Re^5: エルサルバドル長期滞在に関して 滞在趣旨よく分りました。 スペイン統治後、インディヘナ、ピピル他土着民族にキリスト教を徹底させたので全土にカトリックが浸透しています。都市の規模、地方に関わらずどんな小さな村にも教会や伝道所があります。その後の変化で多少プロテスタント信仰もいるようです。 こちらでの英語の通用度は日本と似たり寄ったりの感じです。小学校から英語の授業が組まれていますが、日常生活での必要性がないので話せる人は多くはありません。(アメリカへ200万人も出稼ぎに出ているのでもっといてもよさそうなのですが、行ったきり戻ってこないのかも知れません。)外国人への物件紹介に慣れている不動産屋さんは少し英語分かる人もいます。 布教で来られる際に、支部があったり、何らかのかかわりある教会なり組織を紹介してもらっておくと、心強いと思います。特に最初は右も左もわからないので、基本情報をもらったりするのに役立ちます。 ビザなしの観光目的で入国しても90日滞在は通常可能ですが、1年以上の滞在予定とのことですので、必ずビザを取得の上出発して下さい。ノービザで入ると次の滞在延長申請が面倒です。 銀行口座:私の場合、派遣組織が指定する銀行が決まっているとのことで BANCO AGRICOL へ着後 口座開設しました。日本の銀行支店はありません。 香港英国系HSBC(HONGKONG SHANGHAI BANK)がごく最近地元の BANCO SALVADORENO を統合し全てHSBC の名前で営業しています。 もう一行、BANCO CUSCATLAN も国内支店の多い銀行です。エルサルバドル到着後 このいずれかで口座開かれればよいかと思います。但し口座開設に際して 先に在留許可証明が必要になります。(これも到着してからの手続きです。) 外資系ではカナダSCOTIA BANK があります。CITIBANK も提携先の現金引き出し機では下ろせますが銀行自体はありません。日本のCITIBANC 支店で留学生や長期滞在者用に現地での引き出し専用の口座/カードを作ってくれますので、非常用に便利かと思います。これも併せて検討下さい。 トラベラーズチェックは通用度が低いのですが、上記の銀行などで米ドル現金に換金して貰えます。高額紙幣100ドル,50ドル札は市中では受け取りません。銀行で20ドル以下のお札に変える必要があります。(高額紙幣は偽札の疑いもあるとの事で銀行、高級ホテルでしかチェック出来ないからです。) クレジットカードは VISA が有効です。JCB は使える所が相当限られます。 航空券:短期間なら単純往復の航空券を購入するのが安いのですが、、 例1):地球の歩き方 旅の情報収集 http://www.arukikata.com/air/T0052122_200709.html 商品コード:T0052122 【成田発】<180日有効>コンチネンタル航空で行く中南米 有効期限 6日~180日間有効 \163,500より 例2):http://www.arukikata.com/air/T0052123_200708.html 商品コード:T0052123 【成田発】<片道航空券> コンチネンタル航空 出発地 成田 片道航空券エコノミー \86,800~ *戻る日は確定できないでしょうから、片道航空券の購入になると思います。アメリカの LAX や SFO などまでの航空券を買って、別途サンサルバドルの航空券を買い足す方法もありますが この部分の航空券代が決して安くないので、多分コンチネンタル航空のヒューストン経由が荷物のことも考えると一番良いと思われます。 追加の質問2 家賃と車について 住む地区と安全面を考えるとやはり700~800ドルの予算を見て下さい。 共益費、駐車場込。3LDK の物件が多く、2LDK は中々ありません。 かなり古い物件や地方都市の場合 も少し安くて済むかと思います。 こちらの運転が結構乱暴(急ブレーキ、急発進、車間距離あけずギリギリまで突っ込んでくる)なのと、通勤がバスで10分程なので私は車に乗ること考えるのは止めました。(市内バス たったの25セントです。) 従って余り自動車の料金情報は注意して見たり聞いたりしておりませんのでしっかりした事お知らせ出来ずすみません。今度価格相場を聞いておきます。 中古車は本当に古いもの 5000ドル位から新聞広告などに出ています。程度は分りません。中古車販売店あります。新車は倍以上します。 トヨタ、ニッサン、三菱、スズキ、マツダなど日本車人気で沢山走っています。また韓国の現代や KIA もよく見かけます。 上手に車種年式を選んで買って、程度良く乗れば 手放す時 極端に目減りすることなく売れるようです。 ガソリンは1ガロン 4ドル弱ですので 日本とさほど変わりません。 また、具体的に出発月など決まり、予定が煮詰まってきましたら、生活用品や 生活費、食費、保険、医療関係のことも気になることでしょう。遠慮なく 何なりと質問下さい。
Re^6: エルサルバドル長期滞在に関して いつも、詳細かつ迅速な返信ありがとうございます。 現地に行けば、宗教が同じでも価値観諸々などは違うと思いますので、こうして客観的な、日本人としての情報はありがたく本当に心強い限りです。 銀行について BANCO CUSCATLANについてですが、在留許可証明(と、パスポートも必要ですか?)があれば口座は作れるのですね? やはりCITIBANKがよさそうですね。口座を開設します。 航空券、車、家賃について 非常に参考になりました。とくに車については一考の余地があることが分かり 助かりました。 また、外務省HPやここのHPの他に見ておくと役立つHPなどはありますでしょうか?もし、ありましたら教えていただければ助かります。 加えて、仲間の者がボリビアに行っているのですが、ボリビアと共通する所はあるのでしょうか(生活水準全般、その他大雑把な意味で)? しばらくお世話になりますがよろしくお願い致します。
Re^7: エルサルバドル長期滞在に関して 銀行:口座開設の際、パスポートも持って行ったと記憶します。 車 :私自身は日本でも殆ど乗る機会が少なく、運転得意でないので ここの環境では必要に迫られない限り、避けようと思っています。 在住している日本人の方は殆どが車に乗っているようですので、着後、状況を見て検討下さい。布教であちこち回られるなら必需品かなとも思います。 バスは時刻表一覧がないので地元の人は経験と感で利用、地方での乗り継ぎ接続に苦労します。地方奥地にはバスサービスない所もあり、PICKUPと呼ばれる車の特設手すりに摑まって通勤移動もあります。 (追記)ここではそれなりの所得のある人は、安全(身体および持ちモノ)のためとステイタスもあり、車に乗っています。 中南米の国へ足を踏み入れたのは、エルサルバドルが初めてですのでボリビアやラテンアメリカ諸国との比較は 丸っきり分りません。 仕事や生活をする為のお役に立つか分りませんが、エルサルを知る参考にしていただくHP 紹介しておきます。 1.Ministerio de Turismo観光公社(英語のページもあります) http://www.elsalvadorturismo.gob.sv/ 2.海外移住情報 http://www.interq.or.jp/tokyo/ystation/travel1.html 3.Wikipedia エルサルバドル http://ja.wikipedia.org/wiki/ 4.体験記情報 http://dontakos.hp.infoseek.co.jp/ 書籍ですが、歴史、文化、国情、背景が一番良く分かる本です。 5.エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグアを知るための45章 田中 高 明石書店 (2004/09) 本日は、これにて失礼します。