レポート

アビスコ&キールナの情報

公開日 : 2008年01月23日
最終更新 :

先日、オーロラ観測目的でアビスコに行ってきました。同地への旅行を検討されている方の参考になればと思い、今回の旅で感じたことを書き出してみます。

(1)キールナからアビスコへの移動について
一般的には以下の二通りがあると思います。
・レンタカー
・電車
私はストックホルムからキールナまで飛行機で移動し、空港からキールナ駅までタクシー、駅から電車でアビスコまで向かいました。元々制約の少ない車での移動が好きなのですが、なんせ冬の北極圏でのドライブ、よく分からないこともあり上記の移動手段を選びましたが、あとで最初からレンタカーにしておけば良かったと思いました。

理由は、①意外と幹線道路が走りやすい(恐る恐る走らなくても大丈夫)、②レンタカーの費用が安い(最安で1日SEK500~)、③タクシーを利用すると高い(キールナ空港-市内約10kmで片道SEK350)、④電車の本数が少なく駅での待ち時間が長い(私が利用した日は1日2便)、アビスコでの行動の幅が広がる(私が訪れた年始は超オフシーズンらしく、オーロラ観測&近所の散歩以外のアクティビティが利用できなかった)、などです。キールナ-アビスコ間は確か100km程度だったと思いますが、日中であれば2時間ほどで着くのではないでしょうか。
結局、最終日キールナで1日車を借りて、夜はオーロラを見にNikkaluoktaまで走り、翌日の昼はアイスホテルを訪れました。AVIS、1日SEK500。

(2)オーロラ観測について
キールナもオーロラ観測の拠点地として有名ですが、アビスコと比べたら条件的には厳しいと思いました。実際、キールナでもオーロラを見ましたが、アビスコで見た後だったので印象はかなり薄かったです。

理由は、街明かりの差でしょうか。キールナは町自体が比較的大きく全体的に明るい上、大きな採石工場がいくつかあり、この工場の明かりや工場から出る煙が結構邪魔だと感じました。この点、アビスコは周囲に明かりが殆どなく、澄んだ空気を通してとてもきれいなオーロラを見ることができました。

以上、主観的ではありますが参考になれば幸いです。なお、上記地域の旅行期間は2008年1月1日-4日です。北欧旅行の写真を以下のHPに掲載しましたのでイメージ作りの参考にしていただければと思います。

http://www.ashitanoiro.com/asia/europe_gallery/index3.html


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