難しい話になってきましたね。 >私はやっちゃんさんの日本の将来に対する楽観的な発言の根拠を全く想像できません。 実は私も絶対的な根拠は無いんですよ。ただの希望であのように言ったまでで。でも、よほど大きな世界の流れが変わらない限り、ある程度の経済水準は保てるのでは?とも思っています。日本人が持つ知恵があれば。 ただ、現在の水準を維持し続けることが出来るか?という問いなら、数多くの疑問がありますね。 まず一つは、トベロラカシさんが仰った人口。これは特筆すべき問題です。 その経済力を支えるのは労働人口であると考えます。現在の日本の人口は2006年のWHO発表によれば1.27億人で、大して広くもない日本が192か国中なんと10位です。これが数十年後どうなるか。少子高齢化は大きな問題。 高齢化が進めば、保険金の増大人口が減れば労働人口の減少や消費の減少。確実に経済に悪影響を与える結果です。 あと気がかりなのはモラルの低下。これは若者だけではありません。 いい大人のモラルも急速に低下していると思います。 学校の先生もそうです。昔と比べると随分と先生の質が変わってしまいました。 そして親。私の顧客でもある先生が言ってましたが、何でも学校のせいにする、責任の全てを学校にぶつけてくる親が非常に増えているそうです。これはニュースをみていても、私もそう感じます。 ツアー中もそうです。旅行会社に全くの落ち度も責任もないところで、全て旅行会社に文句を押し付ける人、本当に増えました。すこし愚痴が出ました(笑) とにかく、「責任の所在」を全く考えない人が非常に多いこと! 頭悪すぎです。 こういったモラルや常識の低下なども、これからの日本はどうなるのか?という不安要素です。 アメリカのようにモラルや常識を持っている人とモラルや常識を全く持たない人(こちらが7割ぐらい?)という二局分化してしまうことだけは避けたいです。 やっちゃん
私が感じた事 悲観論者は論理的な説明が出来ます。しかし結果は終戦以悲観論者のようにはならず相対的に良くなったのは否定できないと思います。 予想が外れても害が無いです。 昨日のTV森永某のような生まれも育ちもお坊ちゃんの悲観論者は死神とか冷やかされるだけです。 しかし楽観主義者は論理的な説明が出来ません。理屈を並べて予想しても外れて悪くなれば直ぐ非難されそうです。 その為楽観論者は感覚的、ムード的な話きりできません。
歴史の循環 私は、やっちゃんの意見に同感しますね。 6月にアフリカ、ヨーロッパ(スイス、パリ、ベルリン)、アメリカと回って、世界の社会のサンプリングをしたような感覚でした。 日本の堕落を常日頃大きく感じていますが、それでも世界を比較すると改めて日本の良さを認識しました。 アメリカの堕落は、「豊かになると堕落する」との歴史の循環なのかな?。とも感じます。 30年前にアメリカに滞在した時は、理想の国でもあったのに、大きく変化しています。 とても残念に思いました。 一方の日本は、お陰様で非常に豊かになりましたが、堕落が始まっているとも感じます。 豊かさの中で、スイスは確固とした哲学を持った国だと改めて感じました。
全く同感です。 日本も軍事国家の時は治安は良かったですが自由になると悪くなるのは ある程度不可抗力だと思います。
豊かになると堕落 vs 衣食足りて礼節 旅行者の例ではないですが、衣食足りて礼節を知るを言った 国の留学生達の実態をつぶさに知る機会がありました。 人口も多いので留学生といってもピンキリですが ピンの方はそれはそれで凄い(良い)のだと想像します。 私が見たのはキリの方。 6人中4人が小洒落た高級車に乗り、ファッションもそう。 携帯、パソコン、i-podは当然持っております。 食事の食べ方が贅沢、醜悪、食べ物を粗末にすること 極まりない。外食、テイクアウトが 殆どですが、食べ残しだらけで後片付けはしない。 comunity collegeでの留学生で、夏休み 全然勉強はしておりません。 ラップトップを開けているときは友達と対戦ゲームしています。 時々はラジコンカーを走らせて遊んでいます。 (かつて旅クマさんが留学中久しぶりの鮨に落涙したことを想いましたね) その国は今や共産主義の盟主でしょうが 国内の農村の疲弊、貧困は日本の比ではない。 貧富の差も日本の比ではない。 さて、 片やアメリカ、自由主義の盟主、銃も自由 この国の貧富の差も日本の比ではない。 国民の四人に一人は健康保険が無い。よしんば 保険があっても病気になったら舞台から落ちる。 どん底まで落ちる国です。 米中共、根っこは同じ「金主主義」の国です。 日本もこれに向かっている気がします。 金主主義すなわち市場経済至上主義の一面ですが これに立ち向かう唯一の拠りどころは「心」ではないでしょうか 極端な例としてはイスラムは金主主義で救われない、弾かれた 世界の人々の心を掬い取っている思う。 日本はどうか? 若し外に連帯を探すとすればやはり米中にすり寄るより 欧州がまだマシのように思う。 が、内、というか少し前までは日本のいい心はあった。 議論の中で整理されていないのは 「国」と言ってもある人はカントリーのことをいい 別の人はネイションのことをいい、はたまたガバメントのことをいう。 ネイションを愛する人がガバメントの事を批判することを 愛国心が無いなどという。 国と邦は違います。 在外邦人にとっては「国」は硬い囲いの中の存在と実感します。 「邦」はナショナリズムの危うさを含みますが血の通った人間らしさを感じます。 私が日本の留学生で母国で飢餓線上にいる人々が居ると思ったら 心穏やかではなかろうと思うのです。 久方ぶりに目に止まったトピだったものですから トピズレしてすみません。