンティングされるのでは?)

    私の場合 ペルーにはなかなか いけないので 
    地道にペルーのタクシー情報を集めていたのですが↓
    http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/id/357120/-/parent_contribution_id/357120/

    南米旅行はいかがでしたか?
    ビスタドーム ポロイ発とか・・ 教えていただきたいことが一杯です
    さぞかし 色々なことを見聞きされたのでしょうね・・・うらやましいです





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    のりーた様への追加情報(その1)

    今回の個人旅行で気付いたことなど

    1.コンチネンタル航空(往路マナグア着、復路リマ発)
      往復ともヒューストン経由でしたが、荷物をヒューストンでピックアップする必要がなく、時間が短縮できました。航空会社によると、「全ての中南米の都市へ(から)スルーできるという訳ではない」ということですが、以前は必ず荷物を引き取らなければならなかったことを考えると、かなり便利になりました。
     ただし、人は必ず一旦入国しなければいけません。指紋も10本の指全てをとられます。

    2.マナグア(ニカラグア)
      空港のプリペイドタクシーのカウンターは見当たらず(レンタカーはある)、廃止された模様。見落としていないか、出発時にも空港の内外をくまなく探検したが見当たらず。客を乗せてきたタクシーか、声をかけてくる人と交渉するしかなさそう。なおニカラグアのタクシーにメーターはない。
     私は「クラウンプラザ」を予約していたが、クラウンプラザやインターコンチネンタル、ヒルトンなどはホテルの運転手が看板を持って出口のところに立っているので、送迎を予約をしていなくても、無料でホテルまでいける。到着の一泊目だけ、これらのホテルにするのもよいと思う。
     なお外国人は、入国審査官に現金で税金5USDを支払わなければならない。領収書をくれる。
     ホテルから空港へは、ホテル専属タクシーで15USDだった。

    3.サンホセ(コスタリカ)
      税関を出たところに空港タクシーのカウンターがある。「いくら?」と聞くと、「メーターで行く」と答
    えた。サンホセのタクシーにはメーターが付いており、本当にメーターで行った(表示はコロン)。中心部のホテルに到着すると、携帯でその日の対ドルレートを示して計算し(21USD)、レシートも自動的に出てきてくれる。中南米でレシートまでくれるタクシーは珍しい。ちなみにホテルのフロントに、「ホテルから空港までタクシーで20USD」という表示があり、帰りはホテルで一般のタクシーを呼んでもらった。    なお、空港で出国税26USDを支払ってからチェックイン、という順序。先に税金を払う。