YHは会員制です 「ユース」では若い人専用と誤解されるので、ホステリング・インターナショナル(HI)を正式名にしたのですが、日本の温泉の新泉質名と同じで全然普及しませんね。硫黄泉、石膏泉の方がわかりやすいのと同じですね。 精神がユースならば、誰が泊まってもいいのですよ。宿での触れ合いはYHの独壇場です。これだけはどんな宿もまるでかないません。世界中の老若男女とロビー、談話室、キッチン、ダイニングで交流できるのですから。そして個室にもどれば、プライバシーは万全。旅名人の多くはYHに棲息する所以です。 YHは会員制ですから、入会が必要です。今はクレジット機能付き会員証が1500円です。会員でなくても泊まれますが、1泊につき欧米は500～700円の割り増し料金が必要です。よって会員になるほうが断然得です。会員証で両替手数料が無料になるし。空いていれば予約なしでもとまれますが、ユーロ高の今、中高年にもすごい人気なので予約したほうが無難です。欧州は個室が2人で朝食付き5000～8000円円ほどです。ルーマニアはもっと安いです。 昨年はシドニー～パースのインディアンパシフィック号2等4万円をYH会員割引の2万円で乗りました。数年前はNZの国内線空路に会員割引の半額(今は余りにYH会員を優遇し過ぎるということで廃止)で乗り回しました。 YHの設備がホテル以上だと認識していただけるように釜山YHアルピナのHP(日本語あり)と、チェコYH協会のHPを貼り付けます。後者はプラハのエクストルインYHを見てください。 http://www.arpina.co.kr http://www.czechhostels.com
Re: YHは会員制です マルコポーロ3さん、すいません、便乗質問ですが。 私も学生時代はよくYHのお世話になりました。その当時は、ドイツとか一部ヨーロッパのYHは夏の旅行者が多い時期などは年齢制限(26歳未満だったような???)があったり、泊まれたとしても若者より余計にお金を払わないといけないような規則になっていたと思いますが、今はそのような規則は撤廃されたんでしょうか? もしそういう規則がなくなっていたら、またYHのお世話になろうかなとも思っています。よろしくお願いします。
バイエルンだけ 昔も今もドイツのバイエルン州のみ26歳までです。ただし、ミュンヘン・タールキルヘンYHは27歳以上でも割増金で可です。他の州内のYHも空いてる時期なら受付の裁量で泊めてくれますよ。 要するにお金の余りない学生(26までは可能性大)が比較的金のある層によって宿泊できなくなるのを防ぐ合理的な措置です。よって同じ意味合いから60以上とわかると、泊めてくれますよ。 私は26歳以下の者がもう来ない、受付時間ぎりぎりに行きます。たいていそれで泊めてくれます。満員でも近くの民宿を紹介してくれ、自分で探すより安く泊まれます。どんなネットも、ガイドブックもYH紹介の安宿には値段ではかないません。 なお、他州、他国でもYH料金は26歳を境に値段が違うことがおおいですよ。でも26歳以上料金でもホテルやペンションの2分の1,3分の1ですから、毎日1人で泊まるのに2人分出している、それらの宿より合理的ですよ。
Re: YH お陰でYHの様子がわかってきました。それにしても、プラハのエクストルインYHは、超高級ホテルですね!こんなすごいのもあるんじゃ、YHの認識を変えないとねー。 この先、旅行に行くときは、泊まるかどうかは別にしても、YHも宿泊の選択肢に入れることが楽しみです。多少不便な郊外に有っても、わが家の旅はレンタカーが多いので、むしろグッドです。 解説いただき、ありがとうございました。
理解してもらえて感謝です 私の周りには中高年の旅行好き(夫婦、男女一人)が多いのですが、YHを紹介するのが果たしていいのか?と思うことがあります。 YHに対してkivaさんと同じ認識な方が多く、私に勧められるまま半信半疑で泊まったところ、普段泊まっている中級やエコノミーホテルよりYHの個室の方がはるかに豪華でしかも、値段も半額から3分の2と安いので、ショックだったらしいのです。「今まで何十万円損したかなア」と自嘲気味につぶやくのです。 知らなかったほうが幸せなこともあるのですね。「名前が悪いんだよ。名前が」とユースという名に八つ当たりしていました。 でも今は損分を取り返すかのようにYHに泊まりまくっています。先日も夫婦で釜山YHアルピナに連泊し、「今まで泊まった海外の宿の中で一番良かった」と絵葉書をくれたので。先日同YHのURLを紹介したしだいです。エクストルインYHも複数の中高年夫婦が絶賛していました。 世界中にこの程度のYHはゴロゴロしています。ルーマニアでもそのようなYHを見つけたら、皆さんに教えてあげてください。ルーマニアのYHの大半は今年できたので皆新しいと思います。
