昨年末から今年の正月をバンコクで過ごしました。大晦日のカウントダウンを伊勢丹前の大通りで迎えようとしている時にテロに会いました。爆発は2回あり、どこに逃げ込んでいいのかわからずパニックになっているときに日本人2~3名に会い「怖い怖い」と会話をしたのを覚えています。騒然となった爆発現場で爆発物の写真を撮ってきました。あの時の手や足の震えや身体の芯から恐怖におびえたことは今でも忘れません。あれから約一年経ちますが今のバンコクはどうなのかとふと思い登校しました。
緊張感がないのがタイらしいと言えば あの日は前日まで、爆発事故のあった会場の隣の某ホテルに泊まって いました。しかし、あの「馬鹿(失礼)騒ぎ」が嫌いなので、大晦日 は、某巨大国大使館が目の前にあるホテルに移動(ここは満室でした)。 夜、食事に出るときに、すでに交通が遮断され、「随分前から交通規 制しているな」と思った次第です。 翌日、新聞とCNNの報道で事件を知りました。一方、タイのTVはほと んど報道せず、しかも情報は意図的か、かなり錯綜、不正確。空港 も厳重な警戒かと思いましたが、事件は何処吹く風という感じで、 いつもと変わらず。 あの事件の真相は闇です。本当に反政府がやったのかも定かでない (世界のテロと言われるものの多かれ少なかれそうでしょうが)。 タイ人の良いと言ってよいのか悪いと言うべきか、性格のひとつが、 事実をありのままに見ない。事件のことをわざと逸らそうとする傾向 もあるかと思います。ですから、一年前にあのようなことがあったの が嘘のよう。インドネシアでは、ホテルやショッピングセンターでの 手荷物検査(これも場所による違いが大きすぎる)が行われています が、バンコクではまず見かけない。警備員は居るが、あまり緊張感が ない。
Re: 緊張感がないのがタイらしいと言えば そうなんですね。私も感じましたが、翌日は何事も無かったかのように普段通りでしたよね。あの日も警察官がそこら中にいて警備されて安心だと思っていました。そういえば歩道橋下の電話ボックス前の爆発は、警察官の待機場所〈現地本部かな〉のすぐ前でした。あれだけ警察官がいて警戒されているその目の前での爆発に別の意味驚きました。話は変わりますがあの日あの通りで行われていた集会は政治集会だったのでしょうか。私はコンサートかと思っていましたが・・・何だったのだろう・・・・