最近のアリタリア(読みにくかったらすみません)

今月の7日にアリタリア側からこれからの会社の方針が発表されると思いますが、今のところは欧州の新聞から以下のように予想されています。

これ以上国から出資をしてもらいない為、アリタリア社の株を追加発行してその資金で赤字を軽減する。またこの社株を追加発行するにしたがって現在国が所有する株の所有率を低くして売却先を引き続き見つける。

現在のローマ、ミラノの2つのハブ空港の政策を放棄してローマのみをハブ空港とする。ミラノ発アリタリア便を減少によりリストラを進めていく。逆に遠中距離路線で現在ミラノから出ている便をローマ発にして、効率化を図る。この案はアリタリアの最大の労働組合から理解を得られているようです。

中長距離便の赤字路線(例えばインド線、中国線)を廃止して、人気のある欧州便を増やして増収を図る。

しかしミラノの軽減はかなりの反発をもたらしているようで本日パイロットによるストで100便近くキャンセルが出ているようです。
困った会社だなと個人的には思うのですが規模を小さくしても存続はしてほしいです。

余談ですが航空業界のご意見番のライアン航空の社長さんが「先月無料でもアリタリアは要らない」と言っていた位ですから業績はかなりひどいと思います。

このような状況なので、キャンセル料金がかからなく他の航空会社に変更しても旅行自体に支障がなければ、変更したほうが心配の種は少ないと思います。

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1件のコメント

  • 07/09/05 00:36

    ゼルブスさま、ありがとうございます。

    ゼルブス様

    詳しい情報をありがとうございます。
    私はライアン航空を存じ上げませんでしたが、
    ゼルブスさまに教えていただいて、さっそく記事を読みました。

    また、今日も100便近くキャンセルが出たとのこと、
    実際自分が空港に行って飛行機に乗れなかったら、ショックが大きすぎると思います…。
    日程もやっと休みを取って行くので、そう簡単には変えられませんし…。
    でも何もなかったら・・・ともう堂々巡りでなかなか決断に至れません。優柔不断ですね・・・(>_<)

    現段階では、一人当たり\5,000の取消料を払えば、
    残りの航空券代は返ってきます。

    それを差し引いて、LHで料金を検索したら、
    アリタリアでは取れなかった希望の帰国便(滞在日数が1日延びます)が取れ、
    しかも\15,000ほど安いので、そちらに変更しようかと考えています。

    一番のネックは、アリタリアでは、ナポリIN、ヴェネツィアOUTで手配をしていたのに、
    LHでは、金額的にRound Ticketでないと無理な為、
    ローマIN、ローマOUTとなり、
    国内での移動に時間がかかりそうなことです。

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