先日トルコから北上してブルガリア、ルーマニア、ウクライナ、スロバキアと旅行してきました。簡単に感想や治安について記したいと思います。
【トルコ】
イスタンブールに1日ほどしか滞在することができませんでしたが、この国にいい印象を持ちました。この国の国民は基本的にフレンドリーですね。よく話しかけられました。トルコ語で。全く分かりません。が、そんなことは連中にはお構いなしのようです。タクシーの運転手が到着後、パンをおごってくれました。
【ブルガリア】
風邪をひいてソフィアに6日間滞在することになってしまい、他の場所に行くことは全くできませんでした。この国は今回訪れた国の中で最も物価が安かったです。しかしソフィア自体は余り観光スポットがありませんね。ゆっくりするにはいいところですけど、観光自体は半日で十分でしょう。
【ルーマニア】
ソフィアで時間をとられてしまった関係で、ブカレストに1日滞在したのみです。凱旋門を見て満足してホステルに戻りました。観光終了。
どうでもいいですが、彼らは人種的にアジア人の血をいくらか引いていることが感じ取れますね。
【ウクライナ】
印象に残ったのは、キエフのミハイル修道院です。青・白・金のコントラストがとても綺麗で物思いにふけりながら見入っていました。
ところで、この国では英語は余り通じません。ホテルの受付に通じる人がいるという程度です。というか、一般人はそもそもローマ文字を読めているのかどうか、というレベルです。英語での会話は到底無理。数も数えられません。駅で切符を買うのに苦労しました。若い人の中には片言の英語を介す人もいますが、平均的に日本人の方がまともな英語を話すでしょう。英語に余り自信が無く、ロシア語やウクライナ語ができないのであれば、旅行はお勧めしませんね。
あと物価は期待したほど安くはありませんでした。ブルガリアより経済が壊れていることを期待したのですが、車もトヨタ製をよく見かけたので、経済はひょっとしたらまともなのかもしれません。マックのフィレオフィッシュセットが300円弱です。ちなみに外務省に載っているウクライナの基本データとして、一人当たりのGNI(国民総所得)が970ドルになっていますが、絶対ありえません。こんなに所得が少なくって、物価が高かったら首吊ります。
【スロバキア】
僕はこの国が大好きです。経済、知名度、工業力、観光資源、アイスホッケー、全てにおいてチェコに劣りますが、それがかえって気に入りました。徒競走でビリを応援してあげたくなる感じでしょうか。この国は、イタリアやパリのように観光客擦れしている人が少ないです。というかいません(首都ブラチスラバを除いて)。丁寧でやさしい人が多いので、居心地がいいです。田舎の方でゆっくりすることをお勧めします。
以前この掲示板で質問したとき、レスを下さったpoikoさん。ありがとうございました。
全行程夜行列車を使いましたが、治安面での問題は特に感じませんでした。