他人の国のことを悪く言う日本人 何度目かのラオス旅行の帰り、ビエンチャンワッタイ空港でのことです。 たまたま他に日本人がいなかったからでしょう。近くにいたオヤジが寄ってきて、そのうちその国の言論に自由がないという話を声高にし始めました。わたしは困惑しました。 わたしはこいつの仲間ではないのに、変なところで目を付けられて今後の出入国の障害になってはたまりません。 ここは政府の関係者もいるところだから、あなたも話に気をつけた方がいいですよと忠告して、オヤジのそばを離れました。 旅のラウンジだから気が緩むのでしょうか。やはり不特定の人の目にするところなので、ご自分のトピずれに注意してもらいたいです。 「反日の新聞」というレトリックが妙に気になります。 今の日本では、日本政府に批判的なジャーナリズムは「反日」とされてしまうのでしょうか。政府与党に寄り添った御用新聞など何の役にも立たないと思っています。 自分の国のこと日本人のことは、外から見ればいいところも悪いところも見えやすいと思います。 これまで見えないものを誰の目にも見えるようにするのはジャーナリズムの大切な仕事です。
文句もあるけど日本はいい国だと感じるこの頃。 もし、北朝鮮で同じことが起これば私も同じ行動をとったかも。北朝鮮に旅したことのあるみど先生はどうでしょうね。 昔、ワチラコン王子のおめかけさん(ミアノイ)の一人がチャンネル3のアナウンサーだと知ったのでよくタイ人に 「この子って王子のめかけでしょう!」って冗談いったら、タイ人たちに絶対よそではその話はするなって止められました。おそらく半分は心配してくれて、半分は自分らにも害が加えられることを心配したのでしょうね。日本人に生まれてよかったと思いました。 ”千人針を縫った手で千羽鶴を折りたがる” 戦前から戦後のあまりに極端な価値観の振り子のぶれには疑問を感じますが、マスメディアの本質は反国家ではなく”反権力”の部分がないと自殺といわれるのは分かります。国を愛するがゆえに国家に反抗して命を失くして行く人々。(もちろん反抗の過程で権力を握り変節したり転向する場合も多いですが。) 今日も喫茶店でいきなりアコーディオンを引き出した老人に唖然としてしまいました。電車の中でも、レストランでも日本人のモラルの低下を感じる日々です。20年後に今回のアンケートと同じ結果が得られるかといえば不安に感じます。 トピ主さんに細かい表にしてもらったのでよくアンケートの内容が分かったのですが、アジアに関しても似たような印象ですね。ドイツ人は生真面目でうまのあう旅行者が多いのですが、タイなんかでもケチって嫌われることが多かったですね。 ホーチミンのホテルのクラシックなエレベーターでフランス人の年配の奥様が乗って来ました。 「何階へ?」 こっちは親切心でボタンを押そうと伺い。 「なんで私が英語が解るってあなたは判るの?」ですって。 ベトナム語が話せたらベトナム語で切り替えしてやりたかったのですが 結局、「どちらのお国から?」と聞いてる自分のまぬけさ(涙) なんかそんなことを思い出しました。
訂正 失礼、タイのTVのチャンネル3ではなくチャンネル7でした。
ろっきいさんは、単に、自分の立場が悪くなるから他人の発言を注意しているのですか? >>わたしはこいつの仲間ではないのに、変なところで目を付けられて今後の出入国の障害になってはたまりません。 恐るべき人ですね。 自分の立場が悪くなるからと、 他人の言論の自由を束縛しようとするなんて。 みどりのくつした
そうかもしれません みどりのくつしたさま しかし、この国は言論出版の自由がないのではなくて、出版産業が未成熟なのだと思っています。これまで本を出しても買う人がいない状態だったので子ども向けの本や教科書のようなものが印刷物の大半です。 どこの国も政府に肯定的な人も否定的な人もいるでしょうけど、ここではいまだ外国人があれやこれや政治的な発言をすることは好まれない、ということは感じています。 自分の都合でそのオヤジの話が迷惑だったので、オヤジの話の腰を折ったのはそのとおりですね。