いやはや、プラハは本当に素敵なところで、まさに幻惑されてしまいました。
アールヌーボー、アールデコ都市であるプラハは、パリにもウィーンにもない、装飾美術における独自性があります。いたるところで開かれている音楽のイベントも非常にレベルが高く、ものすごく自分の感性が磨かれる気分になれます。観光スポットについて語ればきりがありませんが、ここでは旅の強い味方となってくれる、素晴らしいアパルトマンをご紹介したいと思います。
中心街からトラムで15分くらいのヴィシェフラドというところにある、ARCADIA RESIDENCEというアパルトメント、超オススメです。
アパルトメントというからには自炊できるキッチンがありますが、ここのオーナーはシチリア出身のイタリア人のご家族で、朝はっきり言って食べきれないくらいの朝食をこれでもかと出してくれます。どうしても残ってしまうので、冷蔵庫にキープして昼か夜に残りを食べたりしていたくらいです。
イタリアンな朝食なので、甘いものが多いのですが、ケーキはマダムの手作りだったりします。
オーナーのパスクアーレさんは、他のホテルサイトでチェックするたびにどこの国の旅行者からもお褒めの言葉があがる、大変サービス精神にあふれた優秀な方で、彼の至れり付くせりのアドバイスで、私は初めてプラハを歩くのに何も困りませんでした。
対応は英語ですが、イタリア語が少しでもできる方ならば、まさに家族同然な気分でいられるところです。
最初行ってみるまでは、ロケーションがどうかな?と思っていましたが、トラムが便利で全く困りませんし、かえってプラハの歩き方に早く慣れると思います。
利用の仕方が不安であれば、パスクアーレさんがトラムの駅まで連れて行ってくれて、教えてくれます。彼曰く、もし毎晩ディスコで深夜まで踊ったりしたい人には向かないけれど、静かにプラハの旅を楽しみたい人にはいいところですよ。とのこと。極めて同感です。
クリンリネス、内装、その他サービスに全く問題もありません。
それに、地球の歩き方の中に1ページほど書いてあるヴィシェフラドという観光スポットが歩いてすぐそばにあり、ここが素晴らしいところです。
ヨーロッパでも珍しい、完全なるアールヌーボー装飾の非常に美しい教会があり、一見の価値ありですがそれだけではありません。
パスクアーレさんは、まだあまりガイドブックなどにも書かれていないと言っていました。プラハに2~3日滞在される方ならば、必ずいってみてほしいところです。
とにかく、プラハで全く安全に、静かに、自分の家族の家に住むように滞在したいなら、このパスクアーレさんがいくつかレジデンスを所有していらっしゃるので、アクセスしてみることをおすすめいたします。
日本人のお客様はまだ少ないとおっしゃっていました。
是非いろいろ彼と、シチリアから出てきて1、2週間ほど息子のところに滞在するつもりだったのに、ついついプラハにいついてしまった本当に優しいお母様と話して見て下さい!私も今度は自分の親を連れて行きたいと思っていて、泊まるならゼッタイまたここです。